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浅草


さかのぼって、浅草。
ひいおばあちゃんの葬儀へ参列するのに、スムーズな滞在先を探したら浅草にたどり着きました。東京に長く住んでいたとはいえ、浅草という場所をこんなにじっくり見るのは初めてで、すっかり観光気分。平日の昼間だというのにとにかく人が多くてびっくり。観光客の多くは欧米の方で、アジアの方が多かった銀座と違い、英語を始めドイツ語やイタリア語も聞こえました。たしかに、屋台とかお寺とか古い町並みはアジアの方々からしたらあまり目新しいものではないのかもしれません。
もうすぐ令和になろうとしているというのに、平成どころか昭和のにおいが色濃く残っていて、しばしタイムスリップです。


浅草花やしき、なんと1853年開園!もちろん色々な意味で古いけど、きちんと手入れされていて、いい空間でした。




餃子の王さま、1954年創業。こちらも古いながらもきれいにされていて、だからこそ長く愛されているんだろうなって思います。野菜たっぷりの王さま餃子、うつくしい。「ミシュランガイド東京 2018」にも掲載されているそうです。



仲見世の亀屋で人形焼の実演を食い入るように見ました。(もちろん食べました(笑))職人技に惚れ惚れ!



ペリカン。言わずと知れた老舗のパン屋さん。1942年創業。

あらかじめ予約の電話をして、食パンとロールパンを買いました。(というか、大きさ違えどこの2種類しかない)

食パンで有名なペリカンですが、私はロールパンもお気に入りになりました!しっとりしっかりムチムチしていて、軽くない。おいしくって、娘と争うようにそのままで何個も食べてしまいました。食パンも一線を画すおいしさでした!我が家の日々の食パンはというと、やっぱりリンドン。誰もが想像する、ザ・食パン。です。素朴な食パンを愛する皆さん、沖縄へいらしたらぜひリンドンの食パンもお試しくださいね♪
あとは電話予約の対応が「タタタターッ!」と急ぎ足で、きっとたくさんの電話が鳴るんだと思うし仕方ないと思うけど、反面教師というか私も気をつけよう、って思いました。常連さんならともかく初心者には「ぬあっ!あのっ!」ってなります。(こういう気持ち、大事にしないと!)


次に、FUGLEN ASAKUSA。急に未来へタイムスリップした感じですが(笑)こちらもノルウェーでは1963年創業という老舗コーヒーショップ。浅草には昨年オープンしたそうです。

店名の「フグレン」はノルウェーの「鳥」の意味らしく、朝早くにおじゃましましたが、すでにたくさんのアーリーバードがいらっしゃいました!しかしながら、フグレンって聞くと私の頭の中にはフグが大量発生します。フグ連合。



最後に、夫の強い要望により、ブリュワリーの、Campion Ale。許可をいただいて写真を撮らさせていただきました!


うれしそうでした。笑)


浅草をぶらぶらと歩きながら、ふと那覇を想いました。仲見世通りと国際通り、浅草寺と首里城。歴史はまったく違えど、同じ観光地としてどことなく似た構図を持っている気がして、とても親近感が湧きました。と同時に、 訪れる立場として見える課題もたくさんあります。昭和、平成、そして令和へ。浅草も沖縄も、これからも残したい景色だからこそ、訪れるすべての人が心地よく過ごせますように!


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