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副業スタート 〜副業の記録②〜

開業届を出して、副業を正式にスタートして約2ヶ月が経とうとしています。今回は開業をした後のステップや自身と周囲に起きた変化について書き留めてみたいと思います。



仕事の価値をお金に換算する

まず、副業開始にあたっては相手の企業と契約書をとりかわしますが、もちろんそこにはこちらから対価として請求する金額が含まれます。
自分の仕事に対してどれくらいの金額を請求するのが妥当なのか、相手はその条件をどう考えているのか、なかなか最初は難しいものです。

価格交渉はサラリーマンをしていると職種によっては一生関わりがないかもしれません。「値切りが当たり前」の地域もあるようですが、残念ながらテレビの中でしか知りません。

日本はお金に関して遠慮する文化がベースにあるように思いますが、こちらも相手にない能力を提供するわけですから、本来はWin-Winの関係のはず。自分の仕事の能力とその価値を信じて先に値段を出すことにしました。

ミッションを明確にする

本業もある中、限られた時間で価値を提供するためには「目的」や「ゴール」などミッションをより明確にして双方で合意する必要があります。その中で色々と条件を調整しながら最終的に契約書に落とし込みます。

この最初の枠組みは特に大事で、ここが曖昧だと際限なく仕事が増えることにもなりかねないですし、双方の期待値に齟齬が生じるとお互いにとっても不幸です。最終的には値段とともに役割やミッションを確定していきました。価格設定ごとにいくつかパターン(サービスメニューのようなもの)を作っておくと話が早いかもしれません。

自分に投資する

副業をしていくにあたって、売るものは「自分の能力」しかないので、もし値段を上げていきたいのであれば、自分そのものの価値を上げていく必要があります。具体的には「実績」はもちろんのこと「アウトプットの種類・質・量」なども重要な要素です。

ということで、自分ができることを少しでも増やす事を意識し始めました。
生産性を上げる各種ツールの導入や、技術も含めた新しい領域の知識習得と実践etc。
もちろん今話題の生成AI(ChatGPT,Claude)も導入し、業務に役立てています。

税金の使い道が気になる

確定申告はまだですが、会計帳簿をつけているとやはり気になるのは税金です。納税はルール通りにするだけなのですが、稼いだ額から税金が取られていくのがサラリーマン時代よりさらに鮮明にわかるので、そのおさめた税金がどのように使われるのかが今までよりさらに気になるようになりました。

懸命に働いて納めた税金を、貯金されるとわかっていて膨大な費用をかけて戻すくらいなら、世の中にお金が出回る、もしくは将来が明るくなるような方向に使って欲しいと思います。国民に「貯蓄から投資へ」と言っている政府自身がちゃんと将来に向けた正しい投資をしているのか(毎年のように会計検査院に無駄遣いを指摘されているのにそれを是正しているのか)などなど気になって仕方ないです。

その他

これは副次的な効果ですが「副業」をしていることを仕事関係で周囲に話すと「あの人は副業ができる人」という認識ができたのか、会社対会社では頼みにくかった事(別会社の支援など)も相談されるようになりました。

たとえ副業でも仕事は仕事で優劣は変わりませんから、心から一緒に仕事をしたいと思う人たちと関わっていきたいと思っています。
なので、広告やSNS、仲介エージェント経由で仕事を獲得するより、まずは人的ネットワークから派生する方が最初は安心かなと思っています。


世間的には良い歳になりましたが、まだまだ世の中知らないことだらけで面白いです。

直接副業には関係ありませんが、生成AIに続き、直近で画像生成周りの技術がさらに進化しているので、空いた時間で色々試しています。

まとめられたら、次回はこの辺りも書いてみたいと思います。

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