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喫茶チャイティーヨ 珈琲と貴女と。

春。
ツーブロックを入れ、ピアスを手始めに2つ開けるゴリゴリの高校デビューを決め、無事に教師のお小言を頂戴し、クラスメイトから距離を置かれるスタートダッシュに成功した僕は、足取りも軽く放課後の街へと繰り出した。

先立つものが必要だった。

音楽に陶酔するにも、喫茶で珈琲に舌鼓を打つにも、財布に厚みが必要なのだ。いずれ軽音部にでも入るとしたって、安定した収入源は確保しておきたい。なにはともあれ、とにもかくにも、まずアルバイトだ。

学校最寄りの乃木駅は、周辺が学校に囲まれていることもあってお店は豊富。いくつか喫茶を巡って、ここだというお店でバイトをしよう。
珈琲が旨くて、音が良くて、適度にクラシカルで、隠れ家的な雰囲気で、ピアスや髪型に寛容だとなおいい。

そんなことを考えながら駅周辺を歩く。有名なチェーン店がちらほらと点在する大通りをさけ、小路をウロウロ。

〇〇「おや、こんにちは」

不意に曲がり角から黒猫が顔を出す。
一瞬、こちらに反応して、すぐにそっぽを向く。

〇〇「愛想がないことで」

構われたがらない猫に構うほど、虚無なこともないので、隣をすり抜け先へ進む。

〇〇「ん…?」

偶然か、それとも何かを思うことあってか、黒猫はこちらと並んで歩き出す。

〇〇「物語が始まっちゃいそうな展開」

ピョンと塀に飛び乗った黒猫は、そんな僕に構うことなく曲がり角へ消えていく。何となくそれを追って僕も角を曲がる。


黒猫が2匹になった。
わけではなく。
黒い髪の女性が塀の上を行く黒猫を眺めていた。
華奢で線の細い、小顔の人。
童顔で、学生と言っても納得できるくらい。
けど身につけた服や指輪から、その可能性は低く思えた。学生の身分で入れられる力具合ではなさそうだから。



黒猫は僕に向けたように、彼女にも一瞥くれてスタスタ歩き去っていく。彼女もそれを追うでもなく静かに見送り、今度はこちらに視線を送る。
綺麗と可愛いの間の子みたいな人だなと思った。

〇〇「こんにちは」

無言でがんつけ合うのもなんなので、僕はにこやかに笑って挨拶する。

???「…どーも」

彼女は訝しげに眉をひそめながら、一応挨拶を返してくれる。

構われたがらない猫に構うほど虚無なことはない。

僕はお洒落ですねとか、素敵ですねなんて続けようかと思っていた言葉を飲み込んで、彼女の横を通り抜ける。
塀の横を少し行くと、その入口が目に入った。
一見するとそこはなんの入口かわからない。
でも、なんとなく予感めいたモノというか、経験則からくる予想というか、ひらめきがあった。

多分、喫茶かBarだ。

どちらにしてもこの雰囲気の入口なら期待できる。
仮にBarだったとしたら、そもそも入店も厳しいかもしれないが、それはそれでも将来の楽しみが増えると思えばいいし。

入口にそっと近づいてみるも、中に明かりは灯っておらず、人がいる気配もない。この時間に人がいないってことは、やはり喫茶ではなくBarかもしれない。お店の情報が少しでも欲しいな。
屋号が書かれていないか周りを見渡すが、それらしき情報はない。そんな所もいいなと思ってしまう。

???「悪いけどまだやってないよ」

マップに情報が出てないかスマホを取り出そうとした所で声をかけられる。声の方に視線を向けると、先程の女性が声の主だった。悪いけど。と彼女は言った。その言葉で彼女がお店の人間だと察せられる。

〇〇「お店の方ですか?」

彼女はまた訝しげに眉をひそめる。

???「…なんで?」
〇〇「悪いけどって。お店の人じゃなきゃしない言い回しかなって…」
???「ふーん…。そうだよ」
〇〇「…えーと。オープン、何時からですか?」

