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2人だけの銀婚式茶会。

こんにちは、kiritsuboです。
ちょっと間が空いてしまいましたが、実は昨日(29日)
25回目の結婚記念日やったんです。
あの、銀婚式っていうやつですね。

ていうてもこのご時世、特にどこかへ出かけたりとか
まだまだ怖いしできません。
ほなどうしょうかなぁて思って
結局これがええかなということになりました。

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うちにあるお茶室です。
もちろん狭い自宅やなくて、うちのお店にあります(お店も狭いですw)。
今は組紐とお抹茶体験をお休みしているので、
ここで遊びましょってことになりました。

もう10年くらい前になりますか、私がお茶の教室に行こうと思ってたら
主人が「僕も行こうかなぁ。」
ていうので、一緒に通うようになったんですね。

そしたら結局主人のほうがハマってしまいました。
それ以来、私はもうやめてしもたんですけど
主人は週に何度も店のお茶室で
一人黙々とお稽古をしているのです。

昨日は私も後からお菓子を持って行って
一緒にお稽古することにしました。

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美味しそうでしょ。
塩芳軒さんの京菓子ですよ。
秋らしい姿で見惚れてしまいます。

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寒天がかかってるのかな?つやつやしてます。
このお菓子のお題は「山土産(やまづと)」。
中の写真撮り忘れたけど、栗がまるまる1個入ってて
栗の美味しさを口いっぱいに堪能できるお菓子でした。

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こちらは「菊日和(きくびより)」。
羽二重の生地がホンマに柔らこうて
お口の中でもフワフワしています。
甘すぎず、それでいて物足りなくもない、
ちょうどいいお味が口の中にずっと残っていました。

両方のお菓子の感想を書いてますけど
私が2つとも食べたんとちゃいますよ!
半分ずついただいたんですよ!
食べたかったけど…

お茶会

さていよいよお点前です。
お道具は練習用なのでごめんなさい。
主人もふだん着です。

主人のお点前を見たら
前よりうんと手馴れて上手になってて驚きました。
それにひきかえ、おぼろげにしか覚えてない私のお点前ときたら…
まぁこの時はお菓子のことしか考えてないので
特にショックは受けませんでしたが笑

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私らは裏千家を習っているので、
泡をようよう点てて下が見えへんようにします。
こうするとお抹茶の苦さが消えて
ほんまにクリーミーなお味になります。
あ、でもお抹茶も今回はええもん使いました~

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さて次は私の番。
あ、言うときますが、写真撮ってません。
とても今は見せられへんもんでして…
ちょっとしばらく稽古に通います。。


こんな時でなかったら、
ちょっと美味しいもんでも食べに行くとかできたと思うけど
まぁこれも2人きりで楽しめるし
なかなかよいものでした。

いやしかし主人は高校時代ラグビー部で
その後も撚り房紐の仕事、組紐の仕事と続けてきて
お茶の世界とは全く接点がなかったんですよ。

結婚してから
これも私がやってた書道を始めて
そのあと
このお茶の世界に足を踏み入れました。
まさか主人が点てたお茶を飲むとは
25年前には思いもしやへんかった。

私は主人の仕事を手伝うようになり、
ラグビーの試合も主人の解説付きで楽しんでいます。

お互い影響しあうんですね。

主人の両親は岐阜出身で
主人も大阪弁かなんかわからん感じの言葉しゃべってましたが
今はかなり京都寄りのことばで話をしてるのとちゃうかなと
これも影響してますね。

これからも影響し合い
外からは1つに見えるような(中はちゃいまっせ)
そんな夫婦になって過ごしていけたらいいな…
と思っています。

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