山崎かーめん曜

製本アーティストの やまざき・かーめん・よう と申します。zoomで好きな本を音読する…

山崎かーめん曜

製本アーティストの やまざき・かーめん・よう と申します。zoomで好きな本を音読するグループを作ったのが、2020年3月。ここではその感想の書き出しをします。ご興味ある方は、facebook公開グリープ「山崎曜とzoomで本を読もう!」に参加リクエストください。

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<1193字> 冒頭の写真: 近所の公園近くの電線に、すごい数のワカケホンセイインコ、そこに連続してムクドリもたくさんとまっていて、びっくりしました。 もう一度通りかかると、こんどは群で滑空していて、すごかった。 ムクドリの群舞は何度か見ているけれども、黄緑色の長い尾のインコの群舞はちょっと見たことのない迫力でした。 ★ 5月29日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 例の50号室で動きがあり、ついに

    • 2024_0518_本読み

      <1123字> 冒頭の写真: タチアオイがもうすごい勢いで咲いていますね。 表題写真の画角が横長なので横倒して載せました。 子供のころは、近所ではあまり見たことがなくて、琳派の絵で「江戸」、 とか、なんとなく「下町」、をイメージしたりしていました。 ★ 5月18日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 現在606ページ。 今日のところでは、行方不明になっていた、リホジェーエフ、ヴァレヌーハも見つかり、

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        <1399字> 冒頭の写真: 孟宗竹のタケノコの季節が終わると、 うちのタケノコの季節になります。 今年は、4月の授業で行った秋田の市民市場で、なしろだけ(見た目、ひめだけ=チシマザサ=ネマガリタケの大きめ)というのを買ってみた。ゆがいただけだとややくせがあったが、てんぷらとても美味しかった。 うちのもサイズ的には似てるので、てんぷらを初試みたが、やっぱり苦さが勝つ。 で、丁寧に米糠で茹でて、さらしてみた。さて何にしようかな。 青椒肉絲的なやつかな。 ★ 5月15日(水)

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          <1459字> 冒頭の写真: カタバミ。 葉っぱは3つに分かれ、花は5枚の花びらだなーとなんとなく眺めました。 普通の葉っぱは元があってぴらっと一枚になってますが、これはずいぶん違うなぁ。羽状複葉っていうのもずいぶん違う形だなぁ。普通の葉っぱに切れ込みが深く入っていったのが羽状複葉で、羽状複葉の枚数が少ないのが、こういうカタバミみたいな葉なのかな? と頭の中でコーヒーカップがドーナツに変形する動画みたいに思いました。 ★ 5月11日(土)は以下を読みました。 『巨匠

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        • 『甦るフレーブニコフ』音読記録
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          <1013字> 冒頭の写真: まりものようにかわいい、ヤドリギいっぱい。 つかれてる木の種類がわからなかったですが、まだ葉が出揃わないこの季節ならではの景観。丸いものを見ると嬉しくなる。連休に行った、長野県で。 ★ 5月8日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 夢が終わり、すでにヨシュアを処刑してしまったという現実にうちのめされるピラトのところに、傭兵隊長のクルイソボイ、そしてアルタニアスが訪れます

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          <1063字> 冒頭の写真: オオムラサキツツジは、気が狂ったみたいに咲くなぁと毎年思います。 夜の街灯のあかりで撮ると、なんだか絵のようです。 花ってどうしてこんなに鮮やかな色をしているのだろう? ★ 4月27日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ ユダの話が展開するか、と期待していたのに、ユダはあっさり殺されてしまい、場面は、なかなか眠れないピラトへと戻ります。 やっと眠りにおちたピラトの見た

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          <1129字> 冒頭の写真: 先日、大胆に剪定したキンカンの幹から新芽がふいてきました。樹木に詳しい弟が言っていたとおり。 どう育つのかが楽しみです。 ★ 4月20日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ エルサレムの市街に舞台は移り、主役はアルタニアスから、彼の訪ねた女、ニーザにバトンタッチされます。密かに外出し、街で偶然のように会った男彼女の関係しているらしい男として、ユダ登場です。 ユダと言えば

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          <1137字> 冒頭の写真: 見るからに新鮮!と感じるコケ発見。触るとふかふかで嬉しくなります。前にコケに注目して山歩きした時、この仲間、とわかったような記憶があるけれども、忘れてます。蘚類であることは間違いないですが。 ★ 4月17日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 嵐のすぎたエルサレムで、ピラトの元を訪れたのは、マタイなどではなく秘密護衛隊の指揮官のアルタニアスでした。この人以前に登場してい

