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今週のkinologue【6/6-12】

夏のような日差しだなぁと思っていたら、突然の豪雨、の後にまた晴れた日曜日。今週の積み残しをせっせと処理する日。今週前半は数年ぶりの方々との打ち合わせが多かった。この時期にまとめてここ数年やってきたことを振り返る機会があったのは、何かあるのかも。他者の言葉で自分を語って貰うってなんて贅沢なこと。自分のことなのに「そういうことか!」と目からウロコな言葉をかけてくださったお一人が『どこにもない編み物研究室』というホントにどこにもない面白くて仕方ない本を書かれた横山起也さん。6/25-26の2日間、横山さんMCで『YARN 人生を彩る糸』上映会+トークのイベントを、11月の北欧イベントでお会いした「旅とテキスタイル」菅野さんが企画してくださった。26日にはkinologueもトークに参戦。今から楽しみで仕方ない。

今週後半は、とにかくワークショップ!非常勤先での課題の一つをグループワークのワークショップにしており、去年はオンラインで出来る内容にしていたのを、模造紙+付箋のアナログでやるように練り直すのが一苦労。今の学生たちのテンションを考えつつ、どうやったら一人一人の顔が見えてくる(既に今期の授業を8回やっても顔と名前が一致している学生が少ない💦)ものにできるか、来週の本番まで気が抜けない。めんどくさくても、模造紙や付箋をつかって、多少手を動かして形にしていくことは、やはりワークショップならでは楽しさのひとつだな。と、改めて思ったのは5月に行なった、はじまりの美術館さんでのワークショップで。こちらのレポート2本もやっと書いた。レポート書くまでに1ヶ月近くかかるなんて、酷すぎる。。。

今週がレポートの絶対的デッドラインだったのは、昨日11日にワークショップをやることになっていたから。日本生活学会の「生活とアート」という企画の中で、『〈主婦〉の学校』上映ワークショップを開催。基調講演は田中優子先生、同時刻に違う会場では石牟礼道子さん原作の舞台上演や民族芸能のワークショップが行われている中で、何だか場違いかしら、、、と思ったが、学会の皆さまに温かく迎えていただき、実りある場となった。こちらもまたレポートに。今度こそ、早めに書かねば。会場は武蔵境の亜細亜大学だったが、近くにあったのが「花の通学路」。行かなかったけど、気になる〜

2スクリーン上映ってなかなか新鮮。

あと今週、すごくお世話になったのが小泉今日子さん。って、もちろん会った訳じゃないけど。遅い昼ごはんを食べたときにちら見した「続・最後から二番目の恋」に始まって、大島新監督をインタビューした回で初めて知った
SPOTIFY「ホントのコイズミさん」をラジオ的にずっとかけて、昨日の夜はNHKBSでデビュー40周年記念特番を見た。声が好きだから、ずっと聴いていられる。どんな相手でもズバッと自分の言葉で話しているのは、読書家ゆえの引き出しに詰まった言葉がほとばしっている感じがして、ホントにカッコいい。エゴサもよくするらしい。自分を客観視できるのも強いよなぁ。足元にも及ばないけど、見習いたい。

そして、今週一番驚いたニュース。カウリスマキ御大が、いつの間にか新作を進めていた!懐かしの「労働者三部作」の続き第4部で、舞台がおなじみのKallio、大好きな『パラダイスの夕暮れ』 2.0 って楽しみすぎる♪ また「もう撮らない詐欺」でホントよかった。今年はソダンキュラの映画祭も復活!映画館つくって、レストランやバーもつくって、お元気そうで何より。


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