週刊「我がヂレンマ」<5月13日号>

 ゴールデンウイークなんて無かったように悠久の彼方、泣き寝入りは御免の私です。文筆の実力が向上しているのか、分かりかねますが、前進するため、作り笑顔でやっていく所存。
 もうすぐ梅雨、それが過ぎれば夏、真夏と時間は過ぎる。
 つまり、ぼーっとしていたら、何も進歩せずクーラーのお世話になるのだ。気が付けば年末となり、1年など一瞬で過ぎてしまう。
 では、具体的に何をすべきか。
 それが分かれば苦労はない。
 故に、書き続けるしかない。粗製乱造を卒業したい今日このごろ。
 さて、今週のコンテンツ。
<メモについての解説と考察>
<購入した書籍、おススメの紹介>
<コラム・詐欺の電話と牛乳>
 以上です。
 前置きなんかいらねぇ。しゃらくさい。もう書くよ。

<メモについての解説と考察>

「ブルーレモン」
 検索すると、輸入卸をしている会社や、輸入食品や雑貨を販売するラポルテショップなんかの結果がでてくる。
 オシャレな響きだが、私にとっては単なる思い付きである。もし小説ならば、出来損ないの青春小説になりそうだ。いや、書けない。私は泥春しか過ごしていないのだ。どうしようもない。合掌。

「桜上水の下水道」
 東京都世田谷の地名。
 東に赤堤、南に宮坂、経堂、船橋、西に上北沢、北に杉並区下高井戸に接する。
 玉川上水の堤に桜並木があったから、という安易な理由で『桜上水』。
 の、下水道。「上水」だから「下水」と浮かんだのだ。だから何なのか。

「全恥煩悩(ぜんちぼんのう)」
 造語。すべての恥ずかしを知り、煩悩に支配された状態。ここまでくれば、むしろ、向かうところ敵なし、そして味方もなし。
 纏うものはなく、逮捕もやむなし。拘置所が第二の故郷。怪しげなNPОに搾取され、行くあてもなし。そして全恥煩悩ですらなくなり、消失点にむかってまっしぐら。人知れず土に還るのみ。

「贏ち取る(かちとる)」
『贏』は漢字検定1級。
 音読みは[エイ]。
 訓読みは[あま(る)、か(つ)、にな(う)、の(びる)、もう(ける)]。
 意味は[もうける。もうけ。利益を得る。あまる。あまり。あます。あふ  える。みちる。すぎる。ゆるむ。のびる。勝つ。まする。勝利]
 はぁ。
 難しすぎる。おそらく西村賢太氏の私小説から。読める人ほとんど存在しないでしょう。ズバリ、使わないでしょう。

「匿名・流動型犯罪グループ」
 とは、2023年7月に警察庁が「SNSを通じて募集する闇バイトなど緩やかな結びつきで離合集散を繰り返す集団」と定義した組織犯罪の類型。略称は匿流(とくりゅう、トクリュウ)。
 暴力団・準暴力団との関連も指摘される場合がある一方、従来型の反社会勢力のような統制がないため、勢いに任せて犯行に及ぶ傾向が見られる。
 2024年3月には、構成員が1万人を超え、操作が強化されている。実際の被害報告もある。
 だそうです。怖い。莫迦すぎる。向う見ずにもほどがある。

「根暗のお市」
 危ない。これはかつての映画シリーズ「めくらのお市」のモジり。50年以上前の映画である。現在では「めくら」は放送禁止用語として忌避されており、映画だとしても「めくら」は使えないだろう。
 が、「根暗のお市」は可能だ。が、モジりであることは分かるので、あまり良い印象はないだろう。
 根暗。面白そうだけど。

「男はトライよ」
 それは当然『男はつらいよ』のモジり。モジり多すぎ。親父ギャグすんぎ。なんでもトライしていく、フーテンの寅。どれだけ迷惑をかけても、顰蹙(ひんしゅく)を買ったとしても、どこ吹く風。
「男はトライよ」としか言葉を発さず、基本的に無口で、良きポイントで、
「・・・・・・男はトライよ」と独り言ちる。
 只の嫌われ、変わり者。アドレスホッパー、住所不定無職。

