【注意喚起⚠️】海外で起こりうる詐欺トラブル
こんにちは。一人旅もパートナーとの二人旅も旅ならなんでも大好きなぐるぐるキリンです🦒
これまで東南アジアを中心に旅をしてきたわたしはさまざまなトラブルにあってきました。軽い営業のものから、巻き込まれたら大金を失ってしまう重い詐欺までご紹介しますので、これから行く人はぜひ読んでください^^
実際に騙されたもの、騙されずに済んだもの、対策すべてを記していきますね。「わたしは大丈夫」と思っているとエライ目にあいますので、もし今後複数人で旅行する場合にも同行者に教えてあげてくださいね!
1:高級紅茶詐欺(中国)
10年ほど前に上海にトランジットで入国した時の話。
「豫園」という観光地に行った際に、中国人カップルから声をかけられ、「写真撮ってくれない?」と頼まれました。
二つ返事で写真を撮ってあげると、そこから「いつ上海にきたの?」など世間話が始まり「よかったらカフェに行かない?」と誘われました。
そしてついていった先にはとても大きな扉の建物。
中に入るといくつか個室が並んでおり、明らかに高級中華料理店のような雰囲気。大きいテーブルの前に座り、そこでチャイナドレスを着た女性スタッフが登場。
小さな茶器や色々なお茶を目の前に並べ始めて、なぜか「伝統的な中国のお茶の儀式」を見せられます。
そして、終わる頃にそのカップルから「礼儀としてお茶を買わないといけないの」と言われ1万円のお茶を買わされました。ほぼ軟禁状態で逃げることができなかったのを覚えています。
この詐欺の怖いところは、事前にそのような詐欺があると知っていたのに「まさか自分が」と思い込んでいて最後まで気づかなかったことです。
上海でカップルに声をかけられた際には絶対について行かないようにしてくださいね。
2:高級ツアー会社連行(インド)
インドに出入りする外国人の95%は連れて行かれます。まじです。
空港に着いた瞬間から気をつけてください。
空港でタクシーを拾うと、伝えていた場所ではなく必ずツアー会社へ連れて行かれます。そして3〜4人のインド人が囲んできてめちゃくちゃ嘘つきます。
このように嘘をずーーーーーっとつかれた後に「俺たちだったら特別に行きたいところに行けるように手配できるよ」と言われます。
で、ドライバー付きのツアーを組まされる流れとなります。ちなみに料金は10日間ホテル、ドライバー、電車代などすべて込み込みで7~10万円くらいの価格でした。
対策としてはまず、空港でタクシーを拾わないこと。特に外が暗い時間に空港に到着した場合は、必ず外が明るくなるまで空港にいること。これめちゃくちゃ大事です。外が暗い間は絶対に空港の外に出ないでください。
わたしはこれまで2回インドに行ったのですが、1回目朝4時くらいに空港からツアー会社に連れて行かれて、スタッフやタクシーの運転手とめちゃくちゃ喧嘩して(絶対にマネしないでください)、まだ暗いときにデリーの知らない場所で降ろされました。
そのときの画像がこちらです。
もう見知らぬ土地で「ここどこ?」状態で降ろされて心がクタクタになりました。しかも初めての海外一人旅だったので「先が思いやられる。。。」と凹んだのを覚えています。
そしてだんだんと空が明るくなり、駅を探していたら現地の人が「案内するよ」と声をかけてくれて付いていったら、まさかの別のツアー会社でした。
爆笑しました。
そして心が疲れすぎて諦めてツアーを組みました。笑
ちなみに、納得している値段だったらツアーを組むのはいいと思うのですが、わたしがオススメできない理由が別にあります。それはドライバーのセクハラです。それは次の3で書きますね。
ツアー会社詐欺への対策
インドではどう頑張ってもツアー会社に連れて行かれるんですよ。じゃあ、どうすればいいの?って思いますよね。
インド1回目でまんまと騙されたわたしは2回目で気づきました。
バスがいいんじゃん!!と。
2回目もしっかりとお決まりのツアー会社へ連行されたわたしは、今回は喧嘩ではなく仲良くなってみようと試してみました。
お金がないからツアーは組めないけど気持ちはありがとう。
こんな感じのスタンスで、スタッフと一緒にチャイを飲んでタバコを吸って、「いやーどうしてもバスで行きたいんだよね」と何回か伝えると、「こいつに時間割いても無駄だ」とツアー会社も気づきます。そして一緒にチャイを飲んでタバコを吸った関係になると怖い顔もされず、脅しもなくなり笑顔で見送ってくれました。
そして、バス停までの道のりを教えてもらい、無事にわたしはバススタートのインド一人旅をすることができました。
ただ、ツアー会社によってはもっと悪質なところもあると思うので、本当に気をつけて、いつでも逃げられる準備だけはしていたほうがいいと思います。
3:セクハラ(インド)
インドは本当にどこへ行ってもセクハラされます。
