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稼動率と平均単価、RevPER

こんにちは。
matsuri technologiesの松村です。

今回は宿泊施設を運営するうえでポイントになる3つの

◆稼働率(OCC)
時期によって大幅に変動します。ハイシーズンの8月は観光地が大きく賑わい、それに伴って稼働率も大幅に上昇します。逆に閑散期の1月や6月は稼働率が下がります。

◆平均単価(ADR)
平均単価(ADR)とは文字通り販売された部屋の単価です。稼働率と比例して平均単価も年間を通して月ごとに上下します。基本的には稼働率が上がる月は平均単価も当然高く、稼働率が下がるに連れて平均単価も下がります。

ここで稼働率と平均単価の関係性についてです。予約が入らず平均単価が下がることを承知で販売価格を下げると稼働率は上がりますが、ここであまり下げ過ぎると売上額を犠牲にすることになります。
逆に元々ハイシーズンで販売価格を上げて良かったはずのところを安値で販売してしまえば、稼働は上がっただけで売り上げが伴わない結果になります。

この販売価格は日々確認と更新が必要です。安く販売し過ぎても損失ですし、高い設定で予約が入らなければ1円にもなりません。

ADRが売り上げを"販売した部屋数"で割ることで算出するのに対して、RevPERは売り上げを"総部屋数"で割ることで算出します。
コロナ禍のような景気の後退で平均単価が下がり始めると宿泊施設は稼働率を上げるために単価を下げます。ここから一定期間を経て稼働率が改善された後、平均単価も上げていく必要があります。
稼働率(OCC)と平均単価(ADR)をバランスよく上げていく指標となるのがRevPERで、やはり細かい日々の販売価格調整が必要になります。

この細かな販売価格の調整や、全体的な市況と競合調査も弊社の専門チームが責任を持って承っております。
ご不明な点がございましたら是非S-villaホームページからお問い合わせください。

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