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×5の未来を一緒に見ることができるということ

年が明けてから、学年が変わる前後は毎年バタバタとするのですが、今年は特に忙しかった。

長男が、大学受験。
長女が、高校受験。

ダブル受験だったのです。
それも、普通に受験してくれてたら、親は書類の提出などを忘れなければいいわけなのですが、
うちの場合は、長男が「受験ができない・・・」という事態に。

自分の理想とする勉強のスタイルや勉強量と、実際に自分でできている現実がかけ離れすぎている、ということで精神的にまいっちゃったのです。
長男の大学受験については、また詳しく別でお話するとして、
結局、共通テストも願書だけは出したけど、「受験できなかった」のです。

受験できなかった自分に、色々思い悩み、精神科なども行ってみたりしたけど、結局何も解決には至らず、毎日モヤモヤして、ドアを壊したり、家で色々あったので・・・
ここは思い切って一度家を出たほうがイイのでは?と思いつき、
スキー場のリゾートバイトに1か月間行かせてみました。

そしたら、それが当たりで、色んな人と出会って色んな話をし、色んな経験をさせてもらったからか、
自分の中でも少し消化できたみたいで、
「春から浪人して1年がんばる」
という結論に達することができたのです。

今は、「集中力がたりない」と悩みながらも、浪人生として毎日勉強頑張っています。

長女に関しては、中学のときからずっと行きたかった高校があり、
そこを目指して息きれることなく、受験の日まで頑張りとおしました。
目指していた「内申オール5」も最後のテストで見事達成し、
都立高校に推薦入試で合格できました。

都立の推薦入試は2月の最初には発表があったので、そこで終わったので
そのあとは本当に楽でした。
最後の合唱コンにも打ち込むことができ、春休みは友達と思う存分遊び、
でも、勉強もやめることなく高校の予習を進めながら充実した受験後生活を送ることができました。

4月、待望の入学式を終えてからも、部活動に、応援団に、クラス委員にとても充実した毎日を送っているようです。

次男。現在中3で、吹奏楽部に入っているのですが、2月の上旬に体調を崩し、その休んだことをきっかけに、学校と部活に行けなくなりました。
3月には定期演奏会を控えているのに、ずっと練習に行けないまま、部活にも行けないから学校にも行けなくて、学年末テストも受けずに終わりました。
そして、定期演奏会も結局出ることができませんでした。

私は、もうこのまま不登校で、高校も通信制高校に行けばいいや・・・
と思っていました。

しかし、春休みに顧問の先生からお呼び出しがかかり、
中学に新しい先生が来られると。そして、そのその先生が、若い男の先生で、しかも息子がやってる楽器が専門だと。
練習や学校に来られなかったこと、定期演奏会に出られなかったことはもういいから、全部忘れてもう一度でなおそう、と言ってくださったのです。

そこで、うなずける息子もすごいなと思いましたが、
その言葉を真に受けて、部活と学校にまた行くようになったのです。
しかも、高校ではもっと強い部活で思い切りやってみたい、などという目標を持ち、吹奏楽部が強い高校への入学を希望しています。

4番目の次女は小6になりましたが、都立の中高一貫校を受験してみようかなーというので、毎日朝5時前には起きて自分で勉強しています。
4年生までは、計算もよく間違えるし、文章の言っていることがわからなくて、ほんとうに大丈夫かな、この子、と思っていましたが、
5年生になって色々なことが飛躍的に伸びました。
受験も、チャレンジしてみるだけしてみたらいいんじゃないかなと、気楽に受験してみようと思っています。

5番目の3男は、小学校1年生の3学期になってから、あまり学校に行きたがらなくて不登校気味でしたが、2年生になってからは、ほとんど休まずに頑張って行っています。

5人子どもがいると、本当にそれぞれ個性があって、進んでいく道もそれぞれ全然違います。その道のりの進み方も本当に違います。
それぞれに対応するのは、本当に大変なのだけれども、
自分1人だと、1本の道しか見る事はできません。
5人の子どもがいることで、×5の道を一緒に楽しむことができます。
本当に幸せなことだなぁ。。。
(×5のお金がかかりますけどね💦)

これから進んでいく道も、きっと平坦ではないでしょう。
でも、そんなでこぼこ道や坂道も子ども達と一緒に楽しみながら進んでいきたいなぁと思います。

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