見出し画像

退職した日に思ったこと

先日、勤めていた会社を退職しました。


最終出勤日、私が帰る際に、お世話になった方々がプチ送別会をしてくれました。
プレゼントを用意してくれていたり、寂しいと泣いてくれる人がいたり。
そんなことしてくれるなんて思っていなかったから、驚きと、私の為に申し訳ないという気持ち…なんかとても複雑な気持ちになった。

というのも、辞めちゃえばもうこの会社と関わることもないし、あたりさわりなく、なんかそれっぽく挨拶して、さささーっと職場を去ろうと思っていたので。
なんかそんな気持ちでいた自分が恥ずかしくなった。

こんな会社、と低く見ていた。会社も、会社の人も。
うまく進まない業務があると、誰かのせいにして、その人の悪口を言う上の人たち。お互いがお互いを悪く言い合う場面を見るたびに、私は嫌われないように、と怯えてきた。会社の価値観に合わない人はバッシングの標的になるから、極力目立つ言動はしないようにした。

当たり障りなく。いつも笑顔で。感じ良く見えるように。
何かコメントを求められても、極力、全方位に安全な回答をする。誰ともあまり深くコミュニケーションを取らなくなった。
この会社も、この会社の人もあんまり好きじゃないから。
そう思っていたけど、でも私、この会社だけじゃなくて、いつも、どのコミュニティにおいても、だな。
自分が傷つかないように鎧を纏っているから窮屈で、自分で自分を動きづらくしてる。
それでいて、この環境は自分には合わない、もっと自分らしくいられる場所がある、って思ってる。
もしかしたら、この環境でももっと自分にできることがあったのかな。

退職日が待ち遠しくて、最終出勤日はスキップしながら帰宅するんだろうな〜なんて思っていたけど、実際には、いろんな気持ちで胸がいっぱいになった会社員最終日でした。

そう言いながらも、退職したことは全く後悔していません。次のステップに向かって行けることにワクワクしています。

今日から3月。新しいスタートですね。お互い良い1ヶ月にしましょう☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?