Yamasaki Yoshitaka

LED照明で野菜を育てる植物工場を学び、将来は養蜂を織り交ぜた農業を都内で行うのが目標…

Yamasaki Yoshitaka

LED照明で野菜を育てる植物工場を学び、将来は養蜂を織り交ぜた農業を都内で行うのが目標。生態系と人の営みが調和する社会、コミュニティの実現を目指して模索中です。

マガジン

  • 藍ノミチヅレ

  • 自我を組み立てる

    沢木耕太郎さんのインタビュー記事を読んで、その姿勢に共感を覚えました。ブレない。ちゃんと自分の価値観軸を持つことの大切さ。そういう作業の積み重ねが一人一人の内で醸成するものを信じ、出会いを楽しみにしたいと思います。 「みんながこの状況を過度に恐れすぎている」――沢木耕太郎が「旅なき日々」に思うこと【#コロナとどう暮らす】 https://news.yahoo.co.jp/articles/415bac348e6a69316ecc903f17dc363ee6e40448?page=1

  • リアルワールド

    2020年、新型コロナが拡大して世界は変わった。変わった?変わったのは世界ではなくて人の意識が変わったのかも知れない。コロナに関連してワクチンとかマスクをするしない、政治ではトランプ旋風、日本では参政党にれいわ、政権与党では統一教会。地方では明石市の市長(辞職済)や杉並区長など既得権益と距離を取る首長の誕生とか。 これまでは自分で考え、そして自分の価値観は何であるのかを決めて行動する。もちろん今もそれは大切なことだが、いま市民の間で沸き起こるのは壮大な正義感の闘争だ。それらの幾らかは同調圧力やマウンティングですらある。正しくても振りかざしては響かない、と思った。キーワードは多様性であり、善悪を性急に判定しないこと。脱ジャッジメントである。そこに現実世界の希望を見出そうとするというカテゴリーです。そういえば1992年にピーターガブリエルのこのアルバムを聴いてスイッチが入った気がしてます

  • 杉マガジン

    杉活動をそろそろまとめにかかります。杉活動を有限活動、10年と決めたのは、実際に10年で終えることはあまり重要でなく、10年を目指してそこで終える覚悟で追い込むためである。

最近の記事

備忘録

そうそう。 記憶が間違っていなければ、正倉院の宝物庫に収められた藍染めの生地は、1100年経ってもいまだに動いていたとか。藍染めは菌の活動による染色であり、故に発酵による様々な恩恵が得られることが期待できる。僕が数ある中から藍染めを選んだ理由だ。ちなみに柿渋も同じ理由でセカンドチョイスだ。 で、藍染めの染料を染められるようにするには、藍の葉についている還元菌の働きを活性化させる。その還元効果は平均して1〜3ヶ月で終わる。 それは還元菌の死を意味するのだとつい思ってしまって

    • 世界

      雨の日こそお礼参りへ… 氏神様へお参りしました。ちょっと久しぶりかな。2〜3日に一度はお参りしてるので、今日はそれでも5日ぶりかな。以前に百度参りを行なってました。必ず、意地でも継続して百日間通い続けました。もともとひとつの願いがあってそのためでしたが通ううちに願いを増やしたりもしました。 初志。はじめに願ったことはあっという間に叶われました。通っている間にじんわりと感じるものがあって、たぶん願うことは叶えられるのだろうなと感じられました。 それで、そんな僕の通う様子に触

      • 秘密の部屋の鍵。

        毎日飲んでいるもの。ひとつひとつ吟味してるつもりだけど、摂り過ぎていやしないか、もしくはほとんど効果などないのかもしれんな、と両方おもう笑 自然のものが好きだ。そこに宿る薬効に取り憑かれているほど好きだ。その一方でそれらの薬効はこの身体に宿る生命力をどの程度、底上げしてくれているのか、はて、とも思っている。そういう意味で、便宜上「本人の体調」「摂取する食事や薬剤、薬効」「メンタルヘルス」。この三本の柱を同等に捉えている。 そう。この3つは大事。ただ、半世紀ほど生きてきて感

