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木原事件 「事件性なし」の殺人事件(1)
この物語はフィクションであり登場する人物は全て架空の人物です。
福本謙三は2018年の再捜査の際、警察から事情聴取を受けましたが、何もしらないの一点張りで、何度目かには事情聴取自体を拒否しました。そして2019年になり実質的に捜査が中止されると事件を忘れる為なのか、家宅捜索が入った大塚のマンションを売却することにしました。そこに住んでいた娘夫婦には赤坂の議員宿舎に引っ越してもらうことにしました。
木原事件 ある国会議員一家の事件簿(3)
この物語はフィクションであり、登場する人物は全て架空の人物です。
唐沢班は始めに2006年の司法解剖の鑑定書を取り付けますが、まず目に付いたのは推定死亡時刻の「夜10時」です。「おいおい!捜査資料だと奥さんは遺体が発見された早朝4時まで何も気が付かずに寝ていたって書いてあるけどそんなことありえんだろう!」唐沢は始めから逸子または彼女を取り返しに現場にやってきた可能性のある山本淳が被疑者だと睨んで