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アパレル店員との恋①〜突然の出会いと告白〜

わたしがアパレル店員に出会ったのは高校3年生の夏。
勉強に疲れて出来心でインストールしたアプリ(掲示板)だった。

今でも覚えている。リクライニングチェアにだらんと座りながらiPadを見ていた。
インストールして間もなく、一つの通知が来ていたことに気がついた。
「こんにちは」と来ていた。それに少しドキドキしながらも、こんにちはと返してみることにした。
すると、「ごろごろタイム〜?」と返信が来た。
何だか気持ち悪い言い回しだなと思いつつ、この後のやり取りを進めることにワクワクしていた私はその発言をスルーした。
その人は22歳だということだけを知った。

21時からやりとりをして、その間ご飯やお風呂を挟み、いつの間にか23時になっていた。
そして、お風呂に入り終わって通知が見えた。
(あ!またこのお兄さんからだ!)少しワクワクしつつ、
「お風呂入ってた〜」と返信。
そこからたわいもない話をするものの、ちょいちょい「かわいい」とか言われ、良い気になっていたわたし…。(今思うと、わたしちょろいな)

しばらくすると、「俺と付き合わない?」とメッセージが来た。
(えええぇぇえ?!何だって?)
まだ出会って3時間…。いくら何でも、体目当てにしか思えなかった。
「いやいや、まだ出会ったばかりだし、顔も知らないし、職業とかも知らないし、それはできないかな」と返信。
「そうだよね、ごめんね急に」と返ってきた。
何だこの人…と少し冷たい目で相手のアイコンを見ながらブロックボタンを押した。そして就寝。

翌日、「おはよ」との通知。
わたし、ブロックできていませんでした。笑
(とりあえず何も考えず、おはよと返信。)
                     続く…。

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