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ナゴンカップ開催!

こんにちは!
今日も、勤務校の国語の授業の記録を書きます。

前回の振り返り

前回の授業では、平安貴族の美意識と清少納言の感性の違いについて説明しました。

枕草子の美意識は「普通じゃない」からこそ後世まで残った、という話でしたね。

そこで、今週はみんなで季節の詩を詠み合って「〇組の清少納言」を決めることになりました。
一番うまい詩を書いた人ではなく、一番「その視点には気づかなかった…確かにそこに風情を感じる!」と思わせた人が優勝。

本当は優勝者の作品を紹介したいのですが…さすがにそれはできないので授業のやり方だけ書きます!

投票のやり方

美術館をイメージして、生徒たちの作品をこんなふうに配置しました。

四角いのは生徒の机です!

▼投票の仕方
①生徒たちにシールを5枚ずつ配る。
このシールを使って、ナゴンっぽいと感じた作品に投票をする。
※自分に投票してもOK

②生徒は自分の机の上に、書いた詩&キャンパス内で撮った写真を置く
(名前は書かない。Chromebookの画面に映してもOK)

③机を上のイラストのように配置する

④教室を自由に移動して投票をする(20分間)
その詩のどこが良かったのか、コメントを書いて作者にフィードバックもする

授業者の先生やTTの私、そして教育実習生さんも生徒に混ざってコメントを書いて回りました。

実はこのやり方ってよくある?

実はこの「シールを使って投票する」という授業、私は以前にも受けたことがあります。
GEG(Google教育者グループ)で、道徳の模擬授業を受けた時です。

記事の真ん中少し下くらいにある「あなたにとって失敗って何ですか?」という質問で…

・自分の印象に残っている失敗談をイラストで表現して、机に置く
・他の人のイラストを見て回って、共感したものにシールを貼る

みたいなことをやったんです。

シールが少なくて生徒が傷つかないように色々フォローする必要はあるのですが、机の配置を美術館っぽくすると雰囲気も出ますし、簡単にできるのでいいなーと思いました。

そろそろ実習生さんたちの授業が始まります。
どんな授業になるのか、楽しみです!

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