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超お薦め!【エイブラハムの対話】宇宙の法則の子育て論



エイブラハムの対話で
妊娠や子育てに関する私の大好きな
過去の対話を集めてみました。

私の訳です。
ときどき省略している場所もあります。

妊活については、
この宇宙の法則セッションを
ご利用くださった方から、
妊娠&出産できた!
というご報告もいただいております♡

子育てについては、この教えに私自身が超感謝!
少しづつ理解していくうちに
私自身がアラインしはじめ、
無条件の愛を体感し、
子供への在り方が明確になっていくうえで

子育ては喜び以外のなにものでもなく、
迷いや不安がふっきれて、
母としての最高の体験をすることができています。

子供自身も子供なりのコントラストを
体験しながら何かを叶えたり創造する
ステップ5ライフのループに入り、
波動の高さを今でも保ち続けることができています。

この教えを実践した結果、
子供の状況は以下のとおり

✅勉強が楽しくなり大学の奨学金をもらえた
✅自分と繋がれている(アラインできてる)
✅好奇心が生まれ行動力がついた
✅先生たちにとても良くしてもらえた
✅大切な親友が何人もできた
✅将来への夢が明確になってきた
✅高校生活が充実していた
✅大学では最高のルームメイトを引き寄せた
✅コントラストからの回復が超早い
✅希望の場所でインターンシップを引き寄せた
✅家族愛がさらに高まった
✅最高に楽しい母子関係を築けている
✅私の新しいパートナーとも仲良くできている

などなど

宇宙の法則が大好きだけど
子育てにはどうやって落とし込めばいいの?
という方のために、

私の過去ブログ【幸せになると、どんどん叶う】でご紹介した
子育てに関する対話をいくつかピックアップしました♡

親としての在り方、波動の持ち方、
無条件の愛についての理解、
子供に対する意識の持ち方など
エイブラハムが質問者たちに優しく説明してくれています。

私自身が大きく恩恵を受けたので、
宇宙の法則流の子育ては
私は心からお薦めします♡





妊娠できない。。


女性の質問者:
妊活を2年ほど続けていますが、
まだ叶ってません。

パーフェクトなベイビーを
引き寄せることってできるんでしょうか。

エイブラハム:
パーフェクトなベイビー。。。。。


女性:
健康で、ハッピーで。。

エイブラハム;
自分とちゃんとアライメントしている
ということですね。

まあ、
人間は生まれたときは
もともと、
みんなそうなってるのですが。。

妊娠したい!
早く欲しい!
と思っていても、
さっぱりできなくて、
諦めて養子を迎えたら、
妊娠した。

そんな話はよく聞きますね?

赤ちゃんが「いない」という
欠乏感にずっと
意識をあてていた状態から
赤ちゃんが「いる!」という
満足感に意識が向く状態になったときに
起きることです。

「ある」の波動が作動するから。

たとえ実際に目の前になくても、
波動の世界に存在する
創造物に意識を向け、
すでにそこにある!
という事実に満足感を覚えると
体験に現れるのですが、

多くのの人たちには
これができません。

以前、
カリフォルニアでのワークショップに
ある女性が参加して、
妊娠したいのにできないという
対話をしました。

我々は、今話したことを
詳しく説明したのですが、

3か月後にまたやってきてホットシートに
選ばれるやいなや、
またもや同じ質問をするのです。
同じ対話が続き、
常連の参加者は多少うんざりしたほど。

でも3年後にやって来て
ホットシートに選ばれた彼女は、
妊娠していると報告してくれて、
そのときは会場から
拍手喝采を受けていました。

その時点で妊娠はしていたけれど、
赤ちゃんを抱っこしていたわけでは
ないのに。

つまり、
ベイビーは、
ボルテックスの中にいた
ようなものです。

みなさんに言えることですが、

あなた方はみな、
妊娠してるのです。

望んだものは、
すべて波動の世界にある。
あなたが波動をマッチさせれば、
ちゃんと産むことができる。

それがここにない。。。。
と寂しく思ったり、
欠乏症をかかえながら
同時に受け取ることは
できません。

周波数があまりに違うため、
引き寄せることができないということ。

だから、
今のあなたに言えることは、
今の生活を楽しむ。

今の生活を終わりにしたい、
と望むのではなく、
今を楽しむ。

運命の彼が見つかったら、
幸せになれる!

ドリームハウスを購入できたら、
幸せになれる。

あの旅行に行けたら、
超幸せー!

パーフェクトなベイビーが生まれたら、
幸せになれる。

。。。

そうではなく、
波動の世界に創造されたものに、
今から愛情を注ぐのです。

まずは、波動ありき、
です。

今が完璧なのだと、
分かってください。

たとえ今のあなたに
欠けているものがあったとしても、
それは、それでいい。
完璧なのです。

波動の世界には、
あなたが欲しいものはちゃんとある。

あなたは、
まだお母さんになってないけど、

もうすぐ、お母さんになる。

もうすぐ、お金持ちになる。
もうすぐ、起業家になる。
もうすぐ、売れっ子作家になる。
もうすぐ、売れっ子俳優になる。

こうした時点にいる人たちが、
どうやって、
それを気持ちよく認めることが
できるのか。

それは、

今すぐ叶わなくてもいい!
と思ってみること。

実際に、
今すぐ、全部叶わなくたっていいし、
その方がいいと思いませんか。

もしもあなたの夢が、
この瞬間にすべて叶ってしまったら、
あなたはきっと発狂してしまう。
すべてを受け取ることなんてできないし、
ストレスを溜め込んで
薬が必要になるかもしれない。

だから、
今を楽しんでください。
今しかないこの瞬間を。

ひとたび赤ちゃんが生まれたら、
ノンストップで大忙しです。

だから、その間に、
叶って欲しいものの波動と
自分の波動をマッチさせる
練習をしてみる。

叶う前から、
無条件に幸せを感じる。
ひとたびそれをすることができれば、
一番簡単な方法で、
願いは現実化することでしょう。

ここにないものに対して
心配しない。
不平を言わない。
不安にならない。
話さない。

そのかわりに、

これから受け取るものについて話す。
欲しいものについて考える。
どんなに自分の人生が
うまくいっているかについて、
話すのです。


そして、
これから現実化される、
波動の世界の創造物に
自分の幸せをベッタリと
依存しない。


彼らは(創造物)は、
宇宙のボルテックスの中から
地球上のあなたを見下ろして、
こんなふうに言ってますよ。

「やだよ~。
まだ現実世界に行きたくない。
彼女にベッタリと幸せを
依存されたくなんてない。

うざいよ、重たいよ。
責任を押し付けられるなんて
御免だね!」

(みんな失笑)

「いや、ほんと、
まじで行きたくない。
彼女が自分の力で
自分を幸せにできるまでは、
現実世界には行かない。
彼女が僕に幸せを依存しない
安全ゾーンにちゃんと入ったら、
行くことにする!」

ちょっと大げさな
言い方をしましたが、
宇宙からみたら、
そんな感じなのですよ。

2014年の1月18日に
フロリダで行われたWS


★ここで例にあげた女性の対話は
以下になります



やっとママになれた!




女性:
2007年に、
ここに座らせてもらったとき、
2008年には妊娠したい!
という話をしました。

でも、結局、妊娠しなかった。

それで、自分にこんなふうに
言い聞かせることにしたのです。

大丈夫!
2009年には絶対に妊娠するから。

でも、
やっぱりその年もダメだった。


エイブラハム:
またやりなおし!

女性:
イエーイ!あはは。
(女性も会場もなぜか大笑い。
超がつくほど明るすぎ♪)

まさに、そう!

でも、2009年には、
私のベイビーは一体どこよ?
モードになっちゃって、

不妊治療することにしたんです。

3回治療して、効果がなくて、
ストレスと、不安と、
本当に授かるのか?っていう
疑いの気持でいっぱいになり。。

それでもう、
エイブラハムの言うことだけに
従おう!と決心して

今、幸せになる

それを徹底的に実行しました。

いつ授かるのかなんて
知らなくていい。

赤ちゃんに恵まれても恵まれなくても
自分の人生に感謝して
幸せに生きることにしよう。

そうすれば叶うから、ではなく、
そうすることで、
いい気分になれるから。

そしてハロウィーンには
セクシーなジプシーの恰好をして
38歳にして童心に戻り
親友の子供と私の旦那と一緒に
トリックオアトリートして
キャンディをもらって
とことん楽しんだり、
その他にも色々楽しいことをしました。

ハッピーな気分になりたかったから。

ただ、そのためだけに
その瞬間を楽しんでいたんです。

そして今。。。

妊娠4か月めとなりました。

(突然、大泣き。会場拍手)

エイブラハムにお礼が言いたかった。
私の人生の道案内をしてくれたこと。
特に妊娠に関しては。。

宇宙の法則を理解できたこと。
自分のインナーガイダンスを
信頼できるようになったこと。
それが、人生の最高のギフトです。

ありがとう。本当に、ありがとう。
すみません、こんなに泣いちゃって。
ホルモンのせいかしら。

エイブラハム:
みんなで拍手して
大喜びで終わればよかったのに、
会場もしんみり涙モードになっちゃったので
少し続けますが。。

(みんな笑・もらい泣きしてた人も多いはず)

あることについて
とても難題に感じられることがあり
それに対して苦しんだすると、

願い事の現実化はどんどん遅れてしまう。

そして、
ようやく願いが叶ったあとでも、

叶う前の苦しみについて
ダラダラと言い訳したり、
説明したりする人が多いのです。

さらには、

ここに辿りつけたこと、
そして、これまで起きたことに
本当に感謝しています!(Gratitude)
と言うとき、
それはいいことではあるのだけど、

すべてを受け入れる
無条件の感謝(appreciation)とは
ちょっと違う波動なのですよ。

涙を流して泣くということは
抵抗感を手放している状態になっていて、
とっても大切なことなのですが、

それじゃあ、嬉し泣きの涙と、
苦しくて泣いてるときの涙、
痛いときの涙、寂しいときの涙は
どう違うのですか?
と聞かれれば

無条件の感謝(appreciation)
でいるときに、
涙は出てこないものなのです。

過去から今に至るまでのことを考えて
感謝に浸るときには(Gratidude)、
抵抗感を手放すためにも涙が出る。

だから今はもう、

ここにたどりつくまでに
どんなに苦しい思いをしたか
どんなに悲しい思いをしたか
そんな波動を出し続ける代わりに、

今の自分と
これから先の自分に対して
祝福するような気持でいてほしいのです。

今はもう、そのときなのですよ。。

願いが叶って
ここに辿りついた。

苦労したときのことを
思い出したり何度も繰り返し話したりするのは

他人に話すと共感してもらったり、
笑い話になったり
貰い泣きする人もいたりして、
ウケがいいから、
ということもありますね。
苦労話をすることで
嫉妬されずにすんだりもする。

でも、そうしたことをしていると、
あなた自身の今後の展開が
どんどん遅くなってゆくのです。。

どんどんどんどん
遅くなっていくんですよ。
(会場、拍手)

誰だって他人に認めてもらいたいし
他人からの評価は
とても大切だと思っている。

だから、豊かさを受け取っていることに
嫉妬されるのを避けるため、
自分の今の幸せな状況を
少し和らげて伝えてみたりする。

嫌われたり、無視されたり、
距離を置かれたりしないように、

他人とのコネクションを重視して、
他人に気を使うようになると、

結局のところ、
自分自身とのコネクションが
失われてゆくのです。

そして、
大きな欠乏感を抱えている人に
言いたいのですが、

ないものについて、考えないこと。

エイブラハム、
「ない」という状況を
どうやって無視するんですか?
欲しくて欲しくてたまらないものが
ここにないというのに!

