【本】私とは何か-「個人」から「分人」へ
私とは何か-「個人」から「分人」へ
平野啓一郎
講談社
とても考えさせられる本だった。
読みながら思ったことは、自分って丸い柔らかい液体の球のような感じがした。内容とは全然違うけど。その時その時によって球体からある部分が出てきて自分をつくり、役割が終わったら元の球体に戻る。そんなものかなと勝手に想像して読んでいた。
内容は理解できるし腑に落ちる。そうかもなた思うけど、それでもやっぱり自分とは何なのかわからないままだ。
そもそもわからないのが自分であるのかもしれないし。