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『家庭崩壊』が現実に起きました…。

こんにちは。
先に一言言っておくと、この記事は全て俺の経験談によるものであり実際に俺が体験したもの。
つまり「ノンフィクション」てことだ。
あまりに凄い話なんで作り話だと疑うかもしれないけど、本当の話なんだぜ。

俺は今21歳で彼女と同棲してもう5ヶ月になる。
そして彼女とは付き合ってもう4年目。
そんな素敵な彼女と出会ったのは俺が18歳の頃で、しかも旧ツイッター。所謂ネット恋愛てヤツだ。
詳しくはYouTubeにて↓


俺は彼女と同棲する1年ぐらい前に実家を出て、社宅を借りて1人暮らしを始めたんだが……実は「1人暮らしをする」という話はせずに黙って実家を出て、勝手に1人暮らしを始めたんだ。
まぁ、その、家出したってところかな。

なぜ家出をしたのか?なぜ1人暮らしをすると許可を貰わなかったのか?
そう疑問に思う人がたくさん居ると思う。
それにはきちんと「ワケ」があるんだ。
単刀直入に言うと、親父が所謂「毒親」と呼ばれる子供に悪影響を及ぼす父親であり、同時にキチガイだったからだ。

親父は俺が小さい頃から怒りっぽい性格でとにかく恐ろしかった。虐待なんて言うのは当たり前で機嫌が悪くなるとすぐに理不尽に怒鳴られ、蹴られ殴られ、意識を失ったこともある。
病院に行くまでには至らなかったけど、俺が怖くて「ごめんなさい」と泣きながら何度謝っても、殴るのも蹴るのも止めなかった。
昔から怒ると誰も止める人がいなかったし、半殺しにしないと気が済まない性格なので謝るだけじゃ到底許されないし、地獄のような時間は終わることはなかった。

この話だけでも「えっ…マジ?」とドン引きする人が居ると思うけど、まだ引くには早いな。
俺の親父のクズエピソードはこんなもんじゃないぜ。

俺が小さい頃というのは、まだ幼稚園時代のとき。4〜6歳ぐらいの時期でそれほどの虐待を受けてたから当然身体に恐怖が染みついちゃって、親父の怒鳴り声を聞く度に身体の震えが止まらなかった。心臓はバクバクして息が苦しくなって、小学生になる頃には過呼吸になるまでにトラウマになってしまっていた。
過呼吸が治ったのは中学2年生の頃。
それまでは親父の逆鱗に触れてしまう度に過呼吸になり、いつか死ぬのか?ってレベルで辛かった。

そしてそんな俺の幼少期時代から親父は既に不倫関係にある女性が居たんだ。
この女性こそ最終的に家庭を崩壊させる原因となる。
間違いなく、今でもこの悪女は親父と関係を続けている。この間俺が住んでいると思い込んであるアパートにその悪女と一緒に親父が乗り込んだらしいしな…
(残念ながら的外れなアパートだったんだけど笑)

親父は愛人と会うことに夢中になり、週末は必ず家に居なかった。
・子供達と何処かへ遊びに行く
・家族で旅行に行く
・家族でお出掛け(外職やショッピングなど)
そんな家族としての時間を大切にすることはなく、週末子供には「仕事」と嘘をついて愛人とドライブに行っていた。
東日本大震災があった時期は頻繁に東北へ「取材」と称して旅行に行きまくるという…
そしてその間のガソリン代や飲食代、ホテル宿泊費用はすべて親父が出していた。
本来であれば「貯蓄」として残しておかなければいけない貴重なお金だったけど、当時の親父は「貯めるなんて勿体無い」「稼いでいるのは俺だ」とボーナスもすべて使い切って遊び呆けていた。
愛人は親父が何処へでも連れて行ってくれるし、女性として大切に扱ってくれるし、お金を一切出さなくても怒られないし、文句も言われないから親父に思いっきり甘えていたんだろうな。