と言うのならば、
その答えはこうです。

どうして、それが欲しいのか。
そのエッセンスを感じてください。

それは欠乏感ではないはず。

妊娠中は、まだ実際に赤ちゃんを
抱っこしていない状態ですね。
つまり、本当に現実化はしていない。

でも、妊娠中は幸せでいっぱい。

だから、叶っていない状態は
妊娠中だと思えばいい!
ボルテックスは、妊娠、だということ。

あなたがほしいものは
ボルテックスの中にある。
エコーで見てみたいですか?

すぐに生まれてくるわけではないけれど、
あなたは受け取る準備をしながら
それを手にできることを考えて
感謝でいっぱいになれるはず。

最初に、感謝してしまう。

そうすることで叶う。

でも、
最初に感謝すると、
実際には何が起きるのか?

この瞬間に、ハッピーになれる!

今、今、今、今。

今、ハッピーになれるのですよ!



★2011年にCAで行われたWSの対話
の一部をもとに書きました。
この話は、その後の対話でよく
引用されるため、
有名なエピソードなのですが
私は今日、はじめて耳にして、もらい泣き
してしまいました。
とっても明るい女性のようです。

ホットシートには何度も選ばれているという
彼女、今回選ばれたのはさすがですね。
エイブラハムにしても
参加者の顔をじっと見ながら選ぶわけではなく
(故意に選ぼうとしてもかえって難しい気がします)
エネルギーの強さで選ぶようなので、
このタイミングで彼女を選んだのもさすが。

感謝にむせび泣いている彼女へのとても優しい
メッセージが込められていました。



出産の迷いと不安


女性:
夫がとっても子供を欲しがっているんです。

それで、
よし!ママになろう!
きっと素晴らしい体験となる!
と思ったかと思えば、

もう46歳だし。。
2回ほど不妊治療したけどダメだったしなぁ。。
って挫けてしまうことも。

疲れ果てて、自分のことすら
する気力がなくなってしまう
ときもあるのに、こんな私が
どうやって、赤ちゃんを育てることが
できるんだろうって。。。(涙声)

エイブラハム:
赤ちゃんはあなたにインスピレーションを
与えてくれますよ。

(みんな拍手)

もちろん、
だからってあなたを励ましたり、
反対に諦めさせたリ、
そういうつもりは全然ありません。

どっちつかずの思考は、
あなたを苦しめるのだから、
決めてしまうといいのです。

あなたはきっとボルテックスの中に
何が入っているのか
とても知りたいと思っていることでしょう。

そこに赤ちゃんがいるのに、
自分がものすごく大きな
抵抗を持ってしまっているのか。
あるいは、
そこに赤ちゃんはいないから、
出産のことを考えると自分との調和ができなくなって
つらくなるのか。

女性:
まさに、そうなんです!

エイブラハム:
どの思考が、
一番気分良くなれるのでしょうか。

これまでの人生の中で色々な望みを日々、
ボルテックスに送り込んできたのだから
まだ受け取っていない創造物を
受け取るときが来たと思っていますか。

女性:
はい。

エイブラハム:
我々があなただったら子供を産まない、
という選択をしたふりをして
1週間を過ごすでしょう。

そして、
その答えにアラインメントし、
次に起きることを見てみる。

あなたのボルテックスの中に
何があるのか知りたいのは分かりますが、
そして、
それを我々から聞きたいのでしょうが、
間違いというものはないのです。

産むにせよ産まないにせよ、
ひとたび決めたらその答えに同調することで、
幸せになることができるのです。

ただ。。。。

(沈黙、そして、言うのをかなり
ためらいながら)

あなたのボルテックスには
赤ちゃんがいますよ。

(会場拍手喝采!
女性もわっと嬉し泣きみたいな感じ)


女性:
ずっと考えていたんです。
赤ちゃんを産まない答えをだしたら、
夫は私を去るでしょう。

そしたら、もう、楽しくなんてない。。。
でもだからって産むことにしたら、
育児のことを考えただけで。。。

エイブラハム:
だからさきほど、
インスピレーションのことを言ったのです。
あなたは今後、ボルテックスから
インスピレーションを受け取り、
自分がしたいことが
どんどん明確になってゆくし、

自分の強さを発見し、
今まで知らなかった自分の部分とも
巡り合えることもできる。
もっと成長してゆくことが
できるのですよ。

答えとなるものは、生きてゆく中で、
色々と発見してゆくものなのです。

だから日々、
決めてしまう習慣をつけましょう。
決めてしまえば、アラインメントが生まれ
そこからパワーと明確さが生まれる。
それにより、もっと人生を生きることが
できるようになる。*

女性:
私は2つの答えの間にいて、
どちらかに手が届きそうなのに。。。
という状態でいました。

エイブラハム:
勢いが生まれたら、
それに乗ることを恐れないこと。

いい気分の勢いがついて
そこに乗ることができたら、
その勢いはあなたが行きたくない場所に
あなたを導くことはないのだから。
流れに乗ることを怖がらない。

このままやってみよう。

前進していくうちに
答えはちゃんと見るかるのだから。
という気持ちになる。

答えが見つかる。
やり方を発見する。

そんな部分だって
人生の醍醐味なのですよ。


★2016年10月にスタンフォードで
行われたWSの中の、
この対話の前半部分をもとに書きました。




毒親に傷ついたインナーチャイルド


男性:
どうしてわざわざ、
毒親のもとに生まれてきたりするのでしょうか。

エイブラハム:
どうしてアメフトの選手はあんなに一生懸命
プレーをするのだと思いますか?

男性:
そりゃあ、やりたいからでしょう。。

エイブラハム:
でも、どうして?
実際に試合を見たことありますか?

ガンガンぶつかりあって
地面に叩きのめされるのは目に見えている。
なのに、どうしてわざわざ
そんなスポーツをするのでしょう?

男性:
もっといいスポーツを思いつかなかったから???

(会場・笑)

エイブラハム:
それをするメリットは?

男性:
巨額の契約金?

エイブラハム:
そうかもしれません。

でも、もしかしたら、
それをやらずにはいられないような
フットボールへの情熱。
自分の体の動きへの集中力。
試合において、非肉体から
支援されているかのごとく、
考えもせず自然に体が動いてしまう、
その感覚がたまらないとか、

大勢の観客たちを前にしたときのゾクゾク感。
彼らに向かってエネルギーを放出していると
実感できるところ。

あなたというエネルギーがこの肉体に宿ったとき、
その一番の目的は、心地良さではなく、
自分が何なのか、
しっかり理解することなのです。

なんでも簡単にスラスラできてしまう人生が
いいわけでもなく、
どうやって創造してゆくのかを、
色々体験しながら学んでゆく。

「地球上の肉体に辿りつく前に、
すべてがちゃんと整っていなければだめ!
そして、ひとたび肉体に入ったら、
すべてがスムーズに展開する人生でないといやだ!」
なんて言いながらやって来たのではなく、

「色々なコントラストを実際に体験しなければ、
自分が一体何を好きなのか、何をしたかったのか、
何を望んでいるのかなんて分からない。」
と納得した上で、やって来たのですよ。

だからといって、
惨めな環境に生まれたいと
願っていたわけでもありませんが、
幼い頃から被害者意識を持ってしまう
ということはあります。

なぜなら親は
「言うこと聞かないとダメですよ。」
「いい子にしてたら、~をしてあげる。」
と教えこんでしまい、子供は
本当の意味で自分を幸せにしてくれる
わけでもない親の言うことを聞くように
なってしまうから。

そして親は子供たちの世話をあれこれ
焼いてゆくわけだけど、

そんな中で、
自分の思い通りにならないと、
自分は親に愛されていないといった
被害意識が子供の中に芽生え、
自分の幸せを他者に依存するような人間に育ってしまう。

もしもあれこれ手を焼いてもらうことがなく、
自分のことは自分でしなさいと
育てられたらどうだったでしょう?
あなたの意見は?