<購入した書籍とおススメ紹介>

「知っておきたい 精神医学の基礎知識 
 サイコロジストとメディカルスタッフのために[第2版]」←おススメ!
                上島国利・上別府圭子・平島奈津子 編

『今知りたいことが載っている。今さら聞けないこともこれで理解できる』

『客観的な数値だけでは判断できない領域をもつ精神医学。この分野でチーム医療に携わる専門職のために、現場の視点から解説した、分かりやすくコンパクトな精神医学ガイドブック。』

『第2版では、認知行動療法とチーム医療の記述を強化。』

『最新薬の情報も盛り込んだ、使えるハンドブック』
・臨床場面で役立つ情報をピックアップ
・疾患別の治療法も分かりやすく紹介
・大学や研修用のテキストにも最適
・現場で活躍中のエキスパートによる執筆

 何故、買ったのだろう。文筆をするなら、人の心を知らなくては。ということだろうか。ちなみに3,900円+税。医学書としては廉価。

「夕方のおともだち」
                              山本直樹
「この十余年に描かれた膨大な作品群から、もっとも重要な短篇を作者自らセレクト。書き下ろしの解題では、創作の背景や自身のルーツが仔細に明かされる。『明日また電話するよ』に続く自選集。」

「不安の残像――著者自身が認める、ベスト・ワークス。」

「映画化作品『ファンシー』『夕方のおともだち』収録」

「少しだけ
 泣いても 
 いいですか?」

「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上」
                         アンディ・ウィアー
                         小野田和子 訳
『あっという間に引き込まれ、鳥肌と感動が一気に押し寄せる。
 文句なしの傑作SF!
 信じてください。読めばいいだけ!』
               ――佐久間宣行(テレビプロデューサー)

『1ページ目の1行目から面白いんだけど、真ん中あたりで、
 やられた――! って。声が出るぐらい凄くて。最後の方は胸アツの展開
 になっていきますので、ぜひ読んでください』
               ――岡田斗司夫(評論家)

『アンディ・ウィアーは裏切らない。
 冒頭で目覚めた主人公は、自分は誰で、どこに、なぜいるのかわからず、 
 そこからさまざまな科学的手段やふとしたきっかけを通して状況を理解
 していく――その過程の面白さが、とくに前半の読みどころである。
 とにかく、『火星の人』の作者の新作という期待を裏切らないことは
 まちがいなく保証できる。(本書解説より)』
               ――山岸真(SF翻訳業)

「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」
                         アンディ・ウィアー
                         小野田和子 訳
『TBSラジオ アフター6ジャンクションで紹介!』

『こんな面白い小説を読んだのはいつぶりだろう。
 引き込まれ方は今まで読んだ本のなかでも冗談抜きでトップクラス!』
      ――ライムスター宇多丸(ラッパー・ラジオパーソナリティ)

『知性とユーモア、そして他者を思う気持ち。
 好きじゃん。こんなの好きじゃん。私が好きなもの全部詰まっていた!』
                 ――宇垣美里(フリーアナウンサー) 

『映画『オデッセイ』の原作者最新作。
 ライアン・ゴズリング主演、映画化進行中』

「リハビリの夜(シリーズ ケアをひらく)」
                             熊谷晋一朗
『第9回 新潮ドキュメント賞 受賞作』

『ヤバい、超面白い。
――と軽々しく言ってしまいたくなるほどに、洞察と官能とあそびと感動に満ちている。熊谷さんが記す”ほどきつつ拾い合う関係”は、今は生きている僕らに必要なものだと思う。
 医学書ということを忘れ、ぜひ軽々しく手にとってください』
                             ――星野源

序章「リハビリキャンプ」
 
第一章「脳性まひという体験」
・脳内バーチャルリアリティ
・緊張しやすい体
・折りたたみナイフ現象の快楽
・動きを取り込み、人をあやつる

第二章「トレイナーとトレイニー」
・ほどかれる体
・まなざされる体
・見捨てられる体
・心への介入が体をこわばらせる
・体への介入が暴力へと転じるとき
・女子大生トレイナーとの「ランバダ」

