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5月7日は、東京通信工業(現:SONY)が設立&日本初の博士が誕生した日&コナモンの日&世界エイズ孤児デー

【東京通信工業(現:SONY)が設立】

1946(昭和21)年5月7日、 井深大(いぶかまさる)、盛田昭夫の両氏により、現:SONYの前身にあたる東京通信工業株式会社が設立されました。

創業当初は、主に真空管電圧計の製造・販売を行っていて、数年後には、テープレコーダー、トランジスタラジオなど、日本初の革新的新商品を次々と開発・販売し、会社規模を一気に拡大させていきました。

「SONY」に改称したのは1958(昭和33)年のことで、当時は、音に関する商品を多く取り扱っていたことから、ラテン語で「音」を意味するソナス(sonus)が元となり、そこから発声と響きの良さを意識して「SONY」になったとされています(諸説あり)。


【日本初の博士が誕生した日】

伊藤圭介・植物学者

1889(明治22)年5月7日、伊藤圭介:植物学者:花粉という言葉を創ったとされる人物、山川健次郎:物理学者、菊池大麓(だいろく):数学者をはじめとした25名に、日本初の博士号(はくしごう)が授与されました。

同時に、法学博士、医学博士、工学博士、文学博士、理学博士の5種類の博士号も設けられています。

当時の博士号は、教育への貢献を評価されたもので、今日使われている名誉博士の意味合いが強いものだったと考えられています。

山川健次郎・物理学者

《余談》
博士の読み方には、はかせ、はくしの2パターンありますが、
はかせ=制定:大化の改新、目的:学生の教育、立場:先生・教師、英語≒Profesor
はくし=制定:明治期以降、目的:学生の教育・研究の向上、立場:教育学位の最高位、英語:Doctorate(Dr.)・Doctor of philosophy(Ph.D)
上記の意味合い的な違いがあるとされています。

そして、この日は、博士の日として記念日が制定されています。


【コナモンの日】

コ(5)ナ(7)モンの語呂合わせと、コナモン製品愛好家団体の日本コナモン協会が、2003(平成15)年5月7日に設立されたことを合わせて、同協会が記念日に制定しています。

コナモンは食粉を使った食品のことで、たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パンなどなどの粉もの(食品)を意味する言葉として、主に関西地方で使われています。

日本の食文化に欠かせないコナモンの魅力を、よりアピールしていくことが提唱されていて、例年5月7日を含む前後の週には、主に関西圏の一部店舗等で、コナモン関連商品の量割増、料金割引といった各種キャンペーンが行われています。


【世界エイズ孤児デー】

2002(平成14)年に開催された「国連子ども特別総会」にて、国際デーとして5月7日に記念日が制定されています。

国際表記:World AIDS Orphans Day

エイズ孤児は、両親またはどちらかの親をエイズによって失った子供、HIVウイルスに感染・またはAIDS患者の孤児の両方を意味しています。

地球全体の生存HIV感染者及びAIDS患者推計数は、2002(平成14)年の時点で、4,200万人以上いる とされていて、両親またはどちらかの親をエイズによって失った子供は、2012(平成24)年の時点で、1,780万人以上にもなると言われています。

加えて、毎年約7万人以上のエイズ孤児が発生しているとの統計や調査報告もあり、エイズ孤児の約85%以上がサブサハラ地帯に集中していると目されています。

これは、アフリカの一部地域において、親が高齢のため、子どもが働いて家族を支えている、生活苦から自分の身体を売ってしまうといった状況があり、感染対策と共に、根底的諸問題解決への提議活動が続けられています。

(以上、ネット検索より)

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