男性:
僕は義理の父親に
ひどく殴られて育ちました。

エイブラハム:
悪い子だから殴って当然
と思っていたのでしょうか。

男性:
お前は間違って生まれた子供だ。
誰もお前のことなんて欲しくなかったんだ。
そんなふうに言い続けてました。

エイブラハム:
自分のことを一番理解して、
一番愛してくれているのは
自分自身(内面)なのに、
人間というものは、
他の人間から愛情や理解を得ようとする。

義理の父親のことを信じてたんですか。

男性:
いいえ。でも、仕方なかった。。

エイブラハム:
彼のことは信用してなかったけれど、
彼の存在は大きかった。

男性:
大きな男でした。

エイブラハム。
そして意地悪だった

男性:
他に頼る人もいなかった。

エイブラハム:
だから機嫌を取りたかったわけですね。

男性:
そうすれば
少なくとも放っておいてくれるから。
(涙声)

エイブラハム:
自分の内面と違う方向を見つめていると
ネガティブな感情が生じてきます。

お前なんて生きている価値がないんだよ
と言われてとても辛くなってしまうのは、
あなた自身の内面はそうは思っていないから。
それが事実でないと知っているから。

それを信じているあなたと
信じていないあなたの「内面」に、
ズレが生じてしまっているから。

でもあなたはまだ小さくて
もちろんそんなことは知らなかったから、
彼の気に入られようとした。
不幸せなその男のご機嫌を取ろうとした。

男性:
自分に嘘をついたんです

エイブラハム
でも、
本当に彼の機嫌をとれたんでしょうか。

男性:
ええ、時折。

僕が誰かを殴ったとき、すごく感心して、
よくやった、それでこそ
俺の息子だと褒めてくれた。

僕が12歳のときに、
どうしてそんなに殴るのかと聞いてみたら、
にやりと笑って、
気分がいいからだと答えていた。。。

今でも自分の波動に
大きく影響しているんです。

エイブラハム
その話を繰り返して話せば話すだけ、
その波動は作動してしまう。
実際に、
彼はもうあなたを殴ったりしていないのに。

最初のあなたの質問。
どうして、そんな親を選んでくるのか。

その答えになるような体験をしましたか。

男性:
ええ。
それについて書いてみたい。
その体験を通して自分を表現してみたいんです。

エイブラハム
ほら!もう答えを知ってるじゃないですか。

男性
でもいまだに目に見えない檻に
入れられてる気分になる。

エイブラハム
その話を繰り返すことで
波動を作動させ続けているからですよ。

誰かを殴ったときいい気分でしたか。

男性:
いつだってそのことを後悔しています。

エイブラハム
殴るのと殴られるのと
どちらの方が、少しばかりいい気分でしたか

男性
殴られる方が気分が悪いです。

エイブラハム
感情のスケールを見てみましょう。
罪悪感はひどいもの。(感情21)
でも、責めたり(感情19)
誰かを殴ることで(感情17)
少しばかり自分の中でコントロールができてくる。

その頃のあなたはいつも殴られて
惨めな思いをしていた。
愛されないことに不幸を感じて、
自分のことも愛していなかった。
そんな自分が嫌いでもあった。
そんな場所から愛情いっぱいのワクワクの位置に
一気にワープすることはできなかったわけです。

そして、目の前に起きたことに
いちいち反応していたわけだけど、
もうそんな必要はないのですよ。
そのときのことを思い出して
いちいち波動を作動させることはないのです。

少年時代に日ごろから殴られ続けていた頃、
あなたは様々な願いを
ボルテックスに投げこんでいました。

もっといい状況になったら!
義理の父親がもっといい人になってくれたらなぁ。
自分で自分を守りたい。自立したいなぁ。
もう殴られたくない。強くなりたい。

そうした数々の体験によりたくさんの願いが生まれ、
あなたは波動的に、
そうした自分像を明確に創造していった。

あなたは人を殴ったりしていますか。

男性:
僕はそういう人間じゃないけれど、
問題解決の方法がないときに、
ちらりと頭をかすめることもある。。

エイブラハム:
解決方法がない。

行動でとる場合の解決方法だとしたら、
幼い頃に殴られたとき、
義理の父親を殴り返すわけにはいかなかったから、
そのまま殴られるか、逃げるか、隠れるか。
自分の態度を変えるかなかったわけですね。

男性:
逃げることなんてできなかった。。。

エイブラハム:
そのときの感情をよみがえらせるのが
目的じゃないから、
突き詰めて答えなくてもいいのですよ。

義理の父親の暴力は止まることがなかった。

男性:
機嫌がわるかったら、もうそれでおしまい。

エイブラハム;
あなたは成長し、今なら他人を殴ったり、
義理の父親を殴り返したり、
武器を購入したりすることができる。
それこそ、戦うことができる。

でも、だからといって、
そこから、自分の行きたい
場所に行けるわけじゃないことも知っています。
(幸せになれるわけじゃない)

だから、やがてあなたは我々のような存在を
引き寄せることとなったわけです。

波動力。
世界を創造するエネルギー力。
自分の波動を調節すれば大きな行動をせずに状況を
変えることができることを知るために。

この世の中は行動によって
問題解決しようとやっきになっている。
それこそ、行動で相手を打ち負かせようと
四六時中そんなことをしているけれど、
それをしている人間たちは誰もいい気分なんて
持っていません。

殴られ続けて育った子供は、
暴力やののしり合い以外の
以外の方法で幸せになる方法はないのか、
考え始めるのではないでしょうか。

あなたは自分の現実を創造している。
でも、だからといって、
暴力的な人間を自分で創造したと言っている
わけではありませんよ。

男性:
どうしてそんな世界に入ったのでしょう?

エイブラハム:
あなたの波動に
引き寄せの法則が反応してしまっていたのです。
でも、行動でもって、義理の父の暴力を辞めさせるのは
不可能なことでした。
お母さんや警官が動いたとしてもです。

男性:
母親は助けてなんてくれなかった。

エイブラハム

我々がここで言いたいのは、
どんなに行動したとしても、
解決法がないということです。

でも、同時に素晴らしいことが起きていた

あなたは認識していなかったけれど、
ボルテックスを築き上げていた。
あなたの内面はどんどん強くなり、
自分の望みを明確にさせていった。

そして今、あなたが過去との闘いをやめて
受け取ることに専念すれば、
本来の自分を取り戻すことが
できれば、そうしたものが現実化してゆくのです。

あなたの内面は過去を振り返ったりしないから、
あなたが過去と闘って感情を込み上げるたび、
自分自身との不和が続くだけのこと。

他人の行動を見て感情を揺さぶられたり、
自分の行動で物事を解決しようとしたり、
行動に反応する人生はもうやめましょう。

あなたの波動を変えることで、
嫌な現実を変えることができるです。

意地悪な人間と向き合おうとすれば、
意地悪な人間を引き寄せてしまう。
宇宙にはYESしかないのだから
意地悪な人間を見てNOと叫んでも
宇宙にはYESと届くだけ。

ドラッグや犯罪に意識をあてて
それを撲滅しようとすればするほど
その存在は大きくなる。

意地悪な人間、暴力的な人間、
その被害者を助けたいと思っても、
悪人に目を向けたが最後、
その人間から誰かを守ることは不可能なのです。
なぜなら、その加害者に意識を当てたとたんに、
あなた自身が自分と調和できなくなってしまうから。
その結果、流れの良いタイミングとも調和できなくなり、
宇宙からの応援も受け取れなくなってしまう。

男性:
悪者は相手をそう簡単に
被害者を逃がそうとはしないのでは。。

エイブラハム:
行動重視の世界で見ると、
より大きくてより意地悪で
より力強い人間の方が強い存在ですね。

でも、アラインメントと愛情、
ソースの方が、絶対的に強いし
あなたの内面は、ちゃんとそれを知っています
人間がその肉体を失い非肉体エネルギーに戻るとき、
つまり世界を創造する大きなエネルギーに戻るとき、
そうした悪意は消えてしまうものなのです。

親に殴られてひどい気持になったのは、
親に言われた通り、
自分がダメな人間だと信じてしまったから。

でもあなたの内面は、
そんなことは信じていない。

あなたの内面はあなたをとことん愛し抜いて、
あなたの価値をちゃんと知り尽くしている。
今でも涙が頬を伝わってしまうのは、
あなたの内面が、昔と変わらず
あなたを愛しているというのに、
あなたが同じ気持ちを抱かずに、
ちゃんと一致していないから。

だからあなたの質問に戻ると、
どうして自分にこれをしてしまうのだろう。
どうして忘れることができないのだろう。
といえば、

それは単に、あなたがすべてが
エネルギーではなく行動によるものだということを
すっかり信じ込んでしまっているからであり、
感情ではなく、
言葉を信じ切っているからなのです。

義理の父親のことを考えている限り、
愛情を感じることはできません。
あなたは自分自身に『愛』の感情を許していないのに、
今ではそれを義理の父親のせいにしている。
でも、そんなことはもうきっぱりと辞めて、
今の瞬間、愛情を感じられるような物事や人の方に
思考を導いてゆくべきなのです。

(会場拍手)

あなたは殴られ続けてしまった。
もちろんそれはひどいことです。

でも、その体験により、
本当の意味での自立のみが、
幸せをつかみ取る方法だということを
ずっと分かっていたはずです。

過保護に育てられなかったことにより
あなたのボルテックスは
あなたの想像以上のものが溜まっていて、
あなたの波動がそれと同調したが最後、
言葉には言い尽くせないほどの幸福感を
認識できることになるのですよ。
もちろん、日ごろから、そうした実感を
得ていることがたびたびあるはずです。

暴力を受けたりしている犠牲者を
助けたいと思うのは当然のこと。

でも実際には、
自分自身を取り戻さず、
本来の姿になって幸せの流れに乗ることができない。
そんな仕打ちを自分自身にしてしまっている犠牲者の方が
ずっと多いものなのですよ。

他人から何かをされているように見えても、
誰もあなたに何かをすることはできないのです。
親のせいで自分は不幸に育った。
自分の国の政治のせいで
自分に不利な法律のせいで。
給料が安いせいで、
結婚相手のせいで
自分は幸せになることができない。

そんな思考癖がある限り、
自分が幸せになれない理由を
引っ張り出し続けることになるのです。

思考は、選ぶことができる。
思い出に浸って苦い感情を蘇らせるのか、
いい気分になれることを考えるのか。
思考癖を変えること。
『今』の感情を大切にすること。
それを優先させるのです。

