腕時計を見る仕草に憧れて
腕時計を見る仕草に憧れている。
だが、腕時計もブレスレットも、アクセサリーを身に着けるのが苦手だ。
特に腕時計は相当な重みを感じるので、それが気になり物事に集中できない。
あと、肌に物が触れている感覚が気になってしまう。
そのくせ、ふとした瞬間にちらっと時計を見る仕草がかっこいいと思っている。
それに憧れて、してもいないのに、腕時計を見るそぶりを誰もいないところでやってみたことがある。
ちょっと渋い顔をして、
次の待ち合わせに間に合うかなぁ。
なんて設定を作り、してもいない腕時計を見てみる。
職場の人がアップルウォッチをしていた。
腕時計を身に着けている仕草もかっこいいなと。
仕事が終わって、だるい感じで腕時計をする仕草もまたいい。
あぁ、今日も仕事終わったぜ。
なんて顔を作って、腕時計をつける仕草を今度やっているかもしれない。
持ってもいないのに。
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