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今日も届いた相談とは…

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

表題の通り、僕の所には定期的にSNSを通じて相談ごとが届く。その中で一番多い相談内容が、『良き文章を書きたい』であります。

前にも書かせて頂きましたけれども、僕は独学で学び作家を志も、成就できなかった、いわば物書き亡霊。その物書き亡霊が未だにこうして駄文を書く事で、この世にしがみついているのです。

だけれでも、相談してきた当人からすれば『藁をもすがる思い』で、この物書き亡霊を頼ってこられたとすれば、これは由々しき事態。

微力なれど全力でアドバイスすることで、僕自身にも新たな気づきを発見でき、物書き亡霊から平民に戻れるかも知れない。

ってな訳で、今回は『良き文章を書きたい』について考えてみようと思う。


「さあ~みんなで考えよう~」


古き良き時代のテレビジョンからの言葉を発して何になるのだ! 
相すみません。


良き文章を書くには、言葉のボキャブラリーが必要となります。その為には沢山の本を読むことにつきます。1日1冊のペースで読んでいけば、あっという間に卓越した文章が書けるようになるかと言うと、書けません。

何故なら読むことと、書くことは別だからです。

つまり何が言いたいかと言うと、毎日文章を書き続けていないと、せっかく読書から吸収したボキャブラリーたちが、脳内から降りてこないのですョ。

よって、まずは400字詰め原稿用紙、3枚を書いてみましょう。ジャンルは書きやすいエッセイで構いません。その日あった出来事や、過去の美談、失敗談でもOKです。

僕も作家を志していた時は、新人賞に応募する原稿以外に、400字詰め原稿用紙3枚、およそ1200字を、2年間書き続けました。

もちろん最初は1200字を書くのは難しいです。なのでまずは1200字を埋めることから始めましょう。それを繰り返しているうちに、少しずつ脳内から言葉が降りてくるようになります。

そうなったら、徐々に面白いフレーズや美しい比喩などを足していき、それが起承転結で完結することで初めて、良き文章を書いたことになるのです。

まあ良き文章なんて読み手の問題もあるので、気にしたら文章を書くことが嫌になってしまう可能性もありますので、自身で良き文章が書けたと思うのなら、それが正解なのです。


これが有料となってくると、また別問題ですけどネ!


もう1点。『良き文章を書きたい』ということであれば、自分の文体を持つことです。

これも繰り返し原稿を書くことでしか見つけられないのですが………。

僕も様々な手法で書いてきました。

結論から言うと、読みやすい文章が一番読まれるということです。プロでもない書き手がいくら背伸びをした文章を書いても、それは読み手にとって大いなる負担でしかないのです。

すると読み手は嫌気がさして、二度と読んでくれません。これは書き手にとって、まさに痛恨の一撃。僕もしばらくの間、立ち上がれませんでした。

ですので誤解を恐れずに言えば、まずは『身の丈を知る』ところからスタートしましょう。

それから自分なりの文体を持つことが可能となり、かつ読者が増えたところで、本来自分が書きたかった背伸びをした文章を書くのが良いでしょう。その方がダメージが少なくて済みます。

自分の文体を持つまでにはかなりの時間を要しますが、これを見つけられないと、物書きとしてはキツイ現実が待っています。

ですが、初心を忘れてはなりませんョ!

そうです。『文章を書くことが楽しい』という根本を失ってはなりません。

この根本・本質を失わずにいれば、いつの日か扉が開くことでしょう。


以上が今回の相談内容『良き文章を書きたい』のアドバイスでございます。

兎に角、日々の日課として読書を続けながら文章を書き続けて下さい。これを毎日続けること以外に、成長する術を僕は知りません。


『千里の道も一歩から』、『美は一日にして成らず』、『夢は大きく屁は小さく』、このコンセプトをどうか忘れずに精進して参りましょう!


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。


相談することができるって、生きている証左ですもんね。素晴らしい☆彡




【了】



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拙著もよろしくお願いします(^^)/


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