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6.謙虚さを捨てられない人へ

仕事ができない人その6は「謙虚さを捨てられない人」。謙虚さを美徳と履き違えている人たちへ気づきを促したい。


謙虚さは傲慢でないことではない

ここでいう謙虚とは「過度な謙虚さ」を指す。
何も傲慢とか自信過剰であれといった逆張りを主張したいわけではない。
日本の会社組織では過度な同調、過度な配慮、過剰な無関心を正とする風潮が横行している。
それらはもはや特定の組織だけでなく、SNSを通して国民全員に然るべき慣習として共有(というよりは強制)されている。
しかしながら仕事における多くの場面において、謙虚さは自分の存在の矮小さを敢えて主張すると言った定義にシフトされ、自身やチームの安寧を優先して、とにかく畏まって目立たないようにする人が量産される。
問題となるのはその時の当人の視点にある。
過度な謙虚さが作用する具体的な例をもとに考えてみたい。

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