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あなたの質問レベルはどれかな?

傾聴するためには質問をしないと
相手の話を聴くことが出来ません。

コレって当たり前ですよね。

その当たり前を一度考えたことはありますか?

質問レベルによって、あなたのお客様や
仕事の上司に質問したときの受け答えが
180°変わり、本質を聴きだすことができます。

今回のテーマは、
質問力は傾聴力の上にある】です。


傾聴するには質問力が必要

仕事の中で1番難しいことは、お客様との
会話中で自然に相手から本音を聴きだし
話してもらう状況を作り出すことです。

例えば、会話の中での質問で
・ポロッと本音を引き出す言葉
・相手が思わず言いたくなる雰囲気作り
・会って間もないのに信用できる安心感
これを手に入れるには傾聴よりも質問が凄く
大事になってきます。

ですが、当初の僕は…

話し下手で傾聴する側に回れず、一方的な質問で
相手の本音を引き出す状況を作れませんでした。

これを言ったらウソだー。と言われます。

僕自身は、
会話から相手の本音を引き出す質問ができなく
抽象的なことばかり質問し、一方的に会話が
終了してしまう話し下手だったんです。

その下手さが仕事でも悪影響を及んで、
「こいつ仕事できないな」と思われてしまう
場面が何度もありました。

そして仕事を頂くチャンスを失うことも…

それを改善するために営業No1の人に
同行をお願いしたんです。

僕の質問もそばで見てもらい、質問が終わり
相手と離れた瞬間に一言いったんです。

「抽象的すぎる質問で、ポケモンでいうと
レベル1な状態だなぁ」と。

簡単に言うと、
僕自身の質問が抽象的でざっくりしすぎ。と
相手にとって答えにくい質問になり、
会話でのキャッチボールができていない。と
教えてくれたんです。

僕は何のレベルなの?と疑問に思い聞きました。
そしたら、休憩の合間に教えてくれたのです。
「質問のレベル」のことだよ。と



質問には「レベル」がある

質問レベル?とは、
質問の「質」に対するレベルのことです。

僕自身もこれを意識することで、徐々に
質問レベルが上がり、相手の本音も引き出せる
質問ができるようになってきたんです。

この質問レベルは、前提があります。
相手のことを知っていることや
相手を知れることができる状況がある場合です。

《質問レベル1》

「あまりにもざっくりとした質問」です。
これは僕自身の当初に質問レベルです。
抽象的な質問で、相手を困らせていたんです。

例えば、好きな彼女に
「最近どう?」と言ったことないですか?

相手はその質問をしたら困ります。
「どの最近?何を聞きたいの?」と
聞いている質問の意味が分かりません。

これだと何も考えていない質問となり、
本当に興味があるの?と言いたいぐらいの
「ざっくりとした質問」になってしまいます。

これがレベル1の質問です。

《質問レベル2》

「よく考えたけど、よくある質問」です。
これは「考えたこと」×「ちょい具体的」な
ことを組み合わせした質問のことです。

例えば、学校の先生に
「どうやったら、この問題の〇〇を解ける
ようになりますか?」
だと、まぁまぁこれでも伝わりますが…
これは当たり前によくある質問ですよね。

この質問だと相手に何を伝えたいのかが
分かりにくい
です。

相手の頭の中には…
問題の式を知りたいの?それとも
問題の式に対しての考え方を聞きたいの?と
何を聞いているのかな?と考えるはずです。

そしたら、相手が再確認して聞いてきます。
これだと2度同じ質問をしてしまいます。
これだと良い質問とは言えないです。

これがレベル2の質問です。

《質問レベル3》

「独自の視点で思考の道筋がわかる質問」です。
これは「独自の視点」×「思考の道筋」が
分かる質問の組み合わせです

例えば、学校の先生に
「この問題の〇〇がわかったんだけど、
ここの〇〇で公式が分からなくて躓きます。
どうしたら、この問題の〇〇という公式で
解くことができますか?」
だと、質問した先生は答えやすいです。

それは、3つの内容が入っているからです。
①独自の視点で考えたこと
②具体的な思考の道筋が見えていること
③なぜその質問をして、何を知りたいのか

と言うのが明確に分かるからです。

先生も「なるほどね」とすぐに答えを考え、
解答しやすくなります。

質問の中に3つのことが同時に分かり、
相手が答えやすいピンポイントな質問を
することが大事です。

これがレベル3の質問です。 



まとめ

良い質問するには「考える」ことが必要です。
ただ、なんとなく質問するのは身内でも
大丈夫かもしれません。

社会に出ると…それが通用しなくなります。

相手に質問するときは、相手のことを知り
知った上で質問を投げかけ、相手が答えやすく
することで「良い質問」が生まれてきます。

相手を知らない場合は、
会話の中から仮説を立て、探りをいれながら
相手の様子を観察し質問するといいです。

少しでも僕の体験が、誰かの役に立って
上手く質問することができたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとございます。
少しでも、参考になった!共感できた!と、
思った方はぜひスキ・フォロー・コメントお願いします。

次も頑張れる活力になります😊

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