衣笠 翔太(社会福祉士事務所あめはれ)

フリーランスのソーシャルワーカーとして、令和6年4月1日より事務所を開設しました。 主…

衣笠 翔太(社会福祉士事務所あめはれ)

フリーランスのソーシャルワーカーとして、令和6年4月1日より事務所を開設しました。 主には、成年後見・ケアマネ・社会福祉士実習巡回指導員をしています。

最近の記事

相談することのハードル

先日、私は初めて大阪産業創造会館に行きました。 目的は、今後の事業について相談するため。 包括を退職し、フリーランスの社会福祉士となったものの、まだ自分自身が主体となって行う事業をうまく形に出来ていなかったため、相談に行きました。 ネットの予約フォームの入力を何度も書いたり消したり………。 こんな頑張ります言うて包括やめたクセに具体案何も出来てないやん💦な自分が相談してもいいんだろうかと悩んだ結果、思い切って申し込みをしました。 結果……。 やっぱり専門の方に相談す

    • 先輩からの教え

      私が社会人1年目で、特別養護老人ホームの夜勤をしているときに、 相談員をしていた社会福祉士の先輩に教わった言葉を 今でも大切にしています。 それは 『相談者が帰る際に笑顔で帰って行ったら、衣笠くんの勝ち』 です。 厳密に言えば、相談対応に勝つも負けるもないんですが、 相談者が”衣笠に話を聞いてもらってよかった”と思ったのか。 それを相談者が笑顔で帰られるのか。そうでないのかということで 考えてみてはどうかと私が理解できるように、 先輩は表現してくれたのではないかと感じ

      • 「自分自身を受け入れる・相手を理解する」

        「小学校高学年くらいから、友人関係がうまくいかなくなり、担任の先生に受診を勧められた。様々な検査を行ったが、特に異常はなく、何なら記憶能力については高い子どもとの診断であった。」 「でも、自分の想いをうまく言葉にできない。わからないことがあったら、それぐらい人に聞けばいいのにと思うことも聞けず、自分の解釈で行動し、それが原因で友人とトラブルを起こす。些細なことだから、すぐ確認できることなんですけどね・・・。」 被保佐人の幼少期の様子について質問したところ、被保佐人の母は穏や

        • 「本人の意思に基づいた成年後見人等と福祉専門職の連携」を読んで

          「実践 成年後見 110号」にて、 『成年後見人等と福祉関係者との連携と協働』が特集されています。 その中で書かれている、同志社大学教授 永田 祐氏の記事を読み、自身の成年後見人等としての活動を振り返りたい。 言わずもがなではあるかと思うが、 成年後見人等が意思決定支援を踏まえた後見事務を行うにあたっては、 としている。 そんな中、実際に成年後見人等が支援チームとの連携を開始するのは、 となり、 いわば成年後見人等は福祉専門職からすれば、「後から入ってきた人」という

          医療観察法による入院

          成年後見活動をしていると日々わからないことだらけ。 まだまだ分からないことも多く、 今日は、「医療観察法による入院」について新たに触れる機会となった。 私が新しく担当させていただく被保佐人が 医療観察法により精神科病院へ入院。 そこで退院に向けてプログラムや生活訓練を受けていました。 本来であれば、 急性期・回復期・社会復帰期を経て、1年半ほどで退院を見込んでいますが、今回担当する被保佐人はすでに超過。 ただ病院相談員からすれば、なかなか予定通りに進む方は少ないと話す。

          想いをカタチに

          誰にでもあることだけど、本人はなかなか本音を言い出しにくいし、言いにくいことだからこそ支援者に理解してもらうことが難しい。 その本人が言いにくいこと。それは自身の「欲求」に関すること。 だから本人は、支援者には言わずにあらゆる行動を取る。 それは支援者から見ればやめておいた方がいいと感じることが多い。 だから支援者はあの手この手で本人を説得しようとする。 それに対し、一度は納得したような返答をするけど、 すぐにまた同じことをする。 その繰り返しの中で、支援者から 『言って

          はじめまして~自己紹介~

          note初投稿です。 あまり文章を書くことは得意じゃないけど、 自分の想いや考え、体験したこと、実践を言語化することは大切だし、 もっとできるようにならなきゃとの想いからnoteを始めることとしました。 どうぞよろしくお願いいたします。 名前 社会福祉士事務所あめはれ 衣笠 翔太 「あめはれ」は雨のち晴れの略語。 「今日は雨降りでも 雨のち晴れ いつの日にか 虹を渡ろう」と 大好きなミスチル櫻井さんが歌っているように。 ずっと雨降りは続かず、必ず晴れるように。 そっと相談