英語も通じないような田舎ではセクハラされることはありませんでしたが、基本セクハラが蔓延化しています。10歩歩くとセクハラされます。
インド1回目でツアーを組んだ時に専属ドライバーがついて、専用の車で移動をしたのですが、その男がずーーーーーーっと触ってくるんですよ。
おっぱいとか太ももとか、どれだけ断っても触ってくるんです。
それがこいつです。キショい。
そのドライバーは何度もこれまで利用してきた日本人が書いたノートを見せてきて、そこには「この人は本当にいい人です。ありがとうございました。」的なドライバーへの口コミが書かれていました。
で、「日本人が大好き。日本人はすぐやらせてくれる。だからやろう。」こんな感じの会話をずーーーーーっと続けてきます。
ちなみにわたしは「わたしもノートかくよ!」と言って、「こいつクソです。触ってくるのですぐに車を降りてください。」のようなことを書きました。笑
どうしても怒りが収まらなかったわたしは、最後にホテルのロビーで「この人セクハラしてくる!」と騒ぎ立て、宿泊客とホテルスタッフに大げさにセクハラされたアピールをしました。
その後どうなったのか覚えていません(覚えておけよ)
インドのセクハラあるある
・マッサージしてあげるよおじさん
これはホテルのフロントの人や外で声をかけてきた人など、会話した人の80%が使う手口なのですが、まずは手のマッサージから始めてイチャコラセッセに持ち込むやり方です。手だけならいっか、なんて思わず、接触は0をキープしてくださいね。どれだけ仲良くなったと思っていても、どれだけ立場上安心かなと思える人でも、マッサージさせたら終わりですよ。
・日本人が大好きおじさん
日本人は人気です。ぶっちゃけ歩いているとめちゃくちゃ声かけられます。日本人好きなんだよね〜って感じで褒められます。でもそれって、モテてるとかじゃないんですよ。日本人=ヤレるなんですよ。だからどうか浮かれないでください。特にデリーでは声かけてくる人は基本的に「ワンチャン狙ってるぜ」の人です。いくらそばにその人の子供がいようが、若い大学生でも、インド人の男には気をつける。そのくらい気をはってください。
セクハラへの対策
これも2回目のインドで実践した方法なのですが、めちゃくちゃ効果あったので女性で一人旅の人は試してほしいです。
それは安くていいので指輪を薬指につけたまま旅をすること。そして声をかけられたら「愛する旦那がいるんだよね☆結婚したばかりでラブラブなの。わたしと旦那は田舎の村出身だから、村のルールで結婚してたら異性と触れ合うことは決して許されないの。」と伝えます。そして相手のインド人は諦めます。
諦めるスピードがめちゃくちゃ早かったのでオススメです。
わたしはこの方法を知らない時にはめちゃくちゃセクハラされました。そのときには毎回本気で怒って「ドントタッチミー!!!」と言ってました。触られた時には決して笑顔で対応せず、しっかりと制裁を加えましょう。
もちろん自分の身を守るためでもありますが、誰かが許してしまうと「日本人やっぱいけるじゃん(ラッキー)」となるので、他の旅人のためにもしっかりと「日本人=触ったら面倒くさい」と刷り込みをしてほしいです。
4:睡眠薬入りドリンク(インド)
これは判断が難しいのですが、無理やり家に入るように指示して飲み物を勧めてきた場合には「睡眠薬が入っている」と判断して大丈夫です。
わたしはこれまで何度もインド人のファミリーのお家で一緒にカレーを食べたり、出かけたり、お昼寝させてもらったりと、旅人のなかではわりかしディープな過ごし方をしてきました。ちなみに「ブージ」という田舎町です。
ただ、これは旅の後半で、「目の前にいるインド人がやばいかどうか」を見極める目が養われていたからできたことです。
観光客の多いジャイプルという街を散歩していたら、子供が「牛がいるから見にこない?」と声をかけてきたことがありました。そのままついていくとやばい雰囲気の路地裏まで案内され、自宅に家族全員でわたしを家に入れようとゴリ押ししてきたんですね。
入らないようにしていたんですが、これだけは飲んで!とお茶を渡されました。これは睡眠薬が入ってるんだろうなあと気付いたため、口にすることはありませんでしたが、インドで睡眠薬入りのドリンク飲ませて身ぐるみ剥がすはわりとあるあるなので、どうか気をつけてください。
ちなみにそのときの写真はこちらです。このお母ちゃんが真顔でドリンクをゴリ押し。
5:サリー屋さんに軟禁(インド)
これもインドあるあるなのですが、例えばトゥクトゥクに乗ったらなぜかサリー屋さんまで連れて行かれるんですよ。
経験上、2階まで連れて行かれて4〜5人に囲まれて買うまで軟禁状態のパターンです。
サリー屋さん軟禁は本当によくあるので、気をつけるのが難しいです。
そこで対策を伝授します!
