No.37「学級レクの本来の姿2/2」

こんにちは、あーさーです。
今回は、前回の記事の続編になりますので、
よろしければ、こちらをお読みになってからをおすすめします♪
No.36「学級レクの本来の姿1/2」|あーさー/Cheish Home事業代表 (note.com)

さて、今回は、レクリエーションの効果を高めるための手順として以下の3つの段階について紹介します。

①導入段階
目的】
緊張感をほぐす。ゆるやかな一体感を生み出す。
【特徴】
・先生 対 子どもの関係性で1対1の構図。
・子ども同士の関わりを持たない活動。
【参考レク】
あとだしじゃんけん
①先生が先に手(ぐーちょきぱー)を出す。
②子ども達は、「じゃんけんぽんぽん!」の2回目のぽんの合図で
 手を出す。
③勝った人は成功。

②交流段階
目的】
身近な子ども同士で小グループを形成し、意思の疎通を図る。
【特徴】
・先生 対 子ども達の関係性で1対2や1対4などの構図。
・小グループが2人から4人、6人、8人と増える。
・グループ内での子ども同士の関わりが出てくる活動。
【参考レク】
3でパチン!
①4人1組で円座する。※3の倍数以外の人数が好ましい。
②最初の人を決める。
③最初の人から時計周りに1~3の数字を一つずつ言っていく。
例)「1」→「2」→「3」→「1」→「2」→「3」
④「3」の時は、声は出さずに手をパチンと叩く。
例)「1」→「2」→「パチン!」→「1」→「2」→「パチン!」
⑤リズムよく5周できたら成功。

③発展段階
【目的】
全体で仲間意識を共有する。
【特徴】
・先生対子ども、子ども対子ども、グループ対グループと混ざり合う構図。
・グループ内の子ども同士に限らず、他グループの子ども同士も関わる。
【参考レク】
ジャンボ・じゃんけん
①5人1組をつくる。
②一人一つ指の役を決める。
③親指・人差し指・中指・薬指・小指の順に並び、大きな手を演じる。
④他のグループと向かい合って、じゃんけんをする。
※じゃんけんをする前に何の手にするか作戦会議をする。
グー  → 全員しゃがむ
チョキ → 人差し指と中指は立つ。他の指はしゃがむ。
パー  → 全員立つ。

上記のように、実は、学級レクには、段階の種類が存在します。
それらを知らずに実施するのと、知った上で順番を構成して実施するのとでは、子ども達の安心感や心の開き具合が大きく異なります。これは、大人でも言えることです。

例えば、懇談会や研修会って、自己紹介から初めがちですよね。私は、あれはハードル高いなと感じています。(私自身が極度な人見知りだからかもしれませんが…苦笑)

自己紹介は、レクではないですが、上記の段階でいうと③発展段階なんですよね。いきなり、他の人たちとの関わりが出てくるので。ですから、その前に一旦、①導入段階のレクを一つや二つ取り組んでゆるやかな一体感を作ってから自己紹介をした方が保護者や参加者の安心感は高まります。

後半は、学級レクから懇談会などの話に逸れてしまいましたが繋がる話でもありますよね。参考にしていただければと思います。

また、今月末に教育に熱心な若手教員と学級レクやクラス会議などに実践会を行う予定です。
この記事を読んでくださる方の中にも興味がある方がいれば、Zoomで参加者を募って学級レク実践会をやっても面白そうだなと考えております♪
ぜひ、興味がある方は、コメントかX(Twitter @asasensei2023)にDMをいただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
フォローやいいね、コメントをくださると繋がれるので嬉しいです♪
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