あなたの義理の父はひどかった。
でも、その彼を愛さなかったとき、
あなたは自分自身も愛していなかったのです。

もちろんその相手は
嫌われるに値する人間だったかもしれません。

でも、誰かを嫌えば

あなたも自分を嫌うということになる。
誰かを憎むことによって、
自分を傷つけることになるのです。

なぜならあなたの内面は、

彼を憎んではいないから。。。。


男性:
僕は実はそれほど彼を憎んでなくて、
憎むとしたら、それは実の母親の方なんです

エイブラハム
関係ありません。あなたの内面は、
あなたの母親をも憎んでいないのです。

あなたの内面は、
母親がそのときにいた位置を
ちゃんと理解しているから。
そのときには彼女は、
それをすることしかできなかった。

でもあなたは、子供の頃の辛さや憎しみを
こんなにも長く持ちこたえてしまっている。

先日エスターは、美しく育っている孫娘に
少しばかり嫉妬してしまいました。

孫娘のケイトは毎日とても楽しく過ごしているし、
大きな未来が待っているのだから。

ああ。私も今の知識を備えたまま、
子供の頃に戻れたら。とエスターはふと思い、
自分があと何年生きられるのだろうと
思うと、欠乏感に襲われました。
ほんの一瞬のことではありますが。

(会場・笑)

あとになって我々は
エスターにこんなことを伝えました。

あなたと孫娘は
「今」という時間に向かう関係においては
まったく同等なのですよ。

ケイトにあるのは今であり
あなたにあるのも今であり
それはあなたとあなた自身の関係でもある。

つまりケイトだって
今の瞬間みじめになることができるわけです。
そういう感情を選ぶこともできる。
エスターだって同じこと。。

今この瞬間に幸せになることを
選ぶことだってできる。

それだけです。
この場所において、この瞬間、波動的な自分との関係。
それだけが大切なのです。

過去の自分は関係ない。
今の自分が、すべて。

あのときは、あなたはそれを選んだのだし、
今のあなたは、今を選ぶのです。

ひとたび自分が本当の自分自身に
ぴたりと調和することができれば、
自分らしさを取り戻し
自分の魂を見つけることができれば(いい気分を見つける)
あなたは解放され、今を大切に生きながら、
人生を楽しんでゆくことができるのです。


おしまい

エイブラハムの『感情のガイダンススケール』
↓ あなたはどこ?


1.喜び/智/溢れる活力/自由/愛/感謝

2.情熱
3.興奮/没頭/幸福感
4.ポジティブな期待/信念
5.楽観
6.希望
7.満足
8.退屈
9.悲観
10.フラストレーション/イライラ/我慢
11.圧迫感
12.落胆
13.疑念
14.心配
15.自責
16.挫折感
17.怒り
18.復讐心
19.憎しみ/激怒
20.嫉妬
21.不安(身の危険)/罪の意識/無価値
22.恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能



★かなり長い対話だったので中間は省略しました。
前半はこちら

後半もかなり長くでところどころ省略してしまったうえに
聞き直してないので、
訳わからない内容になっていたらごめんなさい!

虐待を受けてきた人たちの心境は
そうでない人たちにはちゃんと理解できるはずもなく、
この対話が彼にとって納得のいくものだったのかどうかは
分かりません。でも、エイブラハムは前方しか見てないので
いつもこういう答えですね。

2016年10月29日アトランタで行われた
エイブラハムのWS。
動画はWS全体なので、対話のタイトルは今の時点では
なしです。






子供がいつもオンライン中



女性:
今の子供たちは
テクノロジーの時代に生まれたのだから、
昔ながらの木や石の玩具の方を
無理に押し付けるのではなく、

子供たちが夢中になっていることをさせる。
とあなたが言っていたことを聞き、
素晴らしいと思ったし、
ちゃんと理解はしています。

ただ。。。。。
テクノロジー漬けにするのは
絶対に良くないと書かれた本も出てるし、
12時間もぶっ続けでゲームをしてる
ようなときにはどうすれば?

それ以外のことなんてしないんです。
もっと他に学んだり磨いたりするものが
あるのに。。

エイブラハム
まずは瞑想することをお薦めします。
そしたら彼らの行動は気にならなくなる。
(皮肉気味に)

でもあなたは、
子供たちの行動をコントロールしたり
自分が彼らを導こうと決めたわけですね。

なぜなら、子供たちのために
意味のあることをしてあげたいと思うから。
それが、あなたのボルテックスに入っている。

でも、あなたが
子供たちのために何かをしてあげたい、
子供たちは間違っている
子供たちは自分のガイダンスが聞けない
と決めつけているとき、

子供たちにかける言葉の裏には
「あなたたちはまだまだ小さいから、
何がいいのかよく分からないし
自分の本当のガンダンスも聞こえないんですよ。
今聞いているガイダンスは、間違っているからね。」
となってしまっている。

本当にそんな意味のことを言いたいのですか?

女性
いいえ、全然。。。

エイブラハム:
ならば、まず最初にすべきことは、
自分自身をなだめること。

そして冷静になって、考える。
本当に12時間もぶっ通しで
ゲームで遊んでいるのでしょうか?
そんなことはないはずです。

テクノロジーは素晴らしくて
離れている友達と繋がって遊ぶことができるし、
今となっては、昔の時代を生きてみたいなんて
誰も願ったりはしていない。
そもそも、大人や自分の両親が外にでて
馬車で遊んでるところも見たことがない。。
(会場・笑)

電話が登場したら、
みんなが電話にとびついた。
テレビがこの世に生まれたら
みんながテレビに飛びついた。

あなたは他人の望みを
邪魔することはできないのです。

人間は誰だって
強烈な望みを持って生まれてきた。
そして子供たちは、
大人がそれを分かってくれないと知っている。。

ジェリーとエスターはかつて、
マサチューセッツ州にある学校を訪ねました。

午後になってコンピューター室を覗いたら
子供たちがパソコンを使って楽しんでいたので
ジェリーがこんなことを言いました。

「私達の会社にある20台のパソコンが欲しいかね?
新しいのに買い替える予定だから
不要になったパソコンを寄付しようと思ってるんだ。」

すると全員が
声をそろえるようにして言ったのです。

「不要になったやつじゃなくて、
新しいパソコンの方が欲しいよう!」
(会場・笑)

古いパソコンはたった2年前に買ったものなのに、
子供たちはそんなものにはまるっきし興味はない。

人間は前を向いて
どんどん進化しているのです。

「今」はもう古いことで、
「今ここに現実化した現実」だって
もう昔話になっているということを
子供たちはちゃんと知っている。

テクノロジーの進化が速いのは、
今はもう古いという認識のもとに
常に前を向いているから。

だから、ゲームばっかりするな!
と言うとき、子供たちの耳には、
昔に戻りなさいという言葉にしか聞こえない。

あなたの姿もスローモーションにしか映らない。
大人たちときたら、
最新テクノロジーを備えたデバイスを手にして、
どのアイコンを押したらいいのかもわかってない。
あまりに色々ありすぎて神経が壊れそうになっている。。

女性:
あははは。。。

エイブラハム:
あなたが自分のボルテックスに入れたものと
子供たちが自分のボルテックスに入れたものは、
違うのだ、ということ。
でも、素晴らしい展開でうまくブレンドすることだって
できるのですよ!

子供たちが、
ボルテックスの現実化のための準備をしている。
あなたはそれを受け入れる準備の準備をしている。

だから、子供たちの準備ができて
あなたの準備ができていないときに、
その邪魔をしないで欲しいのです。
自分が子供たちを導かないと!と思わない。
子供たちだって、願ったものを、叶えている。

子供たちはどんどん進化しているのだから、
一緒にそこに加わればいい。

ジェネレーションギャップとは波動のギャップ。
なぜなら人間は年齢を重ねるごとに
ソースエネルギーと矛盾した
思考を築き上げていってしまうから。

あなただって今この瞬間に
新しく生まれることができるのです。
もっともっと先を見つめることができる。

ああエイブラハム、
もうそんな話はやめてください。
なんだか疲れちゃった。昼寝がしたい。。。
もう「準備する」気力なんてない、
という気持ちになるのであれば
アラインメントしていないということ。

あなたが本当の自分になっていれば、
今の現実に満足しつつ、
もっと!もっと!とときめいている。
何かに興味を持っているし、
何かが起きていると分かっている。

子供でいることの強みは、
大人が持っているような、
自分にとってちっともためにならない
言い訳がましい思考をまだ築き上げていないこと。
だから親としては自分がずっと信じてきたような
思考を子供たちに押し付けないこと。

「遊んでばかりいて楽しそうだけど、
私がずっと信じてきたことを
教えてあげるから聞きなさい。」
なんてことは言わなくていい。
(会場・笑)

「テクノロジーを学ぶのが速すぎるし
ワクワクしすぎじゃない?
それっていけないことなのよ。
私はそう信じてるんだから、よく聞きなさい。」
などといった、退化することを教えようとしても
子供たちは素直に聞いたりはしない。

女性:
すごくよく理解できました。

私と子供たちはとてもよくやっています。
小学校の宿題で、
愛し敬う人を3人書きなさいというものが
あって、私がそのうちの一人でした。
私がエイブラハムを愛していることもよく知っている。
またエイブラハム聴いてるのー?って。

エイブラハム:
このメッセージはあなたの子供たちの声ですよ。
あなたに聞いて欲しいと思ってることを
我々が現実化させただけ。
あなたが理解したことでとてもハッピーになってる
ことでしょう。

女性:
(ちょっと感動した様子で)
はい、まずは落ち着くこと。ですね。



前記事と同じく
2017年1月LAで行われたWSの対話の
一部をもとに書きました。
直訳ではありません。
多少、省略もしています。






子供にやる気を起こさせるには?


女性:

子供にやる気を起こさせるには?