もちろん愛人も既婚者だったので愛人も不倫行為にあたる。最初は親父が週末必ず愛人のお宅へ泊まっていて、当然愛人の旦那さんとも面識があるワケだが…普通に考えて奥さんが不倫をして男を連れ込んでいてはいそうですかと流せる旦那さんはこの世に居ない、と思う。
そして当然ながら愛人の旦那さんは親父に酷く噛みついたらしいが、親父が負けずと愛人から聞いた旦那さんの愚痴を武器に言い負かして、自分に逆らえないように毎週怒鳴りまくったらしい。
この話に関しては親父から一方的に話を聞いたお母さんの情報なので正確ではないけど、まぁ何度も愛人の家にお泊まりする時点で不倫を黙認されているというヤバい状況であることに変わりはない。

もうこれでも十分にヤバい話なんだけど、更に恐ろしい話へと進化するんだ。
不倫をしてお金も愛人に注ぎ込んでる時点で相当被害はあるんだけど、精神的にダメージを食らうほどのイベントは俺が中学生の頃までは起きなかった。
───そう。「中学生の頃までは」ね。
お母さんは言わずもがな精神的ダメージは相当なものだったと思う。泣き崩れている姿は何度も見たことがある。それはそうだ。不倫されていてお金も使われていて、文句を言えば「離婚してやろうか?」「どうやってお前らは生きていくんだ?」「お前1人で就職して子供も養っていけるのか?」と弱いところを突かれていたのだから。
お母さんの生まれ育った環境も最悪と呼べる所で、お母さんは親父と結婚するときに実家と絶縁したから1度実家に帰ってやり直すというリセットボタンはない。
よく20年近く耐えたもんだよな…
「強い」としか言いようがない。母親ってスゲーよな

そしていよいよ最悪な行動に出る親父。
親父は愛人を連れて来て「家族同然の付き合いをしよう!」と言って来たんだ。

は?????????????
ってなるだろ。まぁなんでそんなぶっ飛んだ発想になったかと言うと、1番の問題は当時リリースされて盛り上がっていたARゲーム「ポケモンGO」だった。
ポケモンGOには今も「レイドバトル」という遊びがある。強力なボスポケモンに挑んでバトルに勝つことで、そのボスポケモンをGETできるという…
ただレイドバトルなので少なくとも10人以上で挑まないと当時は勝てなかった。
レベルが足らなかったり、ポケモンの育成が不十分だったりが原因でね。
最初はレイドチームみたいな集団に混ざってたんだけど、やっぱり集団ではトラブルも起きやすくて結局俺達はそのレイドチームからすぐに脱退した。
けど、それが大問題だったんだ。
「家族だけでレイドバトルをこなそう!」と親父が言い出して、愛人を連れて来てしまった。
俺達はそこまでして欲しくないし、愛人と関わるなんて絶対に御免だった。
だが親父はそんなの関係なし。逆らったら半殺しにするだけ。反論する=殴られる覚悟はあるな?
というぶっ飛んだ解釈をしているヤツなんで話し合うことなんかできない。
「何か言うことないか?あるよな??」とほぼ誘導されるまま愛人とレイドチームを組まされることになった。
ここからが本当に地獄で毎週末レイドバトルをやらされるハメになり、愛人の顔を毎週見ることとなった。

自分の要求が通った親父がここで満足するワケはなく、更に要求はエスカレート。
愛人を送り迎えするのは交通費がかかるし、愛人の労力を考えたら「家で寝泊まりさせた方が良くね?」と平然と家族に恐怖の提案をする親父。
だがそこは「いくらなんでも…」と雰囲気を出して親父も一時引き下がったが、なんと次の週末には勝手に連れて来て「泊まってもらうから」と親父が言い出して愛人は泊まる気満々で荷物を持って来ていた。

俺の実家は二階建てで、2階は親父とお母さんの寝室になっている。1階はキッチン、リビングが繋がっていて俺用の部屋はない。いつも寝る時はリビングに布団を敷いて寝る。
だが愛人が寝泊まりするとなると必然的に愛人と親父は2階で寝る。お母さんは2階で寝るワケにはいかず、1階で布団を敷いて寝るしかないので俺の布団を貸して俺は床で寝るという…
もうわけわからんよな。
不倫関係にある男女が何もなくスヤスヤ寝るということはなく、親父は頻繁に夜中車のトランクを開け、コソコソしていた。
間違いなく俺達が下で寝ている間に2階でセックスをしていたんだ。その証拠にお母さんは怪しいと思って、翌日隙を見て2階の寝室や親父の持ち歩いているリュックの中身を確認した。

