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クリエイティブであるためにやるべきこと

こんにちは。CAN!Pの粕谷です。

先日、きりんアフタースクールのクリエイティブタイムに参加していました。

なかなか面白い取り組みだったので私も感じたことを書きたいと思います。クリエイティブタイムで実施した内容の詳細はこちらからどうぞ。

今月の活動のテーマは「体を学ぼう、体で感じよう」です。
その一環として、五感を使った取り組みをしています。

はたから見たら「ただの散歩やん!」と突っ込まれそうですが、結構違います。

皆さんは意識的に外の風景を見ながら散歩することってありますか?

いつも見ている風景を意識してみて散歩すると、見え方が違ってきます。いつもと違う植物や虫が見えたり、気づいたらいつも見ている植物の色が変わっていたりと違いが見えてきます。

一般社団法人こたえのない学校の藤原さとさんによれば、クリエイティブな人の条件の一つに「見えないものを見る努力する人」と、あります。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。
クリエイティブな人の条件 | こたえのない学校 (kotaenonai.org)

クリエイティブというと何かすごい発明をすることのように思いますが、そうではなく、なんとなく気になったものを見るとか、一旦見えているものでも、違った見方や捉え方をするといったことを意識的にしていることなのです。

つまり誰もがクリエイティブな感性を持つことが可能だということです。(もちろん「誰もが大発明ができます!」と言いたいわけではありません。)

探究は「自分が何が気になるのか?」を知ることから始まる

教育の現場で「探究」というワードをよく聞くようになりましたが、実は多くの教育機関で課題になっているのが、子どもの問いがそもそも出ないということです。

日常に疑問を持つ習慣がないと、疑問も湧かないので、探究したい問いが見つからないのです。

そうすると大人が無理に「なぜ○○は○○なのか?」といった、とって付けたようなテーマで始め、子どもは興味を示さず、場が成り立たないというケースが起こります。

ここを解決していく一つのアプローチが、
「五感を使って日々の生活を意識的に観る」
「日常に疑問を持つ行動を行う」

ということです。

これらの行動を日々行っていると自然と問いを持ちやすくなるのではないかという仮説です。

感性は鍛えることができる

先ほど書いたように、毎日歩いている道も無意識になると新しいものは見えなくなってきます。私もそうでした。

実は私も感性はあまりない方で、クリエイティブであるとは言えない人間です。

そこで意識的に息子と5分家を早く出発して、毎朝ゆっくり歩くことにしました。

いつも見えている風景が少し違って見えたり、雨だとにおいが違ったりと生活がよりオモシロくなりました。
つまり意識的に見えないものを五感を使ってみる”筋トレ”をすることで誰もが、感性が鍛えられていくということを実感し始めています。

クリエイティブであることは日常生活も充実する可能性をより上げてくれるのかもしれません。

これを読んだあなたも明日から意識して五感を使った散歩に出てみませんか?

それではまた!

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