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アスパラや焼かれてもなお堅き筋
アスパラガスは春の季語で、またの名を西洋ウドと言います。なるほどそう言われればウドに似てなくもないですね。日本ではアスパラと言えばグリーンアスパラの方が多いと思いますが、私はベルギーで食べたホワイトアスパラの味が忘れられません。白くて太いホワイトアスパラを煮てバターなどをつけて食べるのですが、その美味しいこと、何故これが日本で流行らないのか不思議でなりません。日本でホワイトアスパラと言うと缶詰か瓶詰の水煮が一般的で、私も嫌いでないというかフニャフニャのホワイトアスパラにマヨネーズをかけて食べるのも大好きです。でもあの新鮮でしっかりしたホワイトアスパラは全くの別物でした。
山盛りのアスパラ朝のマーケット
ブラッセルでは季節になると朝採れのホワイトアスパラが市場に山盛りに積まれていました。
さて今日の絵はちくわの穴にアスパラを詰めた「おでんネタ」です。ネットのパクリですが、美味しそうですね。皆さんも是非お試しください。
アスパラや焼かれてもなお堅き筋
アスパラは煮ても焼いても口の中に筋が残ることがありますね。どこか、しぶとさを感じてしまいます。俺だって煮ようが焼かれようが最後の最後まで意地はあるんだと言っているようです。
アスパラの蕾の如き穂先かな
アスパラの穂先は柔らかで茎の部分と全然違いますね。穂先はまるで蕾のようでここから花が咲きそうです。ではアスパラを摘まないとこの穂先は一体どうなるのでしょう?実はそのまま成長を続け、夏には150センチくらいまで伸び葉っぱもフサフサと生えて、とてもアスパラには見えない姿になるのです。
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