三乗きりえ

5学年差兄妹を育てる母。発達傾向なのか、抑圧的すぎて思考がコントロールできないのか定か…

三乗きりえ

5学年差兄妹を育てる母。発達傾向なのか、抑圧的すぎて思考がコントロールできないのか定かではないが、なんとか生きてる。子どもと楽しく暮らすために働いてる。仕事は好きだけど、子どもとの生活が優先。日々考えたことなどダラダラ書きます。

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最近の記事

苦しさを越えて生きること、苦しさを抱えたままいきること

人生には数々の試練があるだろうけど、どのくらいの困難を乗り越えて行かなきゃいけないのかな? 自分自身がいわゆる「普通の」人ではないことは早くから感じていた。まず幼少期の自分については「トロイ子」だ。何をやるにもとろとろしてて、鈍臭く、理解もわるく、集団に馴染めず、よく泣いている。私3月生まれだしな。ハンディはあったよな。でも、それを上回る「トロさ」はあったように思う。理解の悪さや、体の動きの遅さとか。もちろんダメばかりじゃなくて得意なことはあったけど、あまり誇れるものでもなく

    • いつまでも抱きしめていたいけど

      育てる能力もないのに、産んでしまった。 取り返しのつかない事をした。 これから一生背負っていかなきゃいけない。私の罪だ。地獄だ。力のない私も、こんな私のもとに生まれたこの子も。 そう思いながらベビーカーを押していた産後2ヶ月の私。 あれから気がつけば11年経とうとしている。 子どもが幼い時は早く大きくなって欲しかった。乳児の時は幼児を見ては羨ましがり、本当にそこまで辿り着けるのか想像がつかなかった。 幼児になっても母親としての自信はなく、というか、その前に常にキャパオーバー

      • バツの母親

        「カードの×は母親の×です」 書いてみて改めて衝撃を受けた。 そして気づいた。私、まだそこに傷ついていたんだ。 子どもの保育園の保護者関係に悩まされている。 周囲の保護者に悪意があるわけではない、と思う。 ただ、うまくコミュニケーションが取れないだけなのじゃないかとは思う。 だけど、それだけで疑心暗鬼が広がり、心と体をむしばんでいく。 特定の保護者に対して腹が立ち、イライラが止まらない。 夜になるたびに憂鬱で泣きそうになる。 保育所を辞めたい。送迎を辞めたい。 だけど保育所

        • 自分でやった方がずっとずっとずっとずーっとマシ

          こういう記事を過去に書いた。 これも書いた。過去に。 振り返る今。 あぁそうか…。 子どもは成長していく力があると思っていた。たしかにある。私たち大人よりずっとある。できないこともたくさんあるけれど、成長していく力でいろんなことを乗り越えて行くんだと。 でも一方でまだ小さく弱い存在だということも知っていた。知識としては知っていた。なんだか強い気持ちで心に刻み込まれていた前者と比べて、こちらは「知ってた」って感じな気がする。今更こんなこと言っても仕方がないのだけれど。 そ

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        • 号泣しながらの寝かしつけ
          4本

        記事

          タイムマシンを待ってる

          もう今更、昔に戻りたいとは思わない。 辛いときに戻って同じ経験をするのは嫌だし、そんなことしなくたってフラッシュバックはいつでも起こり得る。楽しいときもあったけど、もう思い出だけでいい。だって本当にそれが楽しかったかなんてもう誰にもわからないと思う。その時の私にとって楽しかったのだという思い出を私が所持しているだけで、本当のところなんて誰にも分らない。私の思い出が、記憶がどうなっているかもわからないんだから。 それでも私はもしタイムマシンが来るなら、乗ってみたいと思う。自由

          タイムマシンを待ってる

          好きと島とお仕事と(まさかの7か月放置の下書きを発見したヨ)

          ねぇ、まさか、考えられますん?眠れない眠れないと思っていたら、まさかの7か月前の下書きを見つけてしまったよ。お正月の記事なの笑っちゃう。どうしようかなと思ったけど、せっかく書いてるし(途中までだけど)、自分の記録として公開しておきます。もう、ダメねぇ… ↓↓↓ 三乗きりえです。ご無沙汰しています。 あけましておめでとうございます。 今年もどのくらいかけるか解りませんが、どうぞ何かの折に思い出してやっていただけるとありがたいです。 まさかの大好きなゲームのなかに「お仕事を

          好きと島とお仕事と(まさかの7か月放置の下書きを発見したヨ)

          ケアがケアするケアなわけで

          何言ってるかわかんねぇよね。私もわかんねぇ。わかってもらう気もないのではないかと思いながら、ではなぜ私はこうしてPCに向かっているのだと問われると(誰も問わないけれど。深夜のリビングで一人だし)まぁ私にはさっぱりわからないわけで。でも今日はケアのことをまたまとめておきたくなったのでアリマス。私はたぶんケアすることを何度も繰り返し語っているような気もする。だからこの記事はまた同じ話かよってないようになるかもしれない。今日はまた長女と泣きながら寝かしつけをした話である。 またか

          ケアがケアするケアなわけで

          俺、バカだからできない事がたくさんあるんだよ

          ずいぶん落ち着かないけれど、それなりの日々を送っていました。メンヘラ的には穏やかで生き生きとした生活なんてないのだけれど😂、落ち込んだり取り戻したり乱れたり何とか落ち着いたり…ま、あまり平穏ではなかったな。けれど、なんとか日々を過ごしていたのですよ。 でもここ1週間、トラブルが連続で起こって、それを勢いだけで乗り越えようと奮い立たせた結果まあまあ大きなミスをして心がショートした。ミスそのものは大きな問題には発展しなかったんだけど、ミス自体が本当にまあまあ大きくて、こんなミス