サリー屋さん軟禁の対策
サリー屋さんの前に連れて行かれた時点でトゥクトゥクに文句いって逃げる。これだけです。お店に入ってしまうと本当に出るのが大変なので、お店に入らないように逃げる、拒否する、を徹底しましょう。
6:国境越えでお金巻き上げ(カンボジア)
先に伝えておくと、これには対策はありません。不運だったと思うしかありません。
カンボジアからタイへ陸路で国境越えをした際の話なのですが、バスに乗って数時間、カンボジア側でいきなりバスが停車して「ここでお金を払わなかったらバスには乗せない」と言われたことがありました。金額は3000円くらいだったと思うのですが、なんて理不尽なのでしょうか。
お金払えば危険はないので怖かったという記憶はないのですが、理不尽なお金巻き上げにイラついたのを覚えています。
旅人の間でよくトラブルについて話すことがあったのですが、当時はカンボジアに限らずバスでのトラブルはよく耳にしていました。どこかの国ではいきなりバスを停められすべての荷物を取られ、乗客は全裸で降ろされたという話を聞いたことがあります。そこまでの事件は稀だとは思いますが、使うバスのルートを確認して事前にどんなトラブルが起こり得るのか、を調べておいた方がいいです🙆♀️
7:トランプ詐欺(カンボジア)
これはカンボジアやフィリピンでよくあるゲーム詐欺です。
わたしはカンボジアのプノンペンの公園でのんびりしていたときに声をかけられました。
現地の30~40代夫婦が声をかけてきて「日本人ですか?」と。
「はい、そうです」と話していると、「実はわたしの親戚が今度日本に留学にいくの。よければその子に日本のことを教えてあげてもらえない?」と言われました。
この頃はわたしの心はだいぶ擦れていたので「あーはいはい、このパターンね」とすぐに気づきましたが、これがゲーム詐欺の手口です。
なにかと誘ってきて、その人の家にいくと親戚一同でトランプやポーカーが始まるんですよ。で、次第にお金をかけるようになって、もちろん最初はボロ勝ちします。最後はお決まりのボロ負けでめちゃくちゃお金取られます。
旅慣れしていない人だと、声をかけられたのが嬉しくてついていってしまう人もいると思うのですが、基本声をかけてくる人は詐欺師だと思って接するようにしましょう!
トランプ詐欺の対策
ちなみに声をかけられた後はできるだけ穏便に身をひきたいですよね。わたしがよくやっていたのは、「いまから用事があるからあとで電話するね!」と電話番号をもらうことです。すると穏便にバイバイできます。
番外編
ここからは軽めのトラブルについて。そして旅をする中での基本中の基本についてお話しします。
①空港での両替えについて
空港で両替した際にお金をちょろまかす職員がまあまあ出現します。必ず目の前でお札を数えるようにしてください。こちらの記事にも記載していますので、よければ読んでください^^
②日本人にも気をつける
海外で日本人に会うと安心してしまう気持ちわかります。でも、現地に住んでいる日本人、長いこと旅している日本人でもお金をまくりあげようとしてくる輩がいますので、日本人でも警戒してくださいね。
30~40代の一人で長旅、もしくは現地に住んでいる日本人は結構ヤバい人が多いです。
どうヤバいかというと、
・日本人という安心できる要素を最大限に活かして詐欺を行ってくる。例えば現地でツアーを組ませたりなど。
・ドラッグを勧めてくる。
わたしが経験した中でいうと、カンボジアに住んでいる日本人の男性でシャブ漬けの人がいました。あ、詐欺師です。声をかけてきてずーっと意味わからない話をしてました。(このときは面白そうだったのでカフェで話を聞きました)
その人が言っていた内容はこんな感じです。正直おもろいです。
・「モンスターズインク」ができる前から俺は夢でサリーに会っていた
・瞑想を続けたら無と有の境地にたった
・アンコールワットの神様に呼ばれた
・俺は仙人だった
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妄想と脚色がすごいです。あきらかやばめです。笑
シェムリアップで「夢遊なんとか」みたいな変な名前を語っていました。
ちなみに「シェムリアップ じい」で検索したら出てきます。笑
悪名高いらしいです。笑
以上、長くなってしまいましたが、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
最近ベトナムで水牛詐欺に遭ったので、こちらもよろしければ^^
旅する時の持ち物についてもよろしければどうぞ^^
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