[Blender]Cyclesで動画レンダリング時にゴミのようなノイズが混入した場合の解決策メモ
BlenderのCyclesエンジンでMP4動画をレンダリングした際に、書き出した動画内にメッシュのゴミのようなノイズがちらつく現象が発生しました。Blenderのビュー画面には表示されていませんでしたが、レンダリングした際に複数のフレームに断続的にゴミが映り込んでいました。
こちらがその現象の動画です。
下記の写真に見えるような、ゴミが混じったフレームが断続的に発生するため、結果的にチラついて見える状態になってしまいます。MP4の他に、PNG形式で1フレーム単位で書き出しても同様の結果になりました。ちなみに毎回、ゴミが発生するフレームは同じでした。
検索ワードで「Blender ちらつき ノイズ」を調べると、Cycles設定でサンプル数を増やすという対応方法や、Cyclesでのノイズ除去という対処方法が見つかりました。
Cyclesでは、いつもこのようなコンポジット設定にしていたのですが、サンプル数が低いとレンダリング時にノイズが発生することは知りませんでした。Cyclesでのレンダリングサンプル数は128に設定していましたが、今回は1000に増やしました。
しかしそれでも、ゴミがちらつくのは変わりませんでした。
解決策
しかし、よく見ると、キャラクターの動きや木の葉の揺れなど、3Dモデルに動きが生じる箇所でゴミが写りこんで画面がチラつくことに気づきました。
動作にエフェクト的な描写がかかる時に何かしらが原因で発生しているのではと思い、試しにCyclesのモーションブラーをオフにしてみたところ、Cyclesでの動画書き出しでのノイズは消え、結果的に問題が解消しました。
特に、3Dキャラクターのように、メッシュとマテリアルが複雑なオブジェクトでこの現象が発生することがあります。過去にも同様の現象が起きたことがあるため、メモを残しました。
同じトラブルに直面した人の役に立てばいいと思います。
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