彼女は今度は意外そうな表情を浮かべる。

???「まだグランドオープンもしてない」
〇〇「あぁ…、なるほど」

確かに雰囲気こそクラシカルだけど、経年劣化は感じない。まだ、始まってないと言われれば納得の外観だ。

???「興味あんの?なんのお店かもわかんないのに」
〇〇「そうですね…、何となく喫茶かBarかなって」
???「へぇ…」
〇〇「…違いました?」
???「あってるよ、喫茶店」
〇〇「よかった」

僕はまたニコニコ笑う。

???「あのさ」
〇〇「はい?」
???「疲れない?そんなニコニコしてて」

面食らう。
初対面の人にそんなハッキリ言うかなって。
けど、それ以上に見透かされてる気がして。
でも、不思議と悪い気がしなかったから。
いつもの僕なら笑って誤魔化すところだけど。

〇〇「そうですね、もう慣れちゃいました」

ニコニコ笑ってそう言えた。

???「…あっそ」

少し驚いた顔をして、彼女は素っ気ない返事をした。そのまま僕の横を通り、お店の入口に立つと鍵を開けてドアを開く。

???「どうぞ」

すぐにはその意味が理解できず、僕はボーッと突っ立っていた。

???「別に無理にとは言わないけど」
〇〇「えっ、あっ、いいんですか?」
???「…別に無理にとは言わないけど」

同じ台詞を、微妙にニュアンスを変えて繰り返される。入る気があるならさっさとしろとでも言わんばかりだ。

〇〇「お、お邪魔します」
???「はい」

ドアを通り抜けると、灯りのついていない店内は薄暗い。外はいい天気だけど、掛けられたカーテンの遮光率が高いんだろう。
すぐに電気がつけられ、店内が明るくなる。
それでも電灯の色は温かな暖色で、白色と違って、明るすぎる感じはない。どこかノスタルジックな雰囲気。並べられた調度品やテーブルランプもレトロなデザインで、お洒落なこの人が働いているのも納得の空間だと思う。

〇〇「めちゃくちゃ素敵です」

僕は少しばかり興奮を抑えきれず呟いた。

???「どーも」

彼女はスタスタ歩いてカウンターに入ると、棚から何かを引き出す。サイズ感から、すぐにそれがレコードだとわかる。棚下のプレーヤーにセットすると、天井から音が降ってきた。