爪が甘過ぎた親父と愛人。
枕元にはコンドームと不自然な位置にあるティッシュ。女性の膣内が滑りやすくなるようなモノ?までお母さんは発見して写真も撮った。
リュックの中には明らかに不自然に口が縛ってあるビニール袋があり、中を開けると……これは説明せずとも分かるよな。

それだけ好き放題やる親父と愛人のキチガイコンビ。何度も家に寝泊まりに来るようになったことで愛人も勢いづいて、お母さんをあれやこれやと攻撃するようになる。
親父が見てない所でとことんお母さんの揚げ足を取って説教をし始め、次第にLINEで長文のお説教メッセージを送りつけるまでに至る。
親父は何か不満があるとすぐに愛人にLINEで告げ口をしたり、目の前で電話をかけてわざとスピーカーにして電話越しで愛人に説教してもらったり……と後半はやりたい放題。

毎週末寝泊まりするのが日課になったせいで、友達と遊ぶとか1人で出掛けるとかで家を空けると物凄く不機嫌になる親父。帰ってくると酷く文句を言われ、親父が仕事を辞めて朝から晩まで家に居るようになったこともあり、家族がいつも一緒じゃないととことん不機嫌になるんだよな。
しかも早朝5時にはリビングに下りてきて、寝ている俺の横でポケモンGOを開き始め、夜は早く寝るかと思いきや…夜は平気で0時まで起きてるし、眠くなったら勝手にリビングで寝始めるという超迷惑行為をするんだ。
親父が2階に上がらないと面積的に布団を敷いて寝れないから、なんとか2階に上げないといけないんだけど何故か上がろうとしないんだよ。
こっちがウトウトしていても気にせずポケモンGOやったり、仮眠取ろうとするからマジで何度も殺意が湧いた。

そんな感じで俺も疲れているからタマに態度に出ることがあったんだけど、1回でも悪態つくともう仕事中にLINEが鬼のように鳴って、開いて見てみると愛人から俺を罵倒するような長文メッセージの山があり、プラスで親父からも「ほんとクズ」「生きてる価値ないゴミ」と追尾が来ていてその日は帰ったらもう「すいませんでした」と謝り続けないといけないという…
下手したら殴られるのも覚悟しなきゃいけない。

こんな家、家族全員が出て行く理由はもう述べる必要がないと思うんだけどさ。
親父は未だに自分のせいだと気付いてないんだよ。致命的だよな。
何度も教えてあげてるんだけど、あーいえばこーいうって感じで全然反省しようとしないんだ…
「お前らなんか生むんじゃなかった」
「お前らなんか育てるんじゃなかった」
「お前らの為に払った金全部返せ」
「お前らのせいで俺は不幸になったんだ」
「俺ほど立派な父親はいないぞ?理想が高すぎるだろ」
「不倫なんかしてない。○○ちゃんとはそんな関係じゃない。相棒みたいなもんなんだ」
「お金がないのは全部お母さんのせいだ」
とかね。
驚くほど他人のせいにしてて、まだ自分がキチガイだと気付いてない。逆に俺をキチガイ呼ばわりしてるくらいだから…これじゃあ一生目なんか覚めないかもなあ。

まぁそんな親父だから俺は黙って家を出たわけなんだけど、今ではあの家を出て行って良かったと思ってる。
今の彼女との生活のほうが伸び伸びと暮らせるし、何より幸せな毎日をおくれてるからな。

家出をする理由は充分すぎるくらいあるけど、実際に家出をするって行動に移すのは中々出来たことじゃない。「勇気」がいるんだ。
俺にその勇気をくれた相手は言わずもがな彼女だ。

さて。だいぶザックリ説明したつもりだったけど、気付いたらもう4,000文字を超えてしまっているんでこの辺で終わろうかなと。
まだまだ語るエピソードはあるので今後ゆっくり更新していくよ。中々にない家庭環境の話なんで良かったら色んな人に見せたり、教えたりしてどんどんこの記事を拡散してくれると嬉しいかな。
明るい話じゃないけど、きっと何処かで俺のこの経験談は誰かの力になると思うから。

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