          俺、バカだからできない事がたくさんあるんだよ

          ねこの週末

          Twitterでフォローしているネコさんのイラストを見ていて、金曜の夜に落書きしたもの。息子の小学校からのおたより(わら半紙)の裏に。粗末だけど、なかなかに気に入ってるので記録として残します。 「金曜、やっつけるぞー」って言ってるネコ先生をみてから出勤した金曜日。私は無事(?)金曜をやっつけて猛スピードで退勤しました。 そして糖質オフの発泡酒を飲みます。至福です。「ビ」って書いてるけど、よう考えたらビールやない。発泡酒や笑 そしてやってくる一回り。連休で良かったよね😢

          ねこの週末

          生きてく糧を 私に物語を

          とても久方ぶりに筆をとる。実際にはスマホを握りしめているわけだが。 いつの間にか結構な歳をとってしまったのか、歳をとるってこんなに削られていくことなのか、手書きの文章では筆が遅い。書きたいことはどんどん溢れてくる。けれど、本当に「筆が遅い」のだ。そう、手が動かない。昔はどうやって書いてたんだろう。 PCを使い出したらやっぱりキーボードの速さは抜群だ。カタカタと指が攣りそうになりながら、何度もミスをしたりするけれど(私はそういうの本当に苦手やからね)、それでも軽快な音が鳴ってい

          生きてく糧を 私に物語を

          手を出せない、子どもの友達関係の悩み

          子どもが産まれて、ついこの間まで何もかもを手伝ってあげていたような気がする。 あの子は食べるのも出すのも、服を着たり脱いだりするにも、何もかも世話してやらなきゃ生きていけない存在だったのに。成長過程のあれやこれや。生活の様子、どこもかしこも気を配って助けてやっていたはずの長男は気がつけばもう8歳。 まだ声をかけないと時間割は合わせないし、風呂は入らないし、ご飯も用意してあげないといけない。 けれど、よくよく考えてみたら、ここ数年は長男が自分で取り組んでいる事が格段に増えている

          手を出せない、子どもの友達関係の悩み

          号泣の翌日夜 小さなモーニングワークのお話

          号泣しながら寝かしつけをした話と、その翌朝について書いた。今回はその続き。翌日の夜のこと。少し落ち着きを取り戻したかに見えた私は、やっぱり低調で、夜には些細な事がキッカケで気持ちを取り乱してしまう。夫を巻き込み、それなりに手を尽くした事で冷静さを取り戻した。私の不安定さに合わせて夫が一緒に動いてくれた事で、私はやっと夫と話をする姿勢が取れた。そんな話。 まず、二つ目の記事にも書いたけど、号泣明けの1日はさほど悪い始まりではなかった。なんとか気持ちは落ち着いていたのだ。なぜ落

          号泣の翌日夜 小さなモーニングワークのお話

          号泣寝かしつけの翌朝

          今日は何ヶ月ぶりかの美容院。なので、ちゃんと朝起きなきゃいけない。 号泣後にnoteを書いて寝たのは2時より後。正直フラフラ。最悪の目覚めだ。その話はこちらのノートを↓ 夫は起きないけど、娘は起きる。昨夜の号泣で寝るのあんなに遅かったのに。やっぱり不安にさせたかな。 スッキリしない朝だけど、夫はなかなか起きてこなかったけど。だけど、気持ちは不思議と沈んでいない。 頭も体も重いし眠いけど。 久しぶりに声をあげて泣いて、涙とともに何かが流れでたのかもしれない。 その後not

          号泣寝かしつけの翌朝

          2回目の号泣寝かしつけ

          やってしまった。またやってしまった。深夜の号泣寝かしつけ。 Twitterで呟きまくったけど、長いのでこちらにまとめる。号泣に行くまでの前振りが長い。ごめんなさい。 学童保育での事件まず、今日の私はすこぶる調子が悪かった。 それは昨日の事件に由来している。 いつも18時くらいには迎えに行く学童保育だが、昨日は娘の懇談会のため遅くなった。でも、小雨の降る中、必死でチャリこいで閉室20分前に到着。急いでインターフォンを押して入れてもらった。娘3歳をつれてのお迎えはいつもワヤで、

          2回目の号泣寝かしつけ

          あつ森から。自分のこと、世界のこと

          最近はずっとNetflixやAmazonプライムでアニメやドラマを観ている。こんなにアニメやドラマを見続けているのは多分、15年くらいぶり。15年前っていくつ?つーか、私今いくつ??考えたら泣けてきた。ちょっと考えるのやめよう。 あつまれどうぶつの森私の今のプレイ時間は800時間くらい。 ひく。自分でもひく。 寝ても覚めても島クリしてた2020。 通勤中もやってた。仕事カバンの中にSwitch入れてるアラフォーワーママってやばい。お迎えの後絶対荷物増えるのに。通勤電車は

          あつ森から。自分のこと、世界のこと

          本当の鬼はどこにいる?

          「…実は…」 彼女はニヤニヤとした表情を浮かべておもむろに語り始めた。 「私の一年で1番の楽しみと言うか。もう、ストレス発散?っていうか」 彼女のニヤニヤは止まらない。 彼女の話はこうだ。 彼女は年に一度の節分がすごく楽しみで、1月に入ると節分が待ち遠しくてウキウキしてしまうらしい。何度も何度もプランを練って、新しく本格的な鬼の面を買う。イメトレして入念に準備を重ねる。当日は旦那さんに子ども達を任せて、物陰から思いっきり驚かせて追い回す。 「徹底的にやるんです」「すっごい

          本当の鬼はどこにいる?