エイブラハム:
子供の言葉をしっかりと聞くこと。
ほっといて!という言葉を。
(会場・笑)


自分の人生を生きたいの。
お母さんには関係ないことでしょ。

そういう言葉をちゃんと聞く。

やる気を与えるのではなく、
受取りモードになって
インスピレーションを受け
るようになって欲しい、と望む。

あなたの冒頭の質問に
我々が答えるとしたら、
それは、結局のところ

「どうやって子供に自分の言うことを
聞かせたらいいですか。
(そのために自分が気分良くなれるから)」
という質問への戦略を
教えることになってしまいますが、

そうしたことをしていれば、
子供たちは自分の内面にあるガイダンスの代わりに
母親や大人の言うことを聞くようになってしまう
ことでしょう。

自分の思うように躾けることができれば
私は「いい親」だ!と思いがちですが、

子供たちが直面すべきコントラストや
彼ら自身のボルテックス、
アラインメント、思考の現実化のチャンスまで
奪ってしまうことになります。

子供たちだって自分の人生を生きたいし、
それを他の誰でもなく
自分自身でやりたいのですよ。

あなただって親として
それを望んでいるはずです。

親として子供を守らないと!
とも思うことでしょう。

でも、時代は違うし、
子供だって成長している。
あなただって変わってきているのだし、
自分の子供に対する影響力は、
あなたが自分の親から受けてきた影響力とまた
違ってきているのです。

時代(や価値観)は大きく変わっているのだから、
繰り返すこともないのですよ。



2018年1月20日にCAで行われたWSの
短い対話の中のひとつの質問であり、
質問者はすでにエイブラハムを深く理解しているので
簡単な答えになっています。


子供がゲームばっかりしてる


女性
13歳の息子が携帯やらタブレットやらに
夢中になっていて、その楽しげな様子を見ると、
自分の魂とちゃんと調和しているんだなぁ、
と分かるんですが、そのせいで親との時間とか、
兄弟と過ごす時間がなくなってしまうし、
あまりに集中してるので。。。

エイブラハム:
集中してることがいけないとでも?


女性;
でも。。。
オンラインで友達と繋がって楽しそうなんですよ。
それはいいんですが。
ひとたびゲームをオフにすると、
なんか機嫌が悪くなっちゃって。

エイブラハム:
自分で納得して
ゲームをオフにしてるのですか。
それともあなたがそう指示してる??

女性:
どっちもです。
1時間くらい休息しましょうって感じで。

エイブラハム:
あなたは自分が生まれたときの
タイミング、というものを信じますか。

人間は生まれてきたときから、
色々な願いのロケットを宇宙に放ちながら
生きてゆきます。

あなたが生まれたときのタイミングと
あなたの子供が生まれたタイミングは
大きく違うわけだから、
育ってゆく環境だって違う。
もちろん、「願いのロケット」だって違うわけで、
それについては同意できますか?

自分が自分が欲しいと思っている物や、
現実化させた物を崇めることはできるはずですが、
自分の子供たちのそれはどうでしょう?

今の子たちは、Wifi環境に生まれ育っていて、
自分のときとはまるで違う。
それって、素晴らしいことではないでしょうか。

それなのに、自分の子供に向かって
「今の世の中から、
あなたを守ってあげるからね。
私が生まれてきたときの環境とは
ずいぶんと違ってしまっているけれど、
私が昔のマインドセットを
教えこんであげるから大丈夫!」
とでも言うのでしょうか。

それならば、
遊び道具として、材木やナイフを
与えてあげましょう。
あ。。それは、あなたのお母さんの
時代のものでした。
そうではなく、自分が育ってきたときの
玩具を与え、今のカオス的な時代に
生まれてきてしまった子供たちに、
昔の良さを伝授してあげてください。


すごい皮肉。。会場は笑ってますが。

女性:
「でも、子供たちを釣り上げて中毒に
させようとしている
ゲームのデザイナーたちは。。」

エイブラハム:
「待ってください。
それは本当にそうでしょうか?

あなたは最初から、
ゲームに夢中になることが、
間違っていると決めつけています。
子供たちから今の時代の玩具をとりあげ、
昔の時代の遊びをさせたがっている。

ゲームのクリエイターたちは
子供を中毒にさせるために
創っているのではないのですよ。

今はテクノロジーの時代なのです。
その時代に見合った遊びを、
今の子供たちは欲しがっている。

その願いは宇宙にロケットとして放たれて、
波動の世界に溜まっています。
世界中の多くの子供たちが、
同じことをしているんです。

そして、テクノロジーを駆使して
創造したがっている若者たちが、
そうした波動からインスピレーションを受けて、
それらを次々にクリエイトしてゆく。

宇宙の法則に流れにすぎず、
子供たちにとって、ゲームは
テクノロジーの時代に育っている
彼らが欲する物の現実化なのです。


女性:
ええ、
でも子供がゲームに中毒になってると、
私の方は。。。

エイブラハム:
子供をコントロールすることはできません。
それはあなたの役割じゃないし、
そうしようとすると、
あなたの方が自分自身に調和できなくなってしまう。
(いい気分が保てなくなる)

子供だって頭がいいから
あなたを無視して、
どこかもっと自由にできる場所に
雲隠れしてしまうことでしょう。
(会場、同意の笑。。)

いつだってそうなんです。
子供たちは、いつの時代も、
母親が理解できないことに夢中になる。

我々が人間だったら、
子供に向かってこう言います。

「あなたはこれまでの経験から
何が好きで、何をしたいかが
分かってきているでしょう。
今は時代が違いすぎるけれど、
その違いに、ママはなんだかワクワク
してしまう。

あなたはこれから本当に自分が好きなこと、
夢中になれることを見つけて欲しい。
ママはそれが何であれ、ここにいて、あなたを
全力で応援するから!」

(↑この部分は1割しか訳してません。
いつものように宇宙や波動という言葉を使ってて
もっと長いです。)

あなたが親としてできるのは
これしかないんですよ。
たとえ親だからといえ、
子供たちのことは何も分からないし、
彼らがボルテックスに溜めこんでいるものを
知ることもできない。

だから多くの両親たちは、
そうした子供たちの足を
引っ張っているだけなのです。

子供たちを愛して止まない。
でも、同時に心配しすぎている。

愛すること、
心配すること。

それを同時にすることは、
不可能です。

だから、あなたは
子供たちに「好きにさせる」という選択をして
その気分をあちこちマッサージしながら
違和感をなくしていかないといけない。、

もう一度言いますが、
子供をコントロールことはできません。
そんなことをしたら、
子供たちはずるをしようとする。
隠れようとする。

子供たちのソースは、
彼らの夢が叶うように、
日々働きかけてくれているのですよ!!
(彼らにだって
引き寄せの法則はちゃんと働いている)

だから、
彼らのやりたいようにさせ、
自由を与え、
とことん愛し、
そして、信頼するのです


今の時代の子供たちの波動は、
これまでになく高速です。
自分の魂としっかり調和して
スピードアップしています。
親子の波動のギャップが
広がっているのも今の世の中。

彼らにとって、もっとも愛する人間(親)
が自分の可能性を信じてくれないのは
かなりストレスがたまることなのです。

だから、こそ、
彼らは自分が批判されない世界に
身を置いてしまう。
そうした世界を探してしまう。


女性:
なるほど。。。分かりました。
ありがとうございます。

エイブラハム:
あなたの世界はあたの選択によるものです。
グッドラック!



2015年にフィラデルフィアで
開催されたワークショップの一部をもとに書きました。

追記”
『ゲーム好きの子供に、好きなようにさせる』
という部分だけを見ると、
親としてはかなり不安になると思います。
これを聞いていたときは、
私の息子も、ゲームに夢中になりすぎている時期で、
かなり心配でしたが、エイブラハムのおかげで迷いがなくなりました。
あれから数年経った今、子供は大学生ですが
いろんなコントラストを体験しながらも
ずっとボルテックスに入り続けてます!感謝♡


子供の幸せの望み方♡



女性:

子供に対して
「学校で楽しんでほしい!」
と願い、それが現実化したら
私は子供の「願い」と「現実化」
に、ある意味介入してることになりますか。

エイブラハム:
そんなことはありません。
でも、

子供たちに素晴らしい人生を
送ってもらいたい。
という願いに続けて、

先生の言うことを聞いて欲しい。
テストは全部Aを取って欲しい。
悪口は言わないでほしい。
病気にならないで欲しい。
ドラッグは絶対にやらないでほしいし
悪い友達と遊ばないでほしい。。

そんな考えが出てきたら、
「望まないこと」に意識をあて
自分の波動を乱していることになります。

子供たちの幸せや健康を願うとき、
あなた自身も自分の内面と一致しているべきで、
子供たちを心配する感情が生まれたら、
そういう状態ではないという証拠です。

もしもちゃんと一致していたら、
子供たちに向かって、
いつ、どんなふうにどんな言葉を
かけてあげればいいのか自然に
分かってくるし、そんなときのあなたの
言葉は子供たちの心に心地よく響き、
良い影響を与えるはず。

反対に、心配ばかりしている親は、
自分の内面との不一致のために波動が乱れ、
そこから生まれ出てくる言葉は
子供たちを混乱させます。

子供たちは、親が何をしていようとも、
自分たちで楽しむことができるし、
親の波動が乱れて苦しんでいるときでさえ、
自分自身の純粋な魂と無邪気に調和して
楽しくやっていくことができる。

だから、
子供に何か与えたいと思ったら、
まずはいい気分を整えて、
最初に本当の自分に戻り、
自分自身と一致する。

子供たちを誘導するのではなく、
自分のガイダンスを信じるように
導いてあげるのです。

「お母さん、どうしよう。
どっちに行けばいいのか分かんない。」
と子供たちが言ってきたら、
「あなたの心は分かっているはず。

自分で決めて行動したときの気分は
人に言われて行動したときのものより
ずっといいものだから、自分で決めてみて。
きっと大丈夫よ」と言う。

親が子供たちの人生を
創造することができません。

子供たちが自分たちの人生を
創造してゆくのです。

そんなとき、
あなたがしょっちゅう心配して
ネガティブな波動を出していたら、
悪影響でしかないのだから、

一歩下がって、
落ち着いてみてください。


エスターとジェリーはあるとき、
11階のレストランに座り
窓の外を眺めていました。

噴水や美しい木々、駐車場があり、
その向こうには、
なんと竜巻が見えたのです。

エスターは言いました。
「ここから見てみると、竜巻も
それほど怖いものでないみたい。」

木々が連なる並木道は美しく、
噴水も建物もそのままある。
遠くの方を見ると、
平穏さが見て取れました。

しかし、
立ち上がって窓の傍から
特定の場所に目を凝らしてみると、
竜巻が通った場所は
木は根っこから引き抜かれ、
パティオの椅子などもひっくり返っていて
大惨事になっている。

また一歩下がって見てみると、
視界の殆どは平穏な風景になってしまう。

こんなふうに、
あなたが心に平穏を欲しいのであれば、
一歩下がって、詳細は見ないこと。

たとえば、
暗いニュースばかり見続けない。
「いい気分になること」
の大切さをついつい忘れてしまうとき、
いつも状況に近づいて、詳細を
まじまじと見てしまうものなのです。

