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医療と介護と人と地域と

こんばんは。
kintaです。
なんてタイトル付けようかなって迷ったんです。要は連携のこと。これを書きたくて。

某日。
ある関係機関より報告があって。
その内容だけ見ればただの報告なんです。
でもそれを読んだ時いの一番に「マズイ、これは。」と経験上の直感で。
直感と言いつつ根拠はゴリゴリにあるんですけど。
つまり根拠の下に危険を感じたから連携するのは今だと思ったっていう直感です。

その情報とその方の性格、行動、言動、生活歴、普段の医療との絡み方、諸々を繋げた時にこれは自分が架け橋にならなきゃいけないと素直に思って周りを巻き込みました。

ある方が体調不良を感じた。
それを見た人が変だと感じた。
その報告を受けた。
関係の深い方に僕から提案をした。
提案した内容を含め医療機関に前フリした。
報告をくれた機関に取り繋げた道筋をこちらも報告した。

簡単に言えばこんな感じ。

僕はプロフの仕事を今の軸に取り組んでいる所で。この仕事はどこへ行っても医療・介護連携だと耳タコな位言われるんです。
でも現実は何でもかんでも上手く繋がっている訳ではなくて建設的な繋がり方なんて未だ確立されてない
言い過ぎかもしれないですけど各所加算を取るための連携だけはしてるのが現状で。
勿論仕事なんで仕事をした上で加算を取ることはウチもあります。でも一方で取る必要がない、その筋が通らないものは取れそうでも取りません。

今回挙げた話の繋がり(連携)については加算は一切なし。それはわかってましたが繋ぐ必要があると感じたから自然と巻き込んでいました。医療も介護もその他の人も。
加算のためではなかったから建設的な繋ぎができた思う。僕の中では成功例だと断言できた話。

世間はどこからどこまで繋がっているのか。

考えたことありますか?
恐らく大して繋がってないです。
これだけ縦割り社会になって役割も細分化されて、その結果専門部署が幾つもできたような世の中なのに

繋がってないんです。
残念ながら。

結局未だそれぞれが自分達の守備範囲を狭めて守りに入ってる。
重なり合うグレーゾーンをもっと作れって言っているわけではなくて。逆で。
保守的になって責任が発生する機会をマニュアル的に抑えた結果、排他的経済水域みたいにどこの管轄でもない空白ばかりが社会に自然発生した
(その割に人の敷地に入り込んで好き放題荒らしていく例も多いんですけど)

そしてこれは仕事だけに留まらなくて。
人なんて誰かのおかげで生きていて、逆に誰かは実は僕らがいるおかげで生きられていて、みたいなことも同じで。人と人が繋がって無意識に支えあっていて、助け助けられ生きてる、生きられてるのが真実なのに

そんなことが当たり前なのになぜか人は「自分は違う」「自分は特別だ」「自分に限ってそんなことはない」「自分は誰に対しても人らしい振る舞いをしてる」etc…好き放題都合良く思い込んで結果守るべき人のことまで平気でその責任を他へ委ねる。
恩を仇で返すとはこのこと。
でもそれすら気付かない。
自分大好き、唯我独尊

そう、気付かない。気付けないんだよ。
きっとそういう人たちは自分が痛みを伴う大変な思いをした時にどうしようもなくなった時に神の手みたいな神々しい助けを差し伸べられないと気付かないと思う。言い換えると瀕死の状態から救い出してもらうくらいの経験をしないと気付かないってこと。

現代がこんなに荒んで格差だらけで誰かが困ってても「ウチだって困ってるんだから」とかできない理由くっつけて目の前の問題から逃げ回ってる以上、好転なんてしないと思うな。

この話、入口は仕事の上での連携を切り口にしましたけど、結局それも建前のところが多くて。だから結局は人と人が必要な時にどう繋がるか、そこには誰がいるか、必要か。そういうシンプルな社会像が求められてるんじゃないのか?ってやっぱり思う。

かといって、これだけ自分たちの生活しか見えていない社会なのでこれを変えるのは難しい。だからこれを変えようとは思わない。
けど、少なくとも人と手を取り合ってお互いが持ちつ持たれつの関係で生きていきたい人たちも多くいると思う。だって人なんて弱いんだから。

今回ここに挙げた一連は、僕の中で

社会を変えずに凝り固まった常識自体を別のものにすり替えてしまえば、アップデートしたこれからの常識に差し替えてしまえばその時、それでも勝手に生きる人はそれでいい、次の時代の生き方をしたい人は便乗して体感したらいいと思う。
この違いが、その個人の決定がそのまま各々のその先の人生を変えていくはずと信じてます。

人の人生は変えられないけど
自分の人生は幾らでも変えられる。
少数派は多数派に飲み込まれちゃうことが多いけど
少数派がいつまでも少数派とは限らず多数派も未来永劫多数派な訳じゃない。

膨らみすぎてしまったけど。
仕事上の話から派生して人と人の連携の話をしたかった。

うん、ちょっと長いな。
最後まで読まれた方はお疲れ様でした。

おやすみ。

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