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出口が見えない〜8/25 FC東京戦〜

ベガルタ仙台 1-2   FC東京
 ジョアンオマリ 17分
 アピアタウィア久 62分
 ディエゴオリベイラ 90+2分

残留が大きく遠のく敗戦となってしまった。
非常に残念なのは改善が見えないこと、今のベガルタからは残留の希望がみえない。

◆スタメンの印象
フォーメーションを4-2-3-1に変更。DFは変更なし、中盤はフォギーニョが復帰、松下が久々にスタメン、上原がトップ下、CFは富樫を前節に続き起用した。率直な印象はCB2枚は大丈夫か?前節5失点しかも失点に大きく絡んだ2人をそのまま起用したのは大いに疑問。FC東京は控えメンバー中心なので何としても勝ち点3を取りたい。

◆課題
・CBの安定感欠如、クパ頼みの守備
スタメンを見た時の悪い予感が的中、福森のフィード力とアピアタウィアのポテンシャルに監督は賭けたのだろうが裏目に出た。福森はディフェンス面の強度の低さ、CKの対応は痛恨だった。アピは判断の悪さが目立つ、上背とスピードはあるが全く活かせておらず現状を考えると我慢して使い続ける余地はない。今節2失点に押さえたのはクパのセーブがあったからであり、決定機の数からするとCBはボロボロだった。ビルドアップの精度をあげたい監督の意図はわかるが、結果が出ない今平岡と吉野に早く戻した方が良い。

・前線からのプレス精度
立ち上がりは良い距離感でプレスをかけていたが、FC東京が1枚下げて運び始めたことで停滞してしまった。付け焼き刃でもこの強度を上げる必要がある。先制点を取られる試合が圧倒的に多く、低く構える守備をしていても0-1、0-2の敗戦を積み重ねるばかりだ。

・ハマらない手倉森采配
アピアタウィアと福森の継続、フォギーニョの前半交代など尽く裏目に出てしまった。
特にフォギーニョの交代により後半は相手のカウンターの目を積むことが出来ず、危ないカウンターを受け続けた結果、最後は相手の圧力に耐えきれず屈した。松下と上原を並べた時に何度となくカウンターで失点してきた序盤戦を忘れたのか?フォギーニョを怪我以外の理由で代えたとしたら、非常に不思議な采配だ。

選手選定も疑問はあるが、試合中の戦術的な修正が全く出来ない。意図を持って試合に臨んでも試合中に対策された際に、有効な策を打てないのが致命的。残り試合数を考えると監督交代を行う最後のタイミングかもしれない。チームは5月をピークに後退を続けており改善の傾向が見えない、もはや必要なのは監督交代という特効薬しかないのではないか。

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