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フランス人の贅沢な節約生活


今日のおやつ

パリに行きたい。  

パリジェンヌになりたい。 
 
エッフェル塔に行きたい。 
 
ルーヴル美術館に行きたい。 

 
 
10代の頃に思い描いた夢、あこがれの街。 
 
映画や本に影響されてパリはとてもキラキラしてみえた。   


2006年 『パリ、ジュテーム』

19歳のころoneという本に出会った。 
 
真っ白なページだけで辞書みたいに分厚い 
手のひらサイズくらいの本。  
友人と一緒に購入した。
 
その本には願いは書き出す叶うと書いてある。 
いろんなお願いを書き
パリに行きたい。と書いた。 
 
その後も、わたしはパリに行きました♡  
ありがとう!!
みたいなお願い事もしたが、まだパリには行っていない。 
 
わたしの本当の願望はパリではなく、行くべき国は他にあった。  
(良かったら《3年の星占い》をご参照ください)

大人になって、パリはキラキラしているだけではなく、危険で様々な洗礼を受けることを知った。 
 
それでもパリの魅力は色褪せない。  
 


パリの小さなアパルトマン


1人暮らしが始まったころ、行ってみたい本屋ができた。 
 
それは京都にある《恵文社》 
 
ここも一般的な本屋さんとは違う、特別な感じがした。 
 
しばらくしてある人からお誘いがあり、行きたいところはないか聞かれた。  
このお誘いも不思議だなと後から思った。
 
迷わず恵文社に行きたいと伝えた。 
目的地に連れて行ってくれる人が現れたのだ。

そこで出会った本が

「フランス人の贅沢な節約生活」

 
パリに憧れており、1人暮らしを始めたばかり。 
まるで当時のわたしのために書かれたような本だった。 
 
この本のお陰で、どれだけ1人暮らしが楽しくなったか!
 
どんなときでも楽しむこと、工夫をすることの大切さ、お金がある、ないは一つの状態に過ぎなくてその人の個性や才能とは関係ないこと。 
一番大切なのはその人の中味だと
理解し、お金がないことに対して必要以上に嘆いたりすることはなくなった。 
 
本当に貯蓄をわずかにできるような生活だったけど、この頃は楽しかった。 
今よりもいつもワクワクしていたと思う。 
 


パリジェンヌとは、わたしが想像していたものと違った。   
 
パリに行かなくても、わたしはいつでもパリジェンヌになれることがわかり嬉しくなった。
 
この本の好きなところは、著者の佐藤絵子さんが何をするにも楽しむことを毎日の生活のテーマにかかげていること。 
自分の好きなものを我慢して、妥協してまでケチなことはしない。 
 
モン・ペシェ、ミニヨンという「わたしのキュートなわがまま」を大切にして、楽しくシャープにお金を使うところ。  
 
そして何回もお世話になったのが、
「お店の皆さん、これは私の所有物です。お店に預けておきますからね!」という言葉。 
 
とっても素敵な物に出会ったとき、自分には手に入りそうでないときはこの魔法の言葉を使った。そうすると本当に豊かな気分になり、むやみにいろんなものが欲しくなくなった。

パリのキッチン

今はSNSでパリや色んな国の日常がわかる。  
20年前には考えられなかったこと。
本当にありがたい。 
 
まるで自分が行ったみたいに一緒に楽しんでる。  
いつかは行ってみたいパリ。 
きっと自分に必要ならば、行く日がくる。
 
読んでくれてありがとう☆彡

⭐︎豆乳プリン⭐︎




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