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3月6日は、世界一周渡航が解禁&日本初の磁気浮上式リニアモーターカーが運転開始&スポーツ新聞の日&36の日&世界リンパ浮腫むくみの日&弟の日

【世界一周渡航が解禁】

日本航空の世界一周西回り路線が、1967(昭和42)年3月6日に営業を開始し、日本の世界一周渡航が解禁しました。

それまで、日本の航空会社は第二次世界大戦後に結ばれた「日米航空協定」の管理体制や制限があり、世界一周路線を持つこと自体ができませんでした。

が、協定が改められたのを機に、世界一周路線が解禁され、国外への自由渡航が再び開かれました。


《戦後初の世界一周路線ルート》
記念すべき第1便は、
出発:東京:日本・羽田空港発〜経由.1:香港:中国〜経由.2:バンコク:タイ〜経由.3:ニューデリー:インド〜経由.4:テヘラン:イラク〜経由.5:カイロ:エジプト〜経由.6:ローマ:イタリア〜経由.7:フランクフルト:ドイツ〜経由.8:パリ:フランス〜経由.9:ロンドン:イギリス〜経由.10:サンフランシスコ:アメリカ〜経由.11:ホノルル:アメリカ〜到着:東京:日本・羽田空港着を巡るルートでした。

そして、この日は、世界一周記念日として制定されています。


【日本初の磁気浮上式リニアモーターカーが運転開始】

2005(平成17)年3月6日、日本初の磁気浮上式リニアモーターカーが、愛知高速交通株式会社の開業と同時に運転をスタートしました。

正式名称:愛知高速交通東部丘陵線
運行区間:藤が丘駅(名古屋市)〜八草駅間(豊田市)
運行距離:約8.9km
運行時間:9駅を約17分

磁気浮上式リニアモーターカーは車輪を持たないため、従来の電車に比べて騒音や振動が極めて小さく、快適な乗り心地です。

《リニアモーターの種類》
同じリニアモーターというくくりでも、
磁気浮上式:磁気で車体を浮上させて推進
鉄輪式:車体は車輪で支えて、推進及び電磁ブレーキをリニアモーターで推進
軌道一次式:車両の電磁石と軌道上の推進用コイル間の反発力と吸引力を利用
車上一次式:軌道一次式とは逆の要領
などの種類に分類されています。

磁気浮上式リニアモーターカーとして実用稼働中なのは、世界でも、
上海トランスラピッド:中国=開業:2004(平成16)年12月31日
愛知高速交通東部丘陵線:日本=開業:2005(平成17)年3月26日
長沙磁浮快線:中国=開業:2016(平成28)年5月6日
エキスポ科学公園線:韓国=開業:2016(平成28)年8月2日
北京地下鉄S1線:中国=開業:2020(令和2)年12月31日
以上、アジア圏の計5線のみです(2023(令和5)年末時点)。

そして、この日は、リニモの日として記念日のひとつに制定されています。


【スポーツ新聞の日】

1946(昭和21)年3月6日、日刊スポーツ新聞社が日本初のスポーツ新聞「日刊スポーツ」を東京で創刊したことにちなんで記念日が設けられています。

当時は、部数:1万5,000部、価格:50銭、総頁:4ページで、新聞の内容自体がGHQや政府の統制を受ける中での発刊だったものの、発売とともに即完売でした。

これは、スポーツの感動や情報は、戦後の厳しい環境下で生きる人々にとって、大きな娯楽で活力となったことが伺え、当時の世相を知る上でも、興味深い事象と目されています。


【36の日】

労働基準法の第36条に規定されている「時間外・休日労働に関する協定」のことを、通称:36(サブロク)協定と呼ぶことから、労働法制や社会保障制度に経済政策などの様々な社会的問題を取り扱う日本労働組合総連合会(略称:連合)が、「36」を3月6日と見立てて記念日に制定しています。

《36協定》
会社側が従業員に対して、1日8時間、週40時間の法定労働時間を超える、時間外労働、休日労働 を課す際に、届け出が必要となる協定。


【世界リンパ浮腫むくみの日】

2016(平成28)年3月6日に、アメリカで世界リンパ浮腫の日が制定されたことを受けて、日本でもリンパ浮腫に関する認知を広めるべく、リンパ浮腫サポートネットワークのリンパカフェが記念日に制定しています。

国際表記:World Lymphedema Day

《リンパ浮腫》
がん治療などの手術で、リンパ節を取り除いた場合や、放射線治療などによって、リンパの流れが停滞すること。

主に、脚や腕の異常な浮腫むくみ症状が確認されていて、がん治療による後遺症の一例とされています。


【弟の日】

兄弟型姉妹型研究の第一人者で、漫画家の畑田国男氏が提唱している記念日で、弟の日:3月6日、兄の日:6月6日、妹の日:9月6日、姉の日:12月6日の各日に、各記念日が制定されています。


(以上、ネット検索より)

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