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選択権

こんばんは。
kintaです。
プロフにもあるように指定業務をしています。
これは批難でも批判でもありません。
ただ疑問に思っていること。

契約制度と選択肢

僕らの仕事以外でも顧客は相手を(対象を)選びます
選ぶ選択肢があって選んだ対象と何らかの契約を取り交わします。
契約はそもそも幅広くて、例えばコンビニで商品を手に取って(選んで)レジで指定された金額を支払って(契約)レシート(領収書)を提出されて一連が完結です。
僕らの生活圏域内には当たり前に契約と選択肢が飛び交ってるんですよね。

で、契約と選択肢を持つってことは正当な権利と段取りだということを踏まえた上で自分の話に置き換えます。

僕らの仕事は選ばれる側で、こちらから選ぶものではない。むしろ選ばせては貰えないと言っても過剰ではないと思う。
介護保険法に定められた通り特段正当な事情がない限り選ばれれば応じる義務がある。
限りなく入口の立場は弱い仕事なんです。

言っても、仕事なので、そういう条件の仕事であってその与件の中で立ち回らなければいけないのが鉄則なのでそれについては別段どうとも思わないです。

ただ

Twitterでもそれなりに見てもらった通り福祉業界は圧倒的に女性イメージが強いのと男性職員に対する偏見、暗黙でそれぞれの役割や線引きが割り振られる形になってしまっている。

他の方がおっしゃる通りで変なんですよ。
同じ資格、専門職でありながら
「これは女性に」
「こっちは男性に」
みたいな割り振り(主観での)やその専門職としての地力も知らずして性別だけで左右される現実。

正直世間にはこういうイメージが強いと思うんですよ。

ケアマネは中年からベテラン世代が多い。

つまり女性ならオバサン。
男性ならオジサン。

そこで素直にどちらを選びましょう?
ってことになるとこういうイメージが強いお宅ではまだオバサンが来る方がいいと感じるんじゃないか、と。

だって想像してみて?
知らんオジサンが来るのとオバサンが来るのとじゃ印象全然違うでしょう?
実際には若ければ20代後半、一般的には30代、40代の働き盛りの男女ケアマネがいるんですけど制度が制度。未だ当時のケアマネさん達が現役でされていて相当数を占めてるのは何となく世間でもイメージとしてあって、それを見ればオジサンかオバサンがケアマネって思い込んでも仕方ないと思うんです。

詰まるところ、選択肢のある契約制度である以上仕方ないことではあるのは事実。
一方で、どこの事業所がどういう特長持って役務に当たってるか知らない包括含め世間に情報が開かれてるようで開かれていないために偏る結果になってるのも事実。

ぶっちゃけ男性が優れてるとか女性の方が向いてるとかないです。相性だから。人だから、ただの。

ただ僕が言いたかったのはこれだけです。

僕には大事な部下がいて。
その子は色んな不安と怖さと葛藤しながらも頑張って僕の指導に着いてきてくれた。
その子が今、前を向いて頑張ろうとしてくれている。
そのいいモチベーションで1つずつ積み重ねて行こう!って頑張ってる時にその偏った選定の方法で過多になる受けられるケースも断ることになる、結果的にもしかしたら相談者も不利益を被ることになるなんてことになればその子はどこかでこう思ってしまう。

受けられなくてすいません…。

何も悪くない、むしろ頑張ってる、悩みながら疲れながら、自分もやれること頑張るって頑張ってくれてる。
その頑張ってくれてる部下が負い目感じるような状況は避けたいんですよ。
大事な子なんで。

相談する側、それを振る側にとっては何気ない1つのやり取りかもしれない。
でも選ばれる僕らにとってはワークバランスが崩れてしまったり運営そのものに不自然な偏りが出てしまったり、本来受けるべき話が受けられなかったり、それこそ男性には暴力的なケース、揉めそうな、荒れそうなケースが振られがちになるなんて珍しくなくて。

自分本位になりがちな現代だから、契約制度に則った選択権も正当に機能して欲しい。
それだけなんですよ。

僕は部下を大事に育てたい。
この業界でもホワイトにやっていけるんだよってちゃんと示したい。
そして、うちで働きたいモチベーションを持ってくれた人と仕事をしたい。

組織は人。

僕に関わってくれる人達に理不尽な思いはさせたくない。だから僕は書いたんですよね。

これは、そういう意味なんです。
実は。
不平等だ!って言ってるわけじゃないんですよね。純粋に部下を心配してるんです。オーバーワークにはできない、これに負い目感じて欲しくないって。

それだけっす。
本日は、以上。
意外と長くなっちゃった💦

おやすみ。

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