コラム
・脳性まひリハビリテーションの戦後史

第三章「リハビリの夜」
・夕暮れ
・歩かない子の部屋
・歩く子の部屋
・女風呂
・自慰にふける少年

第四章「耽り」
・対比に萌える
・取り込めないセックス
・規範・緊張・官能
・打たれる少女

コラム
・規律訓練とマゾヒズム

第五章「動きの誕生」
・モノと作り上げる動き
・人と作り上げる動き
・「大枠の目標設定」が重要な理由
・世界にそそぐまなざしの共有
・助け合いから暴力へ

コラム
・地面との《ほどきつつ拾い合う関係》

第六章「隙間に自由が宿る――もうひとつの発達論」
・両生類と爬虫類の中間ぐらい?
・便意という他者
・身体に救われる
・むすんでひらいてつながって
・衰えに向けて

『脳性まひ当事者にして、現役の小児科医である著者が、みずからのリハビリ体験を全身で語り尽くす驚愕の書。』

<コラム・詐欺の電話と、牛乳>

 詐欺の電話が、留守電にはいっていた。

『NTTからの重要なお知らせです。現在ご利用中の電話番号通信サービス2時間後に停止いたします。オペレーターにお繋ぎをご希望の方は1を押してください。』
 
 そんな事例が増えているらしい。
 指示通りにプッシュするとオペレーターを騙る人物に切替わるが、金銭の搾取等を目的とした特殊詐欺の可能性があり、着信しても無視すべき。

「NTTから自動音声で回線の利用停止について連絡はこない」
 
 NTTは公式サイトで、
 『当社ではお客様の契約状況に関する事項や回線の利用停止について、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは一切行っておりません。』
 と、注意喚起している。
 恐ろしい。
 完全に怪しかったので、すぐにその留守電は消去した。当然、回線の利用停止などまったくなかった。 
 有り得ない話なので、おそらく詐欺であると判断した。
 しかし、高齢者であれば引っかかってしまうかもしれない。
 私の推測だが、オペレーターがそれとなく、経済状況や生活状況を聞き出して、
『強盗のターゲットのリスト化』
 を狙っているのかも。
 高齢者は自宅にタンス預金や、貴金属を保管している可能性が高いし、独居の場合も多く、強盗のターゲットとして最適。
 縁起でもないが。
 そして、闇バイト募集でメンバー集め、「匿名・流動型犯罪グループ」を結成し、強盗を実行する。卑劣である。同じ人間とは思えない。私は今回の電話で騙されるほど、老け込んではいないが、気をつけていこう。
 
 で、タイトルの「詐欺の電話と、牛乳」の「牛乳」についてだが。
 詐欺の電話と何か、意外性のある関連性があるかといえば、全くない。ただ単に、ここ一カ月で毎日500mlの牛乳を飲んでいる、新たな習慣ができたというだけである。
 つまり、ただの思い付きの組み合わせに過ぎない。しかし書いてしまったので、牛乳について書いていこう。
 正直に言って、小さな毎日の楽しみになっている。一口に牛乳といっても、星の数ほど銘柄があるので、色々と試してみるのはそれなりに楽しい。
 昔、小学生のころ、牛乳が好きでよく飲んでいた記憶が蘇ってきた。
 私は健康を考えて低脂肪牛乳を選ぶことが多いが、やはり、濃いめの牛乳も捨てがたい。と、言っても、正直どの銘柄も大して味は変わらない。
 そう言ったら身も蓋もないが、私としては真実である。よく考えれば、同じ牛乳なのだから当たり前か。
 そしてどうしようもなく、書くことがない。
 何せ、「牛乳を毎日飲んでいる」たったそれだけのことで、書けることがあるはずがない。そこまで『マニア』でもないし、なろうとも思っていない。すぐ行き詰る。
 ただ、風呂上りに500mlを一気に飲み干すのは、美味いのと同時に、中々爽快であり、気分転換になる。
 それは確かである。
 お気づきだろうが、話題「牛乳」について乗り気ではない。この一年で培ってきた、文筆的腕力で書き進めただけである。
 そもそも、「詐欺の電話と――」とまったく関連性がないので、巧く総括してグッドなフィーリングで締めることができない。
 と、思ったところで、
 この記事は5000字を超えました。
 もう書けないので、新しい記事を立ててくださいです。。。
 
               
 
 
 
 

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