〇〇「Bags' Groove…」
???「…ジャズ、好きなの?」
〇〇「好きです、そんな詳しくはないですけど」
???「…ふーん」

こちらからは見えないが、カウンターの中に椅子があるんだろう。彼女はそこに腰掛ける。

???「とりあえず座れば」

彼女は視線でカウンター席を指し、僕に着席を促す。

〇〇「お言葉に甘えて」

断る理由もなかったので、言われるがまま着席。
目の前の棚はほとんど空っぽで、何脚かカップとソーサーが並ぶ。

???「全部出すとオープン前に洗うの面倒だから」

視線に気づいたのか、腰掛けたまま彼女は言う。
なるほど、と言葉を返そうとした瞬間、携帯の着信音が響く。立ち上がってスマホを手に店の入口に向かう彼女を目で追う。

???「ごめん、店の中」

そう言ってドアを開く。

???「奈々未、こっち」
奈々未と呼ばれた女性「店前で待ってるんじゃなかったの?」
???「こっちにも事情があんの」


店内に招き入れられた、恐らく奈々未さんというのだろう。女性がこちらを見て驚く。

奈々未「…いつの間にかオープンしてた?」
???「…してないよ」

彼女はそう言いながら、カウンターへ戻る。

???「…店前うろついてたから入れただけ」
奈々未「飛鳥が?自分から?」
飛鳥と呼ばれた女性「…なんか問題?」
奈々未「別に問題じゃないけど笑」

奈々未と呼ばれた女性は、スラリと背が高く、整った容姿をしている。美人の知り合いは美人なんだなぁと感心してしまう。

飛鳥「座れば」
奈々未「はいはい」

素っ気ない飛鳥さん。というらしい女性の言葉にも慣れた様子で奈々未さんは僕の隣の隣に座る。

奈々未「ごめんね、色々わけがわかんないよね」
〇〇「あぁ、いえ」

なんとも気の抜けた返事を返してしまうが、それは致し方のないことだと思う。展開もそうだし、眼の前にいる人間が尽く美しいんだから。

〇〇「あの」
飛鳥「…なに」
〇〇「その、喫茶って、普通の喫茶ですか?コンカフェとかではなく?」
飛鳥「…はぁ?」

いや、まだお二人とはいえ、これだけ美形が揃っていたら、そういう可能性があるんじゃないかって。

〇〇「普通の喫茶の人にしてはお綺麗過ぎるでしょ、お二人共」

2人は揃ってキョトンして。すぐ飛鳥さんは不機嫌そうな、奈々未さんは可笑しそうな表情を浮かべる。

奈々未「だってさ笑」
飛鳥「なんか軽いんだよな言動が」
〇〇「まぁ、わたあめくらい軽い感じ目指してるので…」
奈々未「真面目な顔して言うことかな笑」

うーん、奈々未さんは結構こういうノリ受け流してくれるタイプっぽいけど、飛鳥さんはこちらの内心を伺ってくる感じだなぁ。さっきもそうだったし。

飛鳥「普通の喫茶ですー。純、喫、茶」
〇〇「あぁ、そうですか…」

飛鳥さんは立ち上がってカウンター内を移動。
僕の眼の前に立つと、手元にセットされているケトルへ水を入れて沸かし始める。

飛鳥「…珈琲、飲めんの?」
〇〇「はい、好きです」
飛鳥「…ついでに入れてあげるから、飲んだら帰りな」
〇〇「…ありがとうございます」

終始難しい、というか、不機嫌に見える飛鳥さん。けど、なんというか、いい人なんだろうな。言い方がぶっきらぼうなだけで。

奈々未「ごめんね、態度悪い子で」
〇〇「あぁ、いえ。いい人なんだなってのはわかります」
飛鳥「はぁ?」
奈々未「へぇ…」
飛鳥「意味がわからん」

2人はそれぞれまた別の表情を浮かべて僕を見る。

奈々未「名前は?」
〇〇「△△〇〇です」
奈々未「私、橋本奈々未」

橋本奈々未さんは、カウンターに立つ飛鳥さんへ視線を向ける。飛鳥さんはその視線の意味を察して、どこか気だるげに、

飛鳥「齋藤飛鳥…」

と名乗った。
ケトルから上がる湯気を見て、齋藤飛鳥さんは台下冷凍庫の引き出しを開けて銀色のパウチをいくつか取り出す。

奈々未「まともに自己紹介もしてなかったの?」
飛鳥「ウルサイなー。店前うろついてたから入れただけって言ったじゃん」

ドリッパーとサーバーを用意して、つづけてパウチを手に取る。中身は珈琲豆で、少量ずつ計量するとミルへと放り込んだ。

奈々未「もう…」

橋本さんはどうも齋藤さんのお姉さん分のようで、反抗期の妹をなだめているかのように映る。

粉になった豆をフィルターに移し、湯を注いで蒸らしが始まる。

〇〇「いい香りです」
飛鳥「でしょ?」

齋藤さんはどうも珈琲がお好きらしい。今日始めて、素直に対話が成立した気がする。わかりやすく顔に出ているわけじゃないけど、どことなくウキウキと楽しそうな雰囲気。

2つのドリッパーに交互に湯が注がれて、抽出時間が始まると、流れるジャズと、注ぐ音、珈琲の香り、齋藤さんの所作、それらにただ集中する。

マインドフルネス。
過去や未来ではなく、今この瞬間に意識を向けること。
現代人として、やはりわずかな時間があればスマホをいじったり物思いに耽ったりしがちだけど、喫茶のカウンターに座って、珈琲を入れてもらう所が見れる時はその流れを、見ることに集中する。
せっかくの体験を逃さないようにするために始めたルーティンのようなものだけど、今ではすっかり人が珈琲をいれる様を見ることが好きになった。
この人は、言動よりずっと素直に珈琲に向き合ってる人なんだなって、そうやって集中してみればわかる気がする。やっぱいい人なんじゃないかな。