        • 杉を低温乾燥に

          おはようございます。 本日は定休日ですが、書き残しておきたいので先日のことをお伝えします。 杉の低温乾燥を体験してきました。 最近は杉のお仕事が少なくなってきていますが、久しぶりにご縁をいただいて 杉の床材をご注文いただきました。 それもうちのお店の2階のスペースを体験して、 ぜひ同じような床材にしたいとのご希望でしたので、 なるべくご希望に添えるよう手配させていただきました。 うちの床は低温乾燥機「愛工房」による乾燥をおこなった床材です。 色が濃くてパワフルな千葉の

        マガジン

        • 藍ノミチヅレ
          37本
        • リアルワールド
          73本
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          182本
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          36本
        • うた
          9本
        • 有料
          3本

        記事

          SNS断ち

          SNSの周りがザワザワしている。つい先日、作業中に聴いていたFM番組のテーマがそうだった。「SNS断ち」。 SNSがはじまったのはいつだったか。たぶん認識したのはmixiというもので、次にTwitter、その次はFacebook。それがだいたい2000年台の初めの頃だ。だいたい20年くらいSNSに触れてきたことになる。 仮に20年前の自分を想像してみて、その年齢で割と幅を利かせていたメディアとはなんだったかを考えるとやはりテレビだろうか。そしてさらに20年差し引く。合わせ

          インディゴニット

          昨日の尽きかけた藍で染めてみたウールマフラー。まだ半乾きだけどだいたいこんな色味でしょう。なんか春っぽい。狙ったわけではないのですが笑 ウールはフェルト化するので藍染めにすることは少ないようです。なんとなくですが今回は天然建てなのでダメージが少なかったのかも知れません。ハイドロを使うとちょっと感じが違うのでウールだとダメージが起きやすいとかそんな予想をしています。そのうちテストをするかも知れませんが基本は大切にしている服などを染めているのでわざわざ痛めることはしません。

          インディゴニット

          藍のあるくらし

          昨夜すくもを仕込んで、あわよくば今朝にも還元が強くなってやしないかと期待して素手で撹拌してみた。まだだな… 草木灰と牡蠣殻で灰汁を取った残りの沈殿物を染め液に投入。牡蠣殻にはミネラルなどが含まれていてアルカリ環境に置くと溶け出てきてそれが藍の餌となる。染め液の沈殿物は多くなり過ぎれば取り出して土づくりに使える。 藍染めに捨てるところなし。 #藍染め #藍のあるくらし #藍ノミチヅレ

          藍のあるくらし

          藍染めは不可逆か。

          おはようございます。藍の染まりが弱まってきたのでインド藍を継ぎ足してから四日経過。途中で発酵を促すために玄米酒粕と蜂蜜を入れたりもしました。写真で浮いてきているのは玄米です。このまま待っても発酵から還元という流れは起きる可能性はあります。ただ手応えがなさすぎる… 想定しているのと現状がかなり異なっている。そういう時は気付きの機会です。憶測ではあるのですがそこには根本的な勘違いがあるかも知れません。 還元からの無還元。この唐突な変化には、還元と染料はワンセットで行われている

          藍染めは不可逆か。

          羊文学

          聴いていると、自分が小学生とか中学生の頃に自分は何かやりたいとか将来は何になりたいとか考えて少し苦しかった。 ふわふわとして苦くて臭くてなんとなく息苦しいような。 浮遊しながら沈んでいく。 あの頃を思い出すいま、何にも縛られてないあの頃が一番幸せで自由だったなあと今の自分からすると思える。 地に足なんてつけなくていいんだよ。あの頃の自分にこの声が届けばなあ! そんなことを思い出して甘くて苦くて切なくてそして自由。 なにをめがけて沈もうとしてもいずれ浮かび上がってゆ

          雨漏り。

          眠い…。早朝に雨音で目覚める。なんて書くと風情があるようだが、雨漏りの音だからたまらない笑。 ここのところ小康状態でおまじないとして置いたままにしてたバケツ(足湯バケツ)が大正解で雨漏りをキャッチ。 もう天袋の上は合板がボロボロで手が空いた時にDIYで直そうと予定してましたが。雨漏りは昨年の5月から不動産屋を介して相談してて、次に雨漏りするまで保留。したら屋根にブルーシートで養生。天井板はDIY可の契約なので直しても良いという、天井の修繕が自己責任なのだなあ…まあ判断も難し

