支えられて快適な旅 感謝★感謝★
先日、東京へ観光に行ってきました。
新幹線で行きましたが、切符を落として、あたふたしました。
おかげで?東京に着いた後は、気持ちが逆に高揚して、すべてのことが「ありがたい」と思える状態になっていました。
そんな「目」で見ていたら、自分が子供の頃とは随分と変わったんだなあと思うこともたくさんありました。見えてきました。
そんな、発見、「ありがとう」と思ったことを紹介します。
よかったら、お付き合いください。
1 電車のアナウンス
ちょっと鼻にかかった、独特の口調は変わらなかったですが(笑)、最後に「英語」のアナウンスも入りました。自分の子供のころ以上に外国人(観光客)向け、国際化が進んでいるんだなあと、改めて実感しました。
また
「現在車内清掃を行っています。しばらくお待ちください。」
「あと5分ほどで発車します」
などの車内放送もありました。どうやら、車内で吐いてしまった人がいたようで、その掃除の為に、電車がストップしたようです。
「待たされる」のは、いらいらを募らせる原因になりますが、「どういう事情(理由)で」「あとどれぐらい待つのか(先の見通し)」などを伝えられたことで、少しは心の余裕、ゆとりが持てました。
ちょっとした工夫なのだとは思いますが、たくさんの人の気分を落ち着かせるアナウンスに、感心しました。
2 駅でアレコレ
電光掲示板ばかりでした。
私が住んでいる所の周辺の駅には、電光掲示板がないところもまだまだあります。掲示板には電車の種類、止まる駅名、その他、もろもろの情報が流れていて、たくさんの事が分かることで、初めて乗る人にとっては不安を軽減する働きもあります。「この電車に乗っていいのかな」「どこまで行くの?」など、慣れていない人にとってはありがたいツールです。
また、転落防止用の壁(扉)が設置されている駅も多くなっていました。さらに、ホーム下に転落した時用のくぼみ(避難場所)も準備してありました。事故防止や乗りやすくするための改良があちこちにされていました。私が子供の頃は、全く見たことがないものです。
さらに、車いすの方が駅に着くと、すぐにそこの駅員さんが車いすを運びに入ってきました。連絡を密にして、準備していたんだなあと感心しました。こういうサービスと言うか配慮にも驚きました。
3 信号の目盛り
音楽が流れる信号とともに、信号の横に目盛りがついているものがたくさんありました。
今さらながら、青信号の時は、あとどれぐらいで信号が変わるからと確認でき、自分が遅いなら、歩くスピードを上げられました。
逆に赤信号で待っているときは、待ち時間の見通しが持てて、落ち着いて待っていられました。
ちょっとのことかもしれませんが、信号待ちをする多くの人の心を落ち着かせるという意味では、大きな効果があるのではないかと感じました。
4 トイレがきれい
もちろん、場所によって違いますが、私が利用したトイレは、壁や床などホテルの様なタイルが使ってあって、何となく高級な感じがしました。すると、不思議なもので、綺麗なトイレだと「汚しちゃいけない」「綺麗に使おう」という心理が働き、いつも以上に慎重にトイレを使いました(笑)。ただ用を足しただけですが、トイレがきれいなだけで、気分も良くなりました。
5 案内が親切
東京駅構内は広いです。人も多いです。
初めて、あるいは久しぶりに行く人にとっては分からないことだらけ。迷路です。確かに、天井や床にも「案内」がたくさん書かれ、しかも、色分けや目印などの工夫もしてしてありますが、なかなか読み取るのに時間がかかります。そんな時は、やはり人に聞くの方が速いです。
私は、お土産の店員さんに場所を尋ねました。
すると、懇切丁寧に教えてくださいました。その店で、商品を買ったわけでもないのですが(笑)。でも、こうやって親切にされると、私自身の気持ちもよくなりますし、その場所全体に「いいイメージ」がもてます。
そうやって、いろんな人の親切を通じて、街全体のイメージはよくなっていくのかなあと考えさせられました。
6 新幹線の清掃員さん
東京から帰りの新幹線に乗りました。
始発なので、折り返しの新幹線を利用することになります。
品川方面からやってきた新幹線。東京で降りるお客さんがいなくなると、「制服」を着た清掃員の方が、一礼後、さっと中に入って掃除をしていきました。
自分自身は、楽しい観光だったなあとこれまでのことを思い浮かべ、帰りはゆっくりしようなどと、早く乗りたい思いで一杯でしたが、考えてみると、次の発車までの約10分間で、この長い、大きな新幹線のあちこちをきれいすることの凄さを考えさせられました。
実際、トイレ、床、まど、座席、テーブル、荷物置き場の清掃。ごみの処理、椅子の向きをかえたり、座席のカバーを取り換えたり。
かなりの範囲と量です。それをこの短い時間で仕上げるのは「神業」と言ってもいいぐらいです。
たまたま、出入り口付近にいた私は、例えば新幹線のごみ箱の清掃を目にしました。ゴミ箱の中に次の新しい袋がセットしてありました。また、清掃員の方が持っているほうきも、家で使うようなものではなく、特殊なものでした。
実際、ほうきにはセンサーがついていて、濡れているところを見つけるとブザーが鳴るそうです。手で触って確認するのは大変ですし、時間もかかりすぎます。こんな道具の工夫で、より良い清掃にしている事が分かりました。
清掃員の方の連係によって、効率よく掃除を進めていることもよく分かりました。
「快適な旅」と言いますが、多くの人のおかげで、そうさせてもらっていることを実感しました。感謝しかありません。ありがとうございます。
日帰りの東京観光で、いろいろとスケジュールを詰め込み過ぎました。
そうそう、行けないので、今日のうちに「~を見ておこう」などと、あちこち歩きまわり、まさに「足が棒」のようでした。
自分の体(足)にも感謝ですし、その後、ぐっすりと眠ることができ、幸せな気持ちを味わうことができたことにも歓びを感じました。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。
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