飛鳥「…あんま、見ないでくれる?」
〇〇「すいません、素敵だったんでつい」
飛鳥「はいはい」

フィルターとドリッパーをシンクに入れると、齋藤さんは後ろの棚からカップとソーサーを手に取り、珈琲を注いだ。

飛鳥「おまたせ」

僕と奈々未さんの前に瀟洒なカップとソーサーが提供される。

〇〇・奈々未「いただきます」

香りが良く、味わいは酸味と甘みな感じ。
フルーティーで、華やかな珈琲。

〇〇「美味しいですね」
奈々未「うん。今までで一番好きかな」
飛鳥「よしよし」

してやったりと言った表情で、いつの間にか手にした手帳に何かを書き込む齋藤さん。

〇〇「いいお店ですね」

素直に口から出た言葉。
決して甲斐甲斐しく接客されてはいない。というか、わりと雑にあつかわれてる感じはある。
けど、なぜか嫌な感じがしない。
自然な感じが心地よい。
珈琲も旨いし、音もいいし。
丁寧できめ細やかな接客も嫌いじゃないけれど、適度な距離感に安心する。
周りに誰もいないのは寂しいけれど、あまりに近いと息苦しくなってしまう。ずっとそうだった。

飛鳥「自分がいいと思えないものを、背負っていく気はないから」

特に力が入った言葉ってわけでもなく、自然と彼女が口にした言葉になんというか、決意のような、覚悟のような、そういうものが垣間見えた気がした。

奈々未「飛鳥らしいお店になるといいね」 

優しい笑顔を浮かべて、橋本さんが呟く。
この人もきっといい人なんだろう。
そんな人達が集まるお店なら、やっぱりいいお店に違いない。


〜〜〜〜〜〜

〇〇「ご馳走様でした」

珈琲を飲み終え、僕は席を立つ。

〇〇「お代、いくらですか」

齋藤さんはプラプラと手を振る。

飛鳥「いらない。価格も決めてないブレンドだし」

それに、と付け足し。

飛鳥「お客の確認も取らずにスペシャリティコーヒーなんか勝手に出してお金取ってたら、ボッタクリだって訴えられるわ」

冷凍庫から取り出した珈琲豆の入ったパウチ。そのうちの一つをこちらに見せるように掲げる。
そこには“パナマ ゲイシャ”の文字。

〇〇「わぁ…」

そりゃあ美味しいよ。
それに、お値段するよ。
 
奈々未「ごめんね、いっつも」
飛鳥「別に。私がやりたいからやってるブレンドだし。奈々未が気にする話じゃない」

深くは分からないけれど、多分橋本さんの好みのものを出すために、齋藤さんが色々創意工夫を凝らしているんだろう。素敵な関係だと思う。

〇〇「…よし」

名残惜しいけれど、お暇しなくては。

〇〇「じゃあ、失礼します。本当にありがとうございました」

見ず知らずの通りすがりに、本当に良くしてくれて、感謝の念にたえない。
入口に向かい、途中で立ち止まる。

〇〇「あの、いつ頃オープンとかは…」
飛鳥「…まだ決めてない」
〇〇「…そうですか」
飛鳥「……」

気まずい沈黙。

〇〇「…時々、様子見に来ていいですか?」

齋藤さんは腕を組んで少し考える。

飛鳥「…いいよ、わざわざ来なくて」

まぁ、そういう返事が返ってくる予想はしてた。

齋藤さんはカウンターから出てくると、手にした名刺入れから、1枚の名刺を僕に手渡す。

飛鳥「今度の日曜、スタッフ候補の子達と、関係者呼んでレセプションの真似事するから、興味あるならその日に来な」

名刺には“喫茶チャイティーヨ”の文字と営業時間。
裏面には“店主 齋藤飛鳥”の文字。

〇〇「…いいんですか?」
飛鳥「…興味あるなら来な。無理にとは言わないけど」
〇〇「必ず来ます」