女性:
時々、自分が時勢についていけないと思う
ことがあるけれど、
私はまさにその理由から、
ニュースを見ることはしていないし、

エイブラハム:
でも、テレビを見るなと言ってる
わけじゃないのですよ。
そうしたニュースから逃げるのではなく、
どんな状況下でも心配することなく
「安定」してほしいのです。

日々の生活の中や出来事の中で、
自分がどう感じているのかを意識してみる。
そうやって少しづつ、気分を安定させてゆく。
子供たちには、それを教えてあげてください。

感情が安定している人ほど、
道が開けて、
どんどん成長してゆけるのです。

どんな環境でも、感情を安定させられる人。
どんな環境でも、辛いと感じてしまう人。
それは環境や状況のせいではなく、
波動が違うから。

波動がブレていると、
状況や他人によって自分の感情が
大きく左右されてしまうものですが、
あなたが自分の波動を大切にしていれば
そんなことは起こらない。

どんなことがあっても
いい気分を保つ練習をするのです。
それができると、あなたは解放されて
本当の意味で自由になれる。
そうでないと、
いつも何かに追われてしまう。

人生は楽しむべきなのです。
リラックスしてください。
そして、それが信じられなかったら、
11階に行ってみてください(笑)。



☆エスターヒックスのワークショップ
をもとに、一部抜擢で書きました。
日付と場所の記載はありませんが、
2010年以前のもののようです。

「どんなことがあってもいい気分を保つ」というのは
エイブラハムの教えの基本ですが、
ネガティブな感情が生まれるのは自然なことであり、
それによってボルテックスの中身が増えるのだから、
それもちゃんと受け止める、ということですので、
誤解のないように。。



中学生の子供の反抗期が辛い




女性:

14歳の娘のことなんですが
電話で話すときなど特に、
すごく反抗的な態度をとるんです。

その年頃が色々と難しいことは分かるけど、
本当に我慢ならなくて。
エイブラハムを数年間学んで色々と
分かっているつもりですが、
本当にこればっかりは。。。


エイブラハム:
その気持ちは分かりますが、
一番頭を悩ませているのは?

女性:
人を見下すような娘の態度に
私がいちいち傷ついてしまうこと。

エイブラハム:
子供たちは、
あちこちで色々な態度をとりながら
人間関係を始め、色々なことを学びとってゆく。
そのうちに、場をわきまえた態度や礼儀を
身に着けていって、
本物の自分らしさを失ってゆく。。。
(会場。。。笑)

そんなことより、
どうして、それがあなた自身に
そこまで影響するのか。
どうして見下されていると感じるのか?

自分では、
自分の価値を十分に知っているのに、
愛してやまない大切な人間が
それを認識してくれないから。

他人からの敬意なんて、
自分と「自分の源」を繋ぐ
仮の接着剤に過ぎないのだから
本当に自分の価値を知っているなら、
そんなものは必要ないのですよ。

あなたが日々の生活の中で
あれこれ願う様々なことは、
現実化するべく波動の世界に創造され、
自分と自分自身(内面)とのギャップを埋めれば
願いはどんどん叶ってゆくというのに、
そこに行きつく前に、
周囲に気を取られてしまう人が多いのです。

自分は社会的に尊重されているのか。
他人から、自分の子供たちから
尊重されているのだろうか、
などと言うふうに。

ティーンエイジャーたちは
友達のことで頭がいっぱいで、
両親のことなんて考えていません。
ところが両親は仲間のことで
頭がいっぱいになっているわけではないから
子供たちのそうした態度にいちいち傷つくわけです。

考えすぎなくていいのですよ。
あなたがすべきことは、
自分自身の波動の調整。
本当の自分に戻ること。

そのときに初めて、
あなたの自己価値は完璧になり、
あなたの子供がどんな態度を取ろうとも
愛に満ち溢れているあなたは
イヤな気分になることもない。

女性:
。。。難しいですね。

エイブラハム:
そうですね。
こうやって言うのは簡単だけど、
難しく聞こえるかもしれない。

自己価値をしっかりと感じられれば、
批判的な人たちの前でも
冷静を保つことができる。
他人は口だしできなくなるのです。

人の意見が気になる人は、
それに左右されてしまうだけです。。
特にティーンに躾けに関することなんて、
矛盾だらけ。
厳しくするべきだ!
いや、愛情を持って保護するべきだ!
あまりに色々な意見がとびかっています。

子供のことは子供にまかせ、
あなたが自分の波動を整えること。
それができてはじめて、
親に対する子供の反応はリスペクトに変るのです。

自分自身と一致しているときの波動は
周囲を圧倒させるほどブレがなく、
たとえあなたと意見があわないという人でも、
あなたの揺るぎない方向性を認め、
意見を尊重するようになるのです。

娘の態度によって、
あなたの感情は損われている。
でも、あなたはもともと、
いい気分でいなかった。
そこに、法則が働きます。
あなたの出している波動を、
あなたは受け取ることになる。

身近にいる人こそが、一番強烈に
あなたの発する波動をそのまま返して
くれている。
リスペクトとは、他者から
与えられるものではなく、

あなたの内面から来るものなのですよ。

自分自身の体験から、
自分がすべきこと、したくないことを
知っているけど、自分の子供は
自分の価値観で動いてくれない。
自分のルールを守ってくれない。

自分の子供時代のこと、
自分の子供への接し方、
子供たちの態度。
そんなことに悩みすぎているのです。
自分はどうして惨めなのか、その本当の
理由を考えてください。

ちゃんと自分を尊重していますか?

自分が内面(魂)ときちんと一致していれば
愛に満ち溢れた状態になり、
手探りで成長している自分の子供が
どんな態度を自分に取ろうと、
被害者意識を持つことはないのです
それどころか、
同じように愛に満ち溢れた波動を持つ
現実が次々に引き寄せられてくる。

尊重されたいと思いつつも、
尊重されていないと嘆いていたら
欠乏感が現実化されるだけ。

尊重されること。
それは他人に要求できるものではありません。
まずは、あなた自身で
「ここあるもの」として感じないと。
あなたにそれができたとき、
宇宙は、それをあなたのもとに運んでくる。
あなたの娘さんは、
それを証明してくれるでしょう。


☆エイブラハムのワークショップ
をもとに書きました。
2005年のNYのワークショップのもののようです。



余談ですが、この動画を聞いたとき、
1か月前に自宅の衛星放送で見た
NHKの「あさイチ」の内容が
真っ先に蘇りました。
(2015年8月放映分)
「玄関を片づければ人生が変わる」
というもので、とある主婦の方が紹介されていました。

玄関はゴタゴタしてるし、
家の中もあまり片付いていないので、
来客が来ても立ち話で終わってしまう日々。
家族も玄関にモノを置いて片づけない。

お母さんは専門家のアドバイスを受けて、
少しづつ片づけるのですが、
ティ―ンの娘さんはまったく協力的でないどころか
「どうせ続かないんでしょ?」とバカにする。
母親への態度がきつくて、それを見ながら
すごく気の毒になると同時に、
自分の子供がそうなったらどうしよう?
と他人事ではなく、なんとなく
心に残っていました。

けれど彼女(母親)は、娘の言葉を
やり過ごしながらも、
すぐに乱れてしまう家の中を
せっせと整理してそれをキープすることに
成功し、友達を招いたりしてスイッチが入ったのか、
東京オリンピックのボランティアを目指して
自宅で英会話の練習を始めます。

その姿は、まさに前向きに好きなことをして、
楽しんでいる状態。
もともと幸せな状態でいる自分の魂と、
その外側にある自分の感情がぴたりと一致して
ワクワク感があったはず。

すると、それを見ていた娘さんの態度も豹変!
そんなふうに頑張っているお母さんを尊敬する、
と、可愛らしく言い放ったのです。
私は、感動してしまいました。

昨日の記事でエイブラハムは
「あなたの波動が変わればすべてが変わり、
子供たちの変化にショックを受けることでしょう」
と言っていますが、
まさにこれだったんだなぁと実感しました。
片づけのおかげで人生が変わると言うのは、
それに伴く心の変化があってのことだと
改めて納得しました。


コントラスト中の子供への対応

 
女性:
思い悩んでいる
ティーンエイジャー達を
どうにかして助けてあげる方法はありますか?



エイブラハム:
。。。
いつもいい状態でいるべきなのに、
そうじゃない。
悩んでるなら、きっと悪いことが起こってる!
と、騒ぎすぎる気もします。

人々は、波動的にいきづまったり、
屈折してしまったときは、
自然に回復しようとするもの。
それが本来の人間の性質です。

だから、そのときが来て
彼らが答えを必要としない限りは、
大人たちがあれこれ忠告を与え続けたって
聞いてくれるわけがなく、
かえって苛正せるだけなのですよ。

子供に対して、
「自分が期待する子供像より
劣っている」と感じてしまうと、
あなた自身の調和が取れなくなり、
相手に忠告する能力などなくなります。

99.9%の割合で言えることですが
誰かを助けたい!
と思っている人は、助けたい相手が、
どこか壊れている、足りていない、
と思っているものなのです。

たとえば先生やコーチは、相手の
どこかが壊れているという波動を基盤に、
彼らを修復しようとし、そうした波動は、
相手がもともと持っている
波動とはかけ離れたものだから、
互いに分離してしまう。

だから、ティーンたちにしてみれば、
ほっといてくれ!
と言いたいところなのです。

周りの干渉を受けずに物事に
熱中したいというのに、
大人たちは変に心配しはじめて
邪魔をしようとやっきになっている。

大人(親)がすることといえば、
彼らは大丈夫なのだと、信じること
彼らのガイダンスを信じること。

ティーンは、
大人たちが思う以上に賢いんですよ。
自分自身に調和してない状態で
あれこれ忠告しようとしても、
そんな言葉は偽善にしか聞こえません。

彼らの耳には、現実的な言葉、
本物の言葉しか入らないのです。

鬱気味な人から発せられる
誠実で本物の現実味を帯びた言葉の方が、
わかったようなフリをしてる人の
偽善的な言葉より、
ずっと彼らに伝わるもの。

彼らがいる場所を、認めること。

何度も言っていることですが、
ティーンエイジャーたちは、
今、どんな立場にいるにせよ、
大人たちよりはずっと慢性的に
高い波動を保っているものなのです。

それに、考えてもみてください。
あなたの仕事ぶりに対して忠告してくる人が、
その仕事をしたこともなかったら?