          春節。

          染め直す前に還元していない藍染めを繰り返した腹巻きは淡いすみれ色でうちでは「無印色」と呼んでいた。隣に置いているのが無印良品のリネン のエプロンでほぼ同じ色だった。 今朝染めたのが乾いてきて、それよりは濃く染まった。還元していて、いまだに藍の花は咲いてないのでまだ全力の還元ではないのだろうと思っている。まあまあ。でも50点。及第に及ばず。濃い藍染めに触れてきたのでこの程度ではとても満足する気持ちにはなれない、仕方ない。 最後の一押しはフスマとか、藍の餌になる要素なのかも知

          イマジナリーフレンド

          花村萬月さんの「対になる人」を読む。3時間半の移動時間は贅沢な読書の時間だ。 この作品は同著者のハイドロサルファイト・コンクを読むと作品が書かれた時の著者の状況が思い返されてとても趣深い。さらに言うとハイドロも、全てがドキュメントではなく虚実を混ぜ込んでいるので、対になる人の背景が同時に想起するようでいて、それも実は創作かも知れないという二重の入れ子の創作体験を同時に感じながら読むということになる。 そしてそのような姿勢で読みつつ、この本のテーマが多重人格である。そこには

          イマジナリーフレンド

          魔法もしくは超常現象。

          さいきん染め液の力が弱ってきたのでとりあえずすくもを仕込んでいたのを20g分継ぎ足した。それが一昨日で昨日は安静。さっき素手でかき混ぜたところこの程度。様子見しながらだけどやはりインド藍を足そうと思う。 まずは還元ありきだけどその上で染料は有限。入れた藍で染まる布量はだいたい決まっている。次はその辺りを見極めつつ、染め液をある程度、いつでも染められるよう整えておきたいところ。 そんなことができるのも一応還元するまでに至ったから考えられることで、大変有り難い。 そのうち絞

          魔法もしくは超常現象。

          発信につぐ発信です。

          おはようございます。2/5(月)今日は定休日です。 ちょっと二日酔い気味。軽い頭痛と胃の重さ。この程度の二日酔いなら、体内のphが酸性に偏っているなとなんとカレーを食する。駅前の富士そばで朝のカレーセット。そばのつゆとほうれん草のお浸し。これから2時間ほど体内で格闘してお昼頃に回復するだろう。 近所のスーパーがワインの値引きの日だったので大人気なくも大人買いした。安旨のピノノワールなんて廃番価格からさらに値引かれて398円である。共に南仏ワインで主にブレンドされる葡萄でグル

          発信につぐ発信です。

          染め液の移植

          立春の本日は午前は小雨、午後からもどんよりとした天気てした。氏神様に初詣しました。 合間に藍染めもテコ入れ。先日仕込んだすくもはまだ建っていませんが、もう染め液に追加しました。この方法には訳があります。 一階の染め液は建っているのでそこに半分弱(400cc)の仕込みすくもを加えるのは染料を追加する感覚です。 そして建っている一階の染め液を2階の染め液に移植します。未発酵のすくも液(600cc)と1階の建っている染め液をそこに加えた1000ccを2階に移植します。 私た

          染め液の移植

          明けましておめでとうございます!

          明けましておめでとうございます。本日立春です。昨夜入りそびれたお風呂に朝から浸かってると、ああほんまやなあと感じました。なんとなく、立春の日は空気が緩む。「ひらく」という実感があってお腹の辺りが冬の寒さできゅうっと縮こまっていたのがほわっとゆるむ気がします。 まあ、不思議なもので立春以降はまた冷え込んだりして、雪が降るのも東京ではこの時期だったりします。 ただ、立春を境に春の気配が起きる。行きつ戻りつしながら気がつくと桜の蕾が膨らんでくる。そんな気がします。 新年明けま

          明けましておめでとうございます!