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最近読んだ本


噛みあわない会話と、ある過去について 辻村深月
2018年本屋大賞受賞後第一作!
美術教師の美穂には、有名人になった教え子がいる。
彼の名は高輪佑。国民的アイドルグループの一員だ。
しかし、美穂が覚えている小学校時代の彼は、おとなしくて地味な生徒だった――ある特別な思い出を除いて。
今日、TV番組の収録で佑が美穂の働く小学校を訪れる。久しぶりの再会が彼女にもたらすものとは。他。

光待つ場所へ 辻村深月
大学二年の春。清水あやめには自信があった。
世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。
最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学生はいないと思っていた。
彼の作品を見るまでは(「しあわせのこみち」)。
書下ろし一編を含む扉の開く瞬間を描いた、五編の短編集。

時限捜査 堂場瞬一
大阪で連続爆破事件発生。犯人は大阪駅で人質をとり、現金十億円と逃走用ヘリを要求。
梅田署署長島村は24時間以内の解決のため、狙撃を画策し……。
巧妙な犯罪に挑む捜査チームの活躍。

凍結捜査 堂場瞬一
北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。函館中央署の保井凜は、平田に暴行されたと被害届が出ていたことを思い出す。早速、被害者の珠希を訪ねると、姿を晦ましていた。進展なく迎えた初夏、東京で女の射殺体が発見される。凜は、警視庁の神谷と捜査を進めていくが……。連続殺人の狙いは金か怨恨か? 巧妙に計画された重大犯罪に熱き刑事魂の捜査チームが挑む。待望の「検証捜査」兄弟編。

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