たとえ上司だったとしても、
あなたはその忠告を
素直に受取ることができますか?
ちゃんと胸に響いてきますか?

ティーンみたいに相手を小馬鹿に
した顔を作らないにせよ
そんな現実味のない忠告は
耳にしようとしないはずです。

だから
あなた自身もティーンに対して、
現実的になる。そうすれば、
自然に心を開いてくれますよ。

ただ、

エイブラハムのティーンへのアドバイスを
聞くたびに、ああ、自分が子供を育てている
ときに、これを知っていたらなぁ。
と後悔する人がいるけれど、
そんなふうに感じないでもいいんですよ。

今だけを見てください。
今のあなたは色々な経験を経てきた。
だから、今のあなたがいる!!!
それで、いいんですよ。




またまたテレビの話で恐縮ですが、
先週衛星放送で見たNHKの
「プロフェッショナル・仕事の流儀」で
様々な若者を助ける谷口さんの仕事ぶりに
感動してしまいました。

12歳の男の子が、死という言葉を使うほど
行き詰り、自宅ですごい暴れ方をして、
親や祖母も手を焼いているショッキングな
内容でハラハラしましたが、エイブラハムが
上で言っていることがよく分かる内容でした。

かつて子供たちと同じ立場にいた谷口さんの
言葉は「本物」だから、ちゃんと相手に伝わるし、
相手を壊れ物と思って接しない、
相手の興味があるものを即座に見つけて
価値を合わせ、ブレのない意識に導かれ
自信に満ちた行動を取ってゆく。
長所を見てあげるから、
相手の(感情)波動も良いものになる。
プロ意識も高く、結果を信じているから、
相手とちゃんと共創することができる。

子供の反応を見ていても、その回復の
速さから、もともとの波動はちゃんと
高いことも分かります。

波動の高さというと、
ワクワクやハッピー感、「いい気分」と
表現することが多いのですが、
谷口さんからみなぎるエネルギーの源は
「ブレない活力」と「底抜けの愛」
なのだとエイブラハム的な視点から勝手に
解釈させて頂きましたが、
本当に感動しました。





男性:
子供の躾けについての質問です。
食べ終わった後に散らかしっぱなしで、
なんど言い聞かせても片づけません。


たとえばホテルのルームサービスを取った
ときなどはいいんです。
給料をもらってる従業員がやればいいこと
なんだから。でも自宅では。。
(↑この考え方もなんだかなぁ。。。)


エイブラハム:
あなたの子供たちは、あなたが
ホテルのルームサービスを食べ終えたあと
散らかしっぱなしにしてるのを見たことが
ありますか?

男性:
はい。。。

エイブラハム:
問題はそこですね。
(会場・笑)

自分で散らかした物を
他人に片付けさせることがあるのに、
「自分で散らかした物は
自分で片付けなさい」と教えている。
その矛盾が混乱を招いているのですよ。

エスターはあるとき、
公衆トイレの中で、
小さな女の子が、見知らぬ女性に
水を出してもらったり、
ペーパータオルをとってもらったりしてる
ところを目にしました。

しばらくして女の子のお母さんが
個室から出てくると、
その女性はお母さんに向かって
こんなふうに言って立ち去りました。
「あなたのお子さんが手を洗うのを
手伝ってあげたのに、お礼の言葉
はありませんでしたよ。」

それでエスターは
お母さんに向かっていいました。
「こういうのって難しいですよね。
子供には知らない人と話してはいけない、
と教えてるけど、何かしてもらったら必ず
ありがとうを言いなさい、とも教えている。
子供はこんなとき、どうしたらいいのか
混乱しますよね。」

大人たちは、しょっちゅうこうした
矛盾を教え続けているために、
子供たちは、言われたことより、
自分の目で見たことを取り入れていくしかないのです。


男性:
でも、僕は料理をしたあとにちゃんと片づける。
だから息子はそれを見てるのにもかかわらず、
何度言っても動かなくて、

エイブラハム:
あなたはの思考はどうでしょう。
自分の息子が、
「あいつはいつも散らかしっぱなしだよなぁ」
と思っていますか。
それとも
「まあ、やるときは、やるんだけどな。」
と思っているでしょうか。

男性:
やるときはやると思うけど、時々。。


エイブラハム:
彼がちゃんと片づけるだろう、と
心から信じていますか?

まずは、あなた自身が決めないと。
息子が、ちゃんと片づけるだろうと思うのか、
思わないのか。

どちらを信じるのか、決めるのです。
すると、決めた方の波動が
影響してくるのですよ。

どうして、
「息子がいつも散らかしてばかりいる状況」
を自分は引き寄せているのか?
それはあなたが、
「どうせ息子は片づけない」
と信じ込んでいて、その波動が
現実化してしまっているということなのです。

息子の日々の行動を見ているうちに、
それが当たり前だと
思うようになってしまった。
きっと今日も片づけないのだろう。
息子は、片づけをしない。
そんな思考になってしまっているのです。

片づけることの「行動」を
要求しているにも拘わらず、
あなたの波動は、
それを信じていないし、求めていない。
だから相手を混乱させてしまうのですよ。




子供が返事をしてくれない



エイブラハム:

時速100マイルで走っている電車を
同じ速度のまま方向転換させることは
できませんが、
速度を落すことはできます。

勢いがついてしまっている
ネガティブ波動についても同じです。
方向転換するためには、
速度を落とさないといけない。

望まないことを考えてるときに生じる
ネガティブな波動の速度を落としたければ、
まずは、考えるのをやめる。

それについて話したり書いたりしなければ
自然とスピードは落ちていきます。

ふとした瞬間に、それについて
話してる自分に気づいたら?

話題をそらす。
あるいは、
「あ!またやっちゃった!」
と自分で自分を笑ってみる。
そんなふうに楽しんでみると、
さらに勢いが弱まっていきます。

もしも他人が
その話題を振ってきたら?

反応しない。
無視する。
話題を反らす。

なぜそうした状況を引き寄せてしまった
のかといえば、
宇宙があなたをテストしているからではなくて、
あなたの思考に反応しているだけなのです。

それについて自分で話すことは
してないけれど、
頭の中ではまだ考えていますよ、と
宇宙が教えてくれているのですよ。

エスターの孫のケイトは、
Iphoneに夢中で、隣にエスターが
座っていても眼中に入らず、
ときには返事をしないこともあります。
(会場。。笑)

でも、エスターはそれが嬉しかったり
するのです。
ケイトがそこまで夢中になっていて、
集中力が乱されてないという事実が
好きだから。。。

大人は互いに気を散らし合うことに
慣れてしまって、子供たちが
何を考えて何をしていようとも
そんなことはお構いなしに、
呼びつけたりしますが、
子供たちはそれが聞こえないくらい
何かに夢中になっていることが
あるものなのですよ。

でも、実は大人だって同じこと。

自分は望まないことについてなんて考えてない!
と思っていても、
誰かがやって来てその話題を振ってきたら、
自分の心のどこかでそれについて考えて
いるという証拠です。

無理に押しのけようとすると逆効果だけど、
それについての反応を辞めれば
周囲もその話を蒸し返すことが
なくなってくる。

人間が、たとえ無意識であっても
日々、さまざまな願望をボルテックスに
溜めこんでいることは理解していますね。

あなたの波動が上昇すると、
そこに近づくことがでる。
あなたの魂が、水中に浮かぶコルクのように
抵抗感を離れて浮かび上がったときに、
ボルテックスに導かれるようになるのです。

意図的な創造とは、
自分で思考を選びながら生きていく
ということではなく、
「いい気分になること」
「いい感情を持続させること」
を意識的に選ぶことで波動が上昇し、
アイデアや閃きや
タイミングの良い行動力を
受け取れるようになる、ということです。

それを理解していれば、
望まない状況に立たされても心配することは
ありません。
自分次第で思考も感情も変えられるのだし、
そうすることで、宇宙はちゃんと良い兆しを
見せてくれ、それは楽しいプロセスなのです。

自分を完全に理解して、
無条件に愛してくれているソースと
繋がってみたくありませんか?
閃きをどんどん受け取りたく
ありませんか。

波動を整えるために、
携帯をいじくってる時間を短くして
頭の中のごちゃごちゃを消したくなりませんか?

自分の可能性を、
発見したくはないですか?

自分の人生を創り上げることができる。
あなたは波動でできていて、
宇宙は波動に反応する

自分の気分に注意を払う。
いい気分を持続させる。
そうでないときには
意識的にネガティブさの速度を落とす。

それができるようになれば、
あなたは意図的な創造者
ということなのです。


★私の大好きなエピソードです




宇宙にはYESしかない


エイブラハム:

あなたの現実はあなたが引き寄せたものです。
あなたがそれを欲しかったとしても
欲しくなかったとしても
今の状況はあなたが引き寄せた結果です。



何かを見て、いいなと思い、
それが欲しいから宇宙に向かって
YES!
と叫ぶと、それは引き寄せられます。

何かを見て、やだなぁと思い
そんなものはいらないから、宇宙に向かって
No!
と叫ぶと、それも引き寄せられます。

宇宙にはYESしかないのです。

自分がどうしても好きになれない
人がいるとします。
悪口を言うわけでもないのに
その人を見るたびに、
「ああいうところがイヤ!」と思っていると、
その人は、あなたの前では必ず
その行動をとるはめになります。

じゃあ、どうすればいいのかといえば、
そのことについてはもう考えない。

そして、他のことに目を向ける。
徹底的にするのです。
すると、次に会ったとき、
その行動がもう気にならなくなるか、
その行動をあなたの前で
とらなくなってしまう。

