見出し画像

拾った勝ち点1〜7/10コンサドーレ札幌戦〜

ベガルタ仙台 1-1  コンサドーレ札幌

非常に残念な引き分けとなってしまった。。

渡邊監督の頃は降格圏に沈んでいる時でも、最終的には大丈夫だろうという感覚があったが今シーズンは本当に落ちるかもしれないと思わせる内容だった。

まず本日のスタメンについて、、、
大きな驚きはなかったが、前節西村の負傷により出場するも結果を残せなかったカルドーゾを起用、また今節も残念ながらフォギーニョは間に合わずベンチ外だった。

前節ベンチ外だったマルティノスは今節もベンチ外、オッティとタイプ的にも被ることで外されていると思うが、攻撃面で結果を残している数少ない選手なのに残念。。。
また、カルドーゾについても今のパフォーマンスであれば皆川の方が可能性を感じる。スタメン、ベンチ含めて疑問が残る選定となった。

まずは課題点、、

◆相手のワイドの対策
仙台の守備の欠点とも言えるワイドを札幌は狙い撃ちしてきた。SHが高い位置を取り、ビルドアップ時はサイドチェンジを多用、石原の裏のスペースを自由に使われてしまった。またシャドーの2人が絶妙の位置取りをしており、CB2枚の裏を狙いつつ中盤にも下がる、仙台はマーカーを捕まえられない。
試合を通して効果的な対策が取れず守勢に回る展開となってしまった。
試合中の修正が出来ない点は課題、シマオマテをベンチに入れたのだから3バックにしてミラーゲームにしても良かったと思う。

◆手倉森監督の采配&攻撃の強度
前半の給水明け、前線のプレスの強度が上がったことで流れを引き寄せ同点に追いついた。ただ根本的な部分は解消されておらずその後も守勢に回り続けた。

最近の手倉森監督の采配の印象は安全運転、リスクを冒したくない、だから前線の選手の投入が遅い、守備が弱い外国人は最後の10分だけ、それでも失点して結局敗戦、良くて引き分けというのが今の状況だ。

我慢して守るだけのチームを作るのは良いが、献身的に守備をして頑張る選手だけを並べてても勝てない、日本代表クラスではないメンバーなのだから、毎試合無失点など不可能だ。
やるべきはオッティ、マルティノスの最善解を見つけること(カルドーゾは難しいかもしれないが)。または、この中断期間で即戦力になりうる日本人選手を獲得する事だ。CF、DH、CB、左SBは戦力が薄い。この中断期間はJ1に残るための戦力の見極めに使って欲しい。

ポジティブだった点、、
同点に追いついたこと、そこが全て。
真瀬の初ゴールにはおめでとうと言いたい。
あれだけ押し込まれて負けなかったことは収穫だが、こんな試合がここ数試合続いており改善の兆しがみえない。
そしてなにより手倉森監督の采配が、消極的にみえる場面が増えていることが残念だ。

中断あけのG大阪戦できっちり勝ちたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?