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心霊写真


タイトルが怖いけど、怖くないから安心してくれ。
怖い話から話が発展して数日怖い体験や不思議について考えている。この作文も怖い話関連の事をネタに作っているから、もうちょっとまた怖い話について考えてみようかと思う。

怖い話と言えば、必ず出てくるのが「心霊写真」の話。


集合写真でパチリ
洞窟でパチリ
夫婦並んで絶景をバックにパチリ
友達と家でパチリ
もちろん心霊スポットでもパチリ
廃墟でパチリ
誰もいない観光地や廃学校でパチリ

いろんな心霊写真があるよね。


今ではケータイで写真が撮れるから、誰もがどこででも、そしてどんな瞬間にでもパチリと一枚写真が撮れる。

ある意味では、どこかで誰かのカメラに自分が写っている可能性があるワケで、プライバシーをちゃんと自分で守ろうとしなきゃ、何を撮られているかわからない時代だ。
ある意味じゃコレはホラーな話である。


偶然にそのカメラに幽霊が写り込んだと言って、やれ目が写っているとか顔が見えるんだとか、ありえないところに人が立っているとか、人の影にいるはずのない人が写っているんだとか…他にも人形がこっちを見ているだとか足が消えているだとか、顔がグニャっと歪んで見えるとか、いろんな奇妙な写真の種類がある。

素人が撮った写真にでさえ写り込んでいるんだから、プロが撮ったのだってあるでしょうよと思うだろう。

プロカメラマンってすごいのね。

プロで写真を撮るひとってのはすごいもんで、とんでもない量の写真を撮るのだ。
何百?いやいや、何千枚という単位で撮るのである。

ひゃー、想像できん。
でも聞くと納得する。
僕らが思う良い写真っていうのも、何十枚に一枚ってところだろう。
旅行の写真にしても、パラパラと見るための写真と飾っておきたいような家族で撮った写真がある。

素人でもそうなら、プロなんてのは一枚だけの写真の依頼に対して百枚撮って一枚良いやつが撮れたらラッキーなくらいだと思うんだ。


そりゃもちろん何千と撮るのが当然だろうな。
僕にも知り合いで写真を生業にしている人がいるが、それこそ何千と写真を撮り、編集作業に追われるのだと言う。
そこで僕が、“仕事してて怖い思いをした事はないか?”と聞いたところ、意外にも全く無いのだという。

その人は主には人物を撮っていて、それこそアイドルなんかの写真も撮っているそうだ。
そうなればいろんなところでいろんな写真を撮っているんだろうし、いろんな邪魔も入るだろう。
それにいろんな良くないものだって写り込むだろうと思うが、そんな事は全くないのだとか。


僕らが見ている怖い写真は、もしかすると本当の怖い偶然が写ったのかもしれないし、そう“思い込んでいるだけ”なのかもしれないよね。


という心霊写真についての全く怖くない話。

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