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未来少年コナンが挑んだ「空中要塞」に挑んでみる~「ギガント」制作記①

 noteの世界のみなさん、こんにちは。前回記事から少し間が開きましたが、今回は現在制作中の「未来少年コナン 空中要塞ギガント」について、ご紹介したいと思います。いつもながら、制作の手が進まないので、note記事もなかなか進まないのですが、お付き合いいただけるとうれしいです。

「このプラモデル、作ってみたら(≒作ってほしいな)」

 テレビアニメ「未来少年コナン」は、ご承知かもしれませんが、NHKで1978年に放映されていました。実は、私よりも妻の方が昔からのファンです。結婚してしばらくたったころに(30年くらい前です)、ビデオテープで全巻をそろえたほど。子供たちにも見せていた記憶があります。
 私がプラモデル作りを再開させてしばらくして、模型屋へ足を運んだときに、アオシマさんが出しているキットを発見。妻からの「コナンのギガントあるよ。これ、作ってみたら?」の一言で購入しました。コナンファンの妻のリクエストにお応えしようと。もっとも、買ったわいいものの、最近まで「積みプラ」状態でした。
 ただし、先ごろ、「日立ホイールローダ」も完成に至ったので、「次は何を」というところで、「ギガント」の箱を空けることにしました(ちなみに私、複数のキットを同時進行で作る-ということはできない人間です)。

できるだけの電飾を、やれるだけ(≒技量に合わせて)

 ギガントを組み上げるにあたって、参考にしたのが、「プラモ電飾」で有名な「どろぼうひげ」さんのブログです。機体後部の7つのエンジンを発光させたり、巨大な翼の下に多数の光ファイバーを仕込むだけでなく、操縦席をフルスクラッチで制作したり、コナンが壊した垂直尾翼付近を再現-などといったテクニック、仕上がりはさすがでした。
 私の技術では、到底ここまでは無理なので、ひとまず①エンジン発光②翼下に光ファイバー③操縦席も中から光らせる-まではやってみようと。

エンジン部分の発光、なかなかに難航

 まずは7つのエンジン発光です。それぞれにLEDライトを仕込むのはいいのですが、ギガントのエンジンは、中央の突起の周りで輪のように発光する仕組みになっています。突起を切り取ったあと、その周囲を丸く削って穴を開けます。できたその穴に透明プラバンを貼り付けて突起などを接着-することにしました。中央のメインエンジン部分は、なんとかそのやり方が通用しました。

中央のメインエンジン部分です。なんとか二重の光の輪ができました。

 しかし、他の6つの小エンジンは、透明プラバンを小さな円に切り取ることができず…(この作業の前にコンパスカッター、買っておけばよかった…この間買いました)。

右の2つが加工前。左が加工後。先端の突起を切り取ったあとの、中央をくり抜きました。ちょっと切り口がガタガタですが、まあ仕方ないやと。

 そこで、ちょっとひと工夫。マスキングテープを作業台に貼って、その上に穴のあいた筒状の部品を置き、透明レジン液をその穴にをふさぐように垂らしてUVライトで硬化させてみました。あとからマスキングテープをはがすと、透明レジンが窓状に。少し曇ってしまったので、表面に再び透明レジンを塗ったあと、切り取った突起部分を貼り付けてUVライトで固定しました。裏から光を当てると、そこそこに輪になって何とか発光します。

光の輪をなんとか表現

 きれいな円ではなく多少でこぼこしてしまいましたが「まあ、いっか」と。(説明が分かりにくくてゴメンナサイ。この作業工程部分、写真に残しておけば良かったのですが…忘れました)

操縦席の窓、ドリルでちまちまと開口

 さて、操縦席周りです。たくさんある窓部分を、まずはドリルでひとつずつ開口していきます。

窓部分を1つずつ、ドリルで開口。中央2列の窓のうち後部の6つは四角にくり抜いたつもりですが、仕上がりは今ひとつ…

 この内部にLEDライトを置いて、窓から光が漏れるような仕組みにしようという試みです。

窓の内側は銀メッキ色に塗り、光ファイバーを仕込みました

 なるべく光が乱反射するように、内側にはガンダムマーカーの銀メッキタイプで着色。ここをプラバンでふたをしてLEDライトを潜り込ませます。機種部分の4カ所には光ファイバーを差し込んで、光らせてみようという魂胆です。結果は下の写真のように、まずまず思った通りになりました(光ファイバーの飛び出している部分は塗装後にカットする予定です)。

青いLEDを機体内部に入れてテストしてみたところ。何色にするかはこの時点では未定。

 今回はひとまず、ここまでに。読んでいただきありがとうございました。続きを書けるくらいまでに作業が進むのは、いつになるか分かりませんが…コツコツ制作に励もうと思います。

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