僕は名刺を大事にしまって、頭を下げる。
齋藤さんはカウンターの中に戻ると、椅子に腰掛ける。橋本さんに視線を送ると、楽しそうに笑って小さく手を振ってくれる。
僕は笑って手を振り返すと、入口のドアを開けて店を出る。新しい生活への期待感に、満ち満ちる春の日だった。


〜〜〜〜〜〜

奈々未「それで、どういう気まぐれだったの?」

奈々未が珈琲を傾けながら、そんな疑問を呈してくる。

飛鳥「…別に。なんか気に入らなかっただけ」
奈々未「…気に入らない?」

椅子の背もたれに寄りかかって、私は天井を見上げる。

飛鳥「…誰にも嫌われないようにへらへら笑って、踏み込まれすぎないように軽薄に振る舞って。そういう感じが気に入らなかっただけ」
奈々未「昔の自分見てるみたいで?」

天井から奈々未に視線を移すと、まぁそれはそれは優しい顔して笑ってる。

飛鳥「誰もそんなこと言ってないんですけど」
奈々未「そうだね」

あの子が出ていった扉を見つめて、奈々未はどこか感慨深げで。

奈々未「ほっとけなかったんだね。飛鳥は優しいから」
飛鳥「…お姉さんぶっちゃってさ」
奈々未「年長組からしたら、飛鳥はいつまでも末っ子なんだよ笑」
飛鳥「あっそ…」

昔、奈々未達と立っていた場所で、私は私の立ち位置に悩んでた。生まれ持った自分と、求められている自分。それぞれのギャップに板ばさみになりながら、模索して、迷走して、らしくないキャラクターを自分に被せたりした。

飛鳥「別にあの頃の自分が間違いだったなんて思わないけどさ。そういう時期があって、今の私があるってわかってるから。それでも、そのまま生きてくことなんて出来ないんだよ。絶対」

知らず知らず、熱くなってしまう。
ガラじゃないなって思うけど。

飛鳥「そんなニコニコしてて疲れないかって言ったらなんて返してきたと思う?」

奈々未は優しく笑ったままで。

飛鳥「もう慣れちゃいました。だってさ。ホントかわいくない」

そのくせ、帰り際に寂しそうにしたりする。
誰が見ても、誰かに傍に居て欲しい寂しがり屋だ。

一人で居たいくせに。
誰かがそこにいる事にホッとしてる。

飛鳥「ほんと、気に入らない」
奈々未「…飛鳥もお姉さんになったね」
飛鳥「…意味わかんないんだけど」
奈々未「そうだね」
飛鳥「…答えになってない」

奈々未はそれ以上何も言わず、嬉しそうに珈琲を傾ける。5つ年上の元同僚はあの頃から変わらず、お姉さん然としていて。今の私はあの頃の奈々未より歳上なのに、何だか、変わらない関係性に、悔しさと安心を感じてしまったりする。
そんな春の日。




乃木駅から徒歩6分ほど。
カウンター5席、2名がけテーブル席2つ、
4名がけテーブル席1つ。
毎週水曜定休日。

喫茶チャイティーヨ

近日オープン予定。



珈琲と貴女と。   END…。




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ライナーノーツ。

ななみは永遠に私の嫁だ。
あれから何年立ってるんでしょうね。
懐かしい。姉妹感が素敵なコンビ。

二人とも優しさや面倒見の良さがあるけど、それをあんまりありありと見せるタイプじゃなくて。
けれど、メンバーから語られるエピソードからそれが浮き彫りになる感じが2人の似通った価値観が垣間見えるようで好きです。

次のお話

前のお話

シリーズ








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