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許容量の位置づけ

 人間許容できることとできないことがあります。
 人によって、種類や項目が異なります。

 全てを受け入れられ、あってもなくてもいいのが悟りの境地ですが、そこまで辿り着けるのは極一握りです。

 一体自分はなにが許せなくて、どこまでならOKなのかを把握しておくと、人との付き合い方が随分楽だなと思います。それはなぜかというと、個人の中でもその境界線って変化するからです。疲れている時や機嫌が悪い時はキャパシティが狭くなりますし、その反対であれば多少のことも許せます。

 そう考えると、「いつでも許せる」「時と場合による」「どんな時も許せない」ざっくり3つに分類できます。

「いつでも許せる」「どんな時も許せない」の2つに関しては、ほぼ揺るがない信念やメンタルモデルのようなその人の根幹に関わる部分ですので、努力でどうこうできる領域ではないです。

「時と場合による」に関してはかなりコントロールできる部分になります。許容量を増やすためには、機嫌良く過ごす、健康に過ごすなどできることがたくさんあるでしょう。
 ただ、それだけでなく、そもそも選択の段階で、目の前にある人・コトが自分にとって、どこに位置づけられるかを把握する作業もあるでしょう。
「下限値に近い=どちらかと言うと許せないより」ならば、避ける選択ができます。自分の許容できる領域を知っておくことはそういう意味で役立つと思います。

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