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蟷螂が歩道横切る京の朝

今日は絵と俳句がリンクしませんでした。外人観光客が戻って来た京都ですが私が住む郊外の住宅地にはさすがに観光客も多くありません。先日、週刊文春が売り切れないうちに買おうと、朝まだひとけも少ないバス通りを歩いていると蟷螂が歩道を横切っているところに出くわしました。思わず足を止めて蟷螂が歩道を横切るのをじっと待っていました。でも渡った先は車道です。その後どうなったのか後を振り返ることもなく週刊文春片手にいそいそと家に戻ってしまいました。

相変わらず飽きもせず木原官房副長官関連のユーチューブを見ています。元取調官の記者会見の後も、現役の警視庁捜査一課長は以前と同じ「事件性はない、自殺で矛盾はない」というコメントを繰り返したそうです。ああ同情して損をしました。警察庁長官は捜査は適正に行われ事件性はないと警視庁が判断していると慎重に人のせいにしています。その後の文春記者の追いかけにも詳しくは警視庁に聞いてくれと逃げまくっています。一方、捜査一課長は自らその責任を取るかのように同じ言葉を繰り返しています。最悪責任を取って辞任したとしても待遇のよい天下り先を用意されているのかと疑ってしまいます。いやそんな露骨なことはなくても組織人としてやるべきことをしているだけ、私がそう言わざるを得ないことは部下もきっと理解してくれると思っているのでしょうか?安富歩東大教授が言う日本の立場主義みたいなものですかね。

今話題の露木警察庁長官と木原事件を批判的に見ている安富歩東大教授は1986年に学部は違いますが共に京都大学を卒業しています。高校は高槻高校と三国ヶ丘高校と違いますが、それぞれ警察庁長官と東大教授と言う日本の主流で活躍しています。露木警察庁長官は中村格・前警察庁長官(1986年東大法学部卒)が安倍元総理の暗殺事件の責任を取って辞任した為に棚ぼたで警察庁長官になった人で同期が二人長官になることは余りありません。一方の安富教授は名古屋大学を経て2000年に東大助教授となり2009年から現職の教授です。2014年からは女装の教授としても有名になっています。それがどうしたと言う話ですが、経済学に留まらず複雑系科学、社会思想、歴史など幅広い学問に通じ2019年には「れいわ新選組」から参議院選挙に出馬(落選)するなど異色の教授であることに間違いはないです。

安富教授の木原氏分析では銀行一家と言う古い封建的な家柄と西洋文化に基づく近代的官僚エリートという本質的な矛盾を矛盾と感じないで生きるツギハギの明治時代の人のようだとしています。議員になろうとする官僚は普通政治家や裕福な家庭の娘など配偶者を選ぶのも戦略的なはずですが、彼は銀座のホステスと言う議員にとって決して有利にならない伴侶を選んでいます。できちゃった結婚だし、単に奥さんにうまく丸め込まれた可能性もありますが、それ以上にハンディキャップなど気にもしない自信家であることは間違いなさそうですね。奥さんと同時期に身籠らせた元ホステスの愛人との間に出来た子供の面倒もしっかりと見続けているようなので、ある意味大物議員ですね。その割に今は表に出てくることはなく、弁護士や官房長官の口を借りて「事実無根」と言い続けています。そろそろ自ら記者会見を開いてもいいのではないでしょうか?そうしないと今後なかなか仕事をすることが出来ませんね。


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