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【癒しレポ】先入観に気づく~呼吸サロン5回目~

「呼吸専門サロン ぶりーずぷりーず」さん

サロンを知ったきっかけは道端の看板でした。

最初に思ったのは、「呼吸……専門……?アヤシイ……」(←失礼)

ファーストコンタクトの看板。

実際にお邪魔してみると、まったくあやしくありませんでした!笑

むしろ、客観的データと知識・技術の合わせ技で呼吸を改善してくれる、日本で唯一の呼吸専門サロンだといえます。

この記事では、呼吸専門サロンぶりーずぷりーずさんのセッションをレポしています。体の不調を治すヒントが欲しい方に届けば幸いです。 


セッション前のチェック

前回のセッションレポのまとめで、わたしはこんなことを述べました。

そろそろ安定して80点台にいたいなあと思います。
身体の動きの評価が全体的にいつも変化がないので、柔軟体操を生活に取り入れてみようかな。

ぶりーずぷりーずさんのセッションでは、毎回はじめに呼吸の状態をチェックします。
チェック項目は身体の全体的な動作と胸部と腹部を集中的にみる呼吸の動作。すべて点数化されて、前回からの変化やセッション後の改善状態をみることができます。合計点が80点を超えていればまあまあ上出来。

そして今回、セッション前のチェックで出た点数は「92」点!
あれ?80点台キープどころか、超えてる?!

高得点が出た要因は以下の3つでした。
①身体の動作が全体的によかった
②肋骨の開き、胸骨の傾きが完璧だった
③呼吸数が完璧だった

ちなみに理想の呼吸数は1分間で5回以下。何も知らないときは、こんな少ない呼吸数で大丈夫なの?! と思ったものです。

今回のわたしの結果は「4」回でした。
呼吸は回数ではなく深さが大切であり、実は少ない方がきちんと呼吸ができているということになるんだそうです。

ケア

わたしが受けているのは呼吸が浅い人向けの「睡眠の呼吸ケア」コースです。
※現在はメニューが変更されていますので、サロンのホームページを確認される場合はご注意ください。

畳の上に施術ベッドがある、落ち着く空間です。

ケアのとっかりは、お腹をほぐしてもらうところからです。
呼吸に重要なのは横隔膜。

横隔膜は本来、息を吸ったときに下がり、吐く時に上がります。しかし、猫背だったり筋肉が緊張しやすかったりする現代人は、これがうまく動いていない場合が多いそうです。

普段、無意識にしている呼吸が実は上手にできていなかった。
このことはものすごく衝撃的でした。

トレーニング

セッション開始時に下半身の筋力不足を指摘されてました。
そこで、トレーニング用のブロックを利用して、ももの内側と裏側の筋肉を意識しながら呼吸の練習をしました。

セッション中は基本的に施術ベッドに寝ています。
トレーニングでは、仰向けの状態で両足をブロックに乗せ、そのブロックを押し付けるように力を込めておきます。
そのまま、いつもの背中を意識する呼吸を繰り返したのですが……これがなかなか効く!

呼吸は肺と横隔膜だけで完結しているわけではないんですね。
体のどこかにゆがみがあれば、それを補おうとして別の箇所ががんばってしまう。
全体をみていくことで、結果的に部分的な悩みが解消されていくんだなと感じました。

施術ベッドの頭側には大きな窓。この日はずっと雨音がしていました。

セッション後のチェック

ここで、本日2回目の驚きが。
開始前の点数は「92」点。
これまで、ケアとトレーニングの後は必ず点数がアップしていたので、今回は100点近くまでいくのかな?! とわくわくしていました。

結果は、「88」点
え?
下がってる?!

原因は肋骨の開きが大きくなったこと。
たまに、このようなこともあるそうです。びっくりしました……。

また、自分ではいい感じだと思っていた前屈ですが、評価はもう一歩。
スタッフさんに聞いてみると、「曲がりすぎもよくない」のだそうです。
柔らかければ柔らかいほどいいと思っていた……!

上手な呼吸ができる体という観点からみれば、「適度な柔軟性」があるんだなと思いました。

セッション後のチェック中に「松竹梅」見つけました!

もう一つの思い込み

さらにもう一つ、自分が思い込んでいたことがありました。

呼吸の動作チェックは、胸部と腹部の動きを機械で測定し、結果がグラフで表示されます。
上手に息ができていると、胸の波とお腹の波がぴったり一致します。

わたしは、お腹の波が少し高めでした。そして、無意識に胸の波をそれに合わせて高めないといけないと思ったのですが……
グラフの波が高いのは、息が吐けておらず空気が残っているためとのこと。

空気が残っていると、その分吸う量が減ってしまいます。
なのでセッションでは毎回最初にケアとして筋肉をほぐすことと、体内の余計な空気を抜くことをしているのです。

グラフが高い方がいい、というのは完全な思い込みでした。

まとめ

わたしは社会人になってから、ほぼ毎日酸欠で頭痛がする生活を送っていました。いつしかそれが当たり前だとさえ思っていました。

しかし、深く呼吸ができるようになり、酸欠状態から解放された今、「毎日頭痛がするのは当たり前じゃない」と思います。

ぶりーずぷりーずさんのサロン入口

呼吸専門サロンぶりーずぷりーずさんにお世話になってから、確実に息がしやすくなりました。
「気がついたら変わっていた」という感じですが、毎回丁寧に体をほぐしたり、正しい呼吸を練習したりしていたからこそ、いい変化があるのだと思います。

こつこつ努力すれば変わることができるんだなあとうれしくなった回でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
【前回の体験記事はこちら】

【呼吸専門サロン ぶりーずぷりーずさんのHPはこちら】


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