問題を無視していることによって、
問題は問題でなくなります。
そしてあなたは、
さらに気分が良くなってゆく。

でも、「そういえば、あの人は
もうあの行動を取らないなぁ。」
などとまた考え始めると。。。
同じことの繰り返しになるのですよ。

引き寄せの法則は
あなたの波動を忠実に反映します。
そこに間違いはあり得ません。
素晴しいことではありませんか。

あなたの意識を違う方向に向けるだけで
豊かさをも手に入れることができる。
あなたが、どこで何をしていようとも、
必要なのは「意識」そして「波動」だけ。

あなたが他人に「いい部分」を見つけて
そこに愛情や感謝を感じるとき、
その「いい部分」をたくさん備えた人達が
周りに集まってくる。
あなたが、どこで何をしていようとも、
あなたを見つけてくれるのです。

レストランでの悪いサービスに感情を害して
それにどっぷりそれに浸かっていると、
どこに行っても悪いサービスに
当たってしまうことになる。

自分が出している波動以外のものを
引き寄せることはできない。
ということ。

どうやったら、自分の出している

波動を確かめることができるのでしょう。
と聞かれれば、あなたの生活を見てください。
それが答えです。

「一つを除いて、
あとはなかなかいい状態です。」

「じゃあ、その一つを
クリーンアップしてください。」

「その前に、それについて
説明させてください、エイブラハム」

「それについて考えない方が
いいですよ。
うだうだ喋らない方がいい。」

「いや、喋りたいんです。
ずっと喋ってきたんです。」

「あなた次第ですよ。
そんなふうに喋ることによって、
状況は悪化するのだから。
そんなことより、別の話をしませんか。」

「別の話?そんなものはありません。」

それが、問題。
これまでの愚痴やら不満を
話すのはきっぱり辞めて、
豊かな生活のについて話すべき。

あなたが豊かさについて喋り、
自分がそこにいるということを
実感できない限り、
本当の豊かさは現実化しません。

人生はどんなに楽しいか、
周囲の人達が、どんなにいい人か、
を話すのです。

どんな子供時代を過ごしたにせよ、
それが今の自分に何の影響も及ぼさない
ことを話すのです。

そうしていると、状況はますます自分にとって
良い状況になってくる。

自分には、そんないい話なんてできない。
状況は悪いし、いい人たちなんて周りにいない。
ひどい子供時代を過ごした。
いい話をしようとすると、嘘になる。

というのであれば、嘘をついてください。
そんなことは、いつだってやってるじゃありませんか。
(会場も大笑い。。。)


家族で子供の頃の思い出話をするとき、
同じことを話しているのに、
自分の記憶と、お兄さんの記憶が、
ずいぶんと違う、
ということがありませんか。

すべては認識によるものなのです。
だから、見方を変えることで、
過去の悲しい思い出が、
一瞬にして楽しい思い出になることだって
あり得るのですよ。



ジェリーとエスターは
子供たち、つまりトレシーとデイビット、
そして孫のルークとケイトと一緒に
サンアントニオのホテルに泊まりました。
プライベートプールで遊び、
ゴルフカートで周囲をまわり、
24時間、寝る時間も惜しんで、
それは楽しい時間を過ごしました。

翌日、別れがやってくると、
孫娘のケイトが言ったのです。
「あたしの好きな
レストランにみんなで行きたい!」
もちろん異存はありません。
みんなで楽しく食事を終えた帰り際、
孫娘のケイトは道端をちらりと見て、
とても美しい石ころを拾い上げました。

そしてエスターの手のひらに乗せると、
「グランマ、
これ、楽しかった時間を思い出せるように
持ってるといいよ!」
と言ってくれたのです。

あとになって、
ジェリーとエスターは、
そのときのことを
1000回以上は思い出しています。

素晴しい人生を創造するって、
そんなにシンプルなことなのです。

今、どこにいようとも、
素晴しいと思える瞬間を見つけて拾い上げ、
波動のポケットに入れるのです。

幸せでない今の状況をくよくよと気にしたり、
あれこれと批判するかわりに。

そうしたことを意識的に習慣づけていると
1週間以内にあなたの状況は好転してきます。
1か月以内には、色々と叶ってくるでしょう。
1年目には、完全に理解しているでしょう。


★きゅんとしたエピソードで
大好きなので、ここでご紹介してみました




エイブラハム歴15年の親が教えてくれた、圧倒的な無条件の幸せ


フロリダのオーランドで行われた
エイブラハムのワークショップにて、
ホットシートに選ばれた質問者の一人が、この本の著者でした。

アンリミテッドで無料で読めます(英語)


ベストセラー本というわけでもなさそうだし、
彼女自身もモチベーションスピーカーということでありながら、
地元の私ですらその存在を知らなかったので、
エイブラハムが彼女を認識したとは思えないものの、

彼女がホットシートに選ばれたことは必然であり、
WSを聴くすべての人たちにとっても恩恵があり、

彼女自身が、いかにボルテックスの中に
どっしりと存在しているかを、
証明してくれたかのようでした。

彼女の名前はメリディス。

3年ほど前に起きたことを、
ホットシートに座って話しはじめました。


当時、イェール大学を卒業したばかりのスカイラ―という娘が、
南米の国、コロンビアで大きな事故に遭遇したのです。

フリークライミングをしていたのか、
落下してきた岩石に潰され、
瀕死の状態で病院に運ばれました。

フロリダに住んでいるメリディスのもとに、
医師が電話をかけてきました。

残念ですが、娘さんは、
きっと、助からないでしょう。

あなたがここに来るまで、
延命処置を取っておきます。
一刻も早く、さようならを言いに来てください。

メリディスは、15年近く
エイブラハムを学んできている聡明な女性です。

もしかしたら、以前からすでに
モチベーションスピーカーとして働いていたのかもしれません。
そのサイト名はグリッドマインドセットという名で、
まさにエイブラハムの教えのエッセンスが
たくさん詰まった内容に見えるものの、

そのあたりはホットシートでは省かれ、
飛行機の中で自分に起きた、
エネルギーの強烈なシフトと覚醒について、
彼女はエイブラハムに語りました。

その瞬間に、大きく決断をしたことを。

22歳という若さで世界中を旅しながら
地元の子供達に英語を教え、
学校づくりなどのプロジェクトにも加わり、
壮大なエネルギーとともに人生を謳歌していた娘。

そのエネルギーを、引き継ぎたい。

「落下岩にあたって死んでしまった女の子」
の母親であっていいわけがない。

彼女は決心し、その瞬間、
すべてが変わってしまうのです。

絶望の中にいた彼女は、
波動の世界における無条件の幸せを
先取りすることができた。


エイブラハムからの学びの数々が、
彼女をしっかり受け止めて、
重たい扉を押し開けてくれた。

集中治療室にたどり着き、
死にかけている娘を前にして、
彼女は幸せの感情を取り戻します。


ソースと完全にひとつになると、
時間というものが消え去ってしまう。

フェイスブックで繋がった、
たくさんの人たちが心配してくれている。
でも、今の娘に必要なのは、
同情や心配のエネルギーではないのです。

彼女は、それを完全に理解して、
多くの人たちから見れば
「愛」ともみえる心配の波動を
自らの無条件の愛を示すことによって循環させ、

愛と勇気のエネルギーを
世界中の人たちに与えはじめた。

『どんなときにも、前向きになる。
いい気分になることほど、大切なことはない』

ちゃんと頭では理解していても、
いったい、私達は、
本当の意味で実践することが
できているのでしょうか。

最愛の娘が外国で事故に遭い、
目の前で息を引き取ろうとしているその瞬間にも?

スカイラーは命を取り留め、
2人は「奇跡の親子」と祝福されます。

3年経った今でも、
彼女の24時間介護は続きます。
歩くこと、食べること、喋ること。
もとには戻らないかもしれない。

だけど、2人は、喜びに包まれている。
なぜなら、無限さを理解したから。

メリディスは決心した通りに、
娘のエネルギーをそのまま受け継ぎ、
自分達の体験から学び取った生きる喜びを
自分の言葉で伝えています。

その体験が本になり、
そのうち映画にもなるのかも。

スカイラーもたびたびSNSに登場して
その笑顔を振りまいています。


彼女がもともとライフコーチだったのか、
あるいはこの体験を伝えるために動き出したのかどうか
私には分かりませんが、
内容的にはエイブラハムのWSのホットシートで話したものと
ほぼ同じ内容を企業のセミナーのゲストで話している
動画を見ました。

WSでは、
エイブラハムが黙り込んで熱心に聞くくらいに
ボルテックスの中からの明確な言葉がならび、
ずいぶんと話が上手だなあと思っていたのですが、
こうして幾度もセミナーで披露しているし
本まで書いたのだから、上手なのは当たり前ですね。


ただし、企業相手のスピーチなのか
宇宙、波動、エイブラハムといった言葉は
ここでは一切使っていません。
「長い間学んできたマインドセットの法則」
と言っています。
聡明な方だと思います。


2年くらい前のWSでホットシートに座った男性が、
大手企業のビジネスコーチをしていて、
自分は宇宙の法則通りのマインドセットで
成功を収めているけれど、
それを社員たちにコーチするのが難しい、
という質問をしていました。

エイブラハムは、
彼らには波動や宇宙という言葉を使わない方がいい。
別の言葉に置き換えて説明すればいいのだ
という提案をしていました。
彼女は、それをも理解しているのですね。

どんな障害をも乗り越えることができるという、
揺るぎない信頼を育ててゆく。

話の内容は、多くの人たちが考える
「引き寄せの法則」とはほど遠いものですが、
エイブラハムが伝えているのは、こうしたことです。
宗教や哲学、心理学で言われていることと大差はなく、
今の自分の心に響くものがあったら
それを受け取ってください。

飛行機の中での決断の話を聞くと
同じ母親として涙が出てきてしまいました。

エスターも母親ですが、同じ体験をしていないから、
エイブラハムを通して私達はこれほど現実的な話をWSで
「エスターのエピソード」として聞くことはない。

だからこそ、
彼女を選んだエスター(エイブラハム)と
選ばれた彼女自身の受け取りモードには感服するばかり。

「私達は、いつだって笑い転げています。だって、どんな環境をも、
私達を不幸にすることはできないから。」


ちなみに、スカイラーの父親は日本人ですが
悲しいことに、彼女の事故の翌年に亡くなってしまったようです。
いろいろな苦しみを乗り越えながらも前進してゆく彼女の
言葉に、深く感動しました。



応援ありがとうございます♡