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          <1164字> 冒頭の写真: ちょっと前に、湘南平にお花見に行ったんですが、山崎の一番は、さくらや新緑じやなく、これ。 ハエみたいだけど、触角が蝶みたいに棍棒状。これなに? 蝶以外で棍棒状の触角を持つというとツノトンボくらいしか思い浮かばなかったです。 妻がGoogleで画像検索して、コンボウハバチ、っていうのを発見。 へー、そんな仲間がいるんですね。 60年生きて、初めて知った。 ★ 4月10日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英

          2024_0403_本読み

          <1171字> 冒頭の写真: 前回の貝母は、もう、やや老いたような花具合になってしまい、春の時の流れるのは早いなぁ、と感じています。山椒の葉も、ぴちぴちツヤツヤの瞬間をあったいうまに通り過ぎ、急がないと食べ逃す勢いです。 と、ここまで4月4日ころ書いたのですが、ほっておいて、今はもう10日。 貝母はすっかり散り、山椒もずいぶん大きくなってしまいました。 (東京のソメイヨシノも、この間に満開、そしてほぼ散ってしまいました。) ★ 4月3日(水)は以下を読みました。 『巨匠

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          <1567字> 冒頭の写真: 見上げる方向から撮った貝母。今年の貝母は葉先の巻きが少ないような気がします。 ★ 3月23日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 「巨匠」はもはや何の創作意欲もなく、ただマルガリータと居れればいいと。いろんな人が次々と「召喚」されて現れました。ヴァラエティ劇場の総務部長ヴェレヌーハ、マルガリータの女中のナターシャ、豚にされてた夫のニコライ・イワノヴィチなどなど。 そして

          2024_0320_本読み

          <1138字> 冒頭の写真: はっきりしない写真になってしまいましたが、今年も貝母の季節が来ました。いよいよ開きだした3月20日、ちょうど春分です。 毎年少しずつ本数が増えています。 地下茎で増えるのか、種が完熟する前に枯れてしまうように見えるが実は種で増えているのか。 ★ 3月20日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ マルガリータの願いで、ヴォランドはすぐに「巨匠」を現れさせます。病身の「巨匠」

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          <972字> 冒頭の写真: アシタバ。気づかぬうちに随分大きくなっていた。すぐに食べねば。 ★ 3月9日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 凝った演出で、すこーしずつ、マルガリータが黒魔術師ヴォランドの術中にはめられていくように思えます。 何か一つだけ願いを叶えてやるよ、というヴォランドの言に対して、フリーダを救うことを頼みます。 が、そういう血迷った些事でなく、こんどこそ本当の願いを、と言われ、

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          <1557字> 冒頭の写真: 残りご飯に水入れて、鰹節を入れて、煮て、梅干しと食べました。口の内壁がじんわりと温かく、それが美味しかった。 そして梅干し。 漬けた、去年の自分ありがとう。 その後、ちゃんとお米から炊いてお粥を作りました。 こっちは一口目から、お米の味。 こんな香ばしいというか味わい深い味だったか〜と改めて感じました。 お米を作ってくれたEさん、ありがとう。 少し残っている胚芽のぷちっていうのがすごく美味しかった。 実は、家族で仲良く、ノロになりました。丸

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          <1328字> 冒頭の写真: マエアカスカシノメイガ、という蛾だと思います。 この「ノ」は実は「野」なのですが、 言葉の味わいは、 藤原道長(ふじわらのみちなが)とか源頼朝(みなもとのよりとも)などの「の」みたいに感じるのが、いとゆかし。 ★ 2月28日(水)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ お話の冒頭で死んだベルリオーズの頭蓋骨の盃で、血から変わった甘い酒を、女王マルガリータが飲む、という大団円(?

          2024_0224_本読み

          <1222字> 冒頭の写真: 今日(24日)は満月、そして今年の「最遠の月」だそうです。 昇り始めた月は雲で歪んで、ますます小さいです。 ★ 2月24日(土)は以下を読みました。 『巨匠とマルガリータ』  ブルガーコフ 著集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ ☆ 毎回だいたい15〜17分くらい読んでします。今日のところは、ずーっと暖炉の穴から現れ続ける、過去の危ない犯罪者や、大量殺戮をした昔の王様などなどの群れ群れ群れ、の描写でした。 「悪魔の大舞踏会」ですから。 大量の