見出し画像

受け止める手

こんばんは。
kintaです。
うちは今少人数で会社をやっています。
どのくらいかっていったら机を隣り合わせにしようと思えばできちゃうくらい。

僕はこの仕事10年目(マネジメントね)。
調査も浴びる程やってきたので、それはそれなりに経験を積んできた形になる。
サラッと言ってはいるものの、皆さんご存知の通り僕の仕事の内容は割に合わない、世間では処遇改善金がどーたらこーたら言われているもののお構い無し。
何なら保険者が物価高騰対策支援金の枠から外してしまうくらいの低待遇(県は何とか出してくれた)。

改正で劇的に単価を上げてくれない限り抜本的に待遇を突き上げるなど無理な話で、そんな待遇だから若いなり手は全然増えない。加えてこの仕事、そろそろ始まりたてからやってる人達は年齢的に限界を迎えてくる

つまり

要介護的な対象が爆発的に増えていく中でマネジメント役の僕らの絶対数は反比例して、減る。マネジャー難民が今後さらに多発する。

希少価値は上がるだろう。
おかしいな価値が上がるということはそれに釣られて待遇も好転するのが世の習わしなんだが…気配が、ない。

愚痴は置いといて、受け止める手
前述にもあるように、これからなり手も増えないであろう中、今中堅所にいる僕らに白羽の矢が立つ日は遠くない。
宛にされている年代であるわけなのでその受け止める手は減らないことが必須条件。

にも関わらず、社会は勝手だから、無意識に潰しにかかるんだよな。
無意識なんだ。
そういうつもりないんだよ。
だっていつも通りにしてるつもりだから。

だからね、そんないつも通りにしてるはずがそういう結果を生むってことはつまり

皆さんの当たり前は大昔の世の初期設定であって今、その設定で人と関わるってことはバグ、誤変換、ノイズ、トラブルのオンパレードであって今の人達はその雑音に一生懸命耳を塞いで見ないようにしてやり過ごしながら仕事してるわけです。

ナチュラルに人を潰してしまうとかもう息するだけでヒットしてしまう程の超高精度のショット率を誇るんですよ。

社会保険料を労働世代が払い年金受給者が持っていく、この仕組みはやむなしとして、せめてその労働世代たちが気持ちよくそれを払える、気持ちよく身の丈に収まらない量の重荷を背負う受け止める手になることの障害にだけはなって欲しくないんです。

業種差別的なこともこの要因の一つになるな。
男だとか女だとかジェンダーもその1つだな。
多様性が認められた時代だから、昔のノリでやってたら簡単に心が壊れるのが今の時代。

僕はせめてウチの受け止める手を減らさないようにむしろ増やせるように頑張っているところ。
気は遣うし、楽じゃない。
でもとことん大事にしながらとことん仕事してるところ見せて少しずつ自信を付けられるように、言ってみればある程度過保護なくらいに付き合っていかないと根性論、精神論で過ごした時代なんてもう化石なんだから成り立つわけないんだ。

周りではまだ可愛い子には旅を…な感じでバシバシ経験もさせるけど、人による。今の時代じゃその度で帰らぬ人になることも否定できないし。そのくらい世の中のモラルって危険。

受け取れる手を増やすためにもなり手は減らせない、むしろ増やさなきゃならない。
そのためにはどういうことをしなきゃならないか、計算していかなきゃいけないなと思ってる。

楽しいやり甲斐は慣れたら着いてくる。
最初はいかに気持ちを潰さないかが大事。
そのためには僕は幾らでも矢面立って喰らいますよ。
何本刺さろうが知らん顔して

「次行こう、次!」

しれっとやってやるんだ。
で、1人になったら

「ものすごい痛いじゃんこれ、やだ、何、もう、ざっくり刺さってんじゃん。」

ってぶつくさ独り言でもしとくよ。

ok?

マイキャッチコピー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?