仕事が終わり、今夜の酒のアテを買い求め帰宅。家の掃除、四カ月に一度のレザージャケットのオイル入れ。 ゲーム、読書、シャワーときて、今、だ。 風呂を焚いている。 早く酒を呑みたい。 とっとと、noteを終わらせて土曜日の夜にダイブしたい。ここ最近で最もモチベーションが低い。心境。義務感でタイピングする、心境。 空腹であることが、この苛々と焦りを生んでいる。余計なものばかり生んでいる。悪感情がどうしようもなく、纏わりつく。こうなれば地獄であり、その上誰も助けてくれない
舞台は21世紀末の未来で、意外に、人間と区別がつかないアンドロイドは違法な未来。 ヒロインは、放っておいたら、殺すか、死ぬかしてしまいそうな不安定で安定している少女。商社で働くエリートの父親と、弁護士をしている母親のパワーカップル家庭で、大事に、というか過保護に、一方で仕事が忙しく家で一人でいることが多い。ひたすら勉強と、思索に耽っている。 主人公は彼女に恋をする少年。 少年は日の差さない、昼間でも薄暗い部屋で、居住者全員が得体の知れない、廊下ですれ違っただけで突然怒
鈴木は見ず知らずのおっさんに咬まれて、昇天したものの、運が良いのか悪いのか正気は保たれた。 せっかくの休み、それはスーパーマーケットでの突然のことだった。 会計を済まそうとレジに並んだところで、目の前のおっさんが突然、震えだし、振り返ると犬の糞を踏んだサンダルの裏みたいな顔をしていた。 首筋の疼痛と、血が流れる感触を振り切るように店をでると、目の焦点があっていない人々がふらふら。逃げ惑う人が四方八方であたふた。 スーツ姿の女は鈴木を見ると、顔を歪めて叫んだ。 「助け
時計を見ると、夜9時11分。 駅前のロータリーには、バスとタクシー、帰りを急ぐ人が行きかう。 背広を着た青年は何か、低い轟音を感じとった。空を見上げると、雲一つなく輪郭がくっきりとした満月が光り輝いていた。手には、夕食の牛丼がはいったビニール袋があった。 バスに並ぼうと歩きだすと、また低い轟音が、今度は少し強く鳴り響く。青年は気にせず時刻表を確認していると、周辺の人々が空に向かってスマホを向けたり、見上げたまま硬直している。 青年は家で待つ彼女に電話をかける。 「
夏草が生い茂るままに立ち枯れるほどの、激しい日光が降り注いでいた。森の木々の瑞々しい緑の葉に、陽光が反射している。 青々とした田園、黄金の稲穂が風になびき、その中でロボットが農作業をしていた。窒素を中心に、リン酸、カリをバランス良く含んだ穂肥を、畦から散布している。 丸みを帯びた人型のロボットは、全身が淡いブルーで、淡々と作業をつづけて、時々、管理用のドローンと通信していた。 その様子を、青年が実家の縁側で、麦茶を口にしながら見ていた。 家は、しんと静まりかえってい
ゴールデンウイークなんて無かったように悠久の彼方、泣き寝入りは御免の私です。文筆の実力が向上しているのか、分かりかねますが、前進するため、作り笑顔でやっていく所存。 もうすぐ梅雨、それが過ぎれば夏、真夏と時間は過ぎる。 つまり、ぼーっとしていたら、何も進歩せずクーラーのお世話になるのだ。気が付けば年末となり、1年など一瞬で過ぎてしまう。 では、具体的に何をすべきか。 それが分かれば苦労はない。 故に、書き続けるしかない。粗製乱造を卒業したい今日このごろ。 さて、
今日を端的に「省略して」書く。 「新宿へ映画鑑賞に行ったことを、普通に書くことに飽きた」 趣向を変えることにした。 早めの起床。作業着で草枝刈り。トイレ掃除、部屋掃除。 映画の上映時間が早いので、急いで洗髪、着替えて出発。 バス。総武線。新宿駅、到着。 新宿バルト9でチケット発券。昼食は記憶に無いぶりに、 すき家『ヤンニョムチーズ牛丼』と生卵とみそ汁セット。 味は想定の範囲内。 パンフレット、ペプシゼロLサイズ購入。 11時の上映まであと30分。トイレ
2024年の母の日は5月12日(日)。毎年、母の日は5月の第2日曜日で、ゴールデンウイークが明けてすぐの5月の初旬~中旬頃。 母の日は、毎年5月第2日曜日という事は決まってますが、日付や曜日が変わる為、「母の日っていつだっけ?」となる。 それを避けるため、カレンダーにあらかじめマークしておく私。 日本において、大日本連合婦人会が1931年(昭和6年)に結成された。その際、同組織は皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)を「母の日」としたが、普及しなかった。
現在、 『定本 レッド 1969-1972』を読んでいる。 第1巻の内容は、安田講堂事件後から「赤色軍」(実在の組織名は「共産主義者同盟赤軍派」)と「革命者連盟」(同「京浜安保共闘革命左派」)の2つの組織が合流して「連合赤軍」が結成されたものの、警察から追われる様にして活動拠点そ都市部から地方(山岳地帯)に移していく過程が描かれており、最初の「処刑」(所謂「印旛沼事件」脱走した女性活動家を誘い出し絞殺)が行われたところで終わっています。 その後、山岳ベースにおいて、革命
鈴木が、地獄に堕ちました。 作者の想像力の限界から、その縁から落下してしまったのだ。そうなると、彼にとって辛い時間がやってくる。 来週までそこで過ごさなくてはならず、細い一本の糸にすがりつき地上に戻る。しかし、今は地獄だ。致し方ない。 地獄はほとんど真っ暗闇で、半径二メートル程度しか見えず、いつ転倒してもおかしくないほど、地面はごつごつとしている。鬱々としている。 主人公である鈴木の活躍の場を用意できず、暗澹とした作者の怨念と慚愧に堪えぬ雰囲気が、不快な湿度をもって
旅人は、炉端で焼ける串刺しの肉のにおいと、炎のオレンジ色に見入っていた。ここ数日碌に食事をとっておらず、唾を呑んだ。 「たくさんありますから、落ち着いてください、旅の方」 農家の男は柔和な表情で、焼きあがった肉串を旅人に渡す。旅人は受け取ると、口いっぱいに頬張る。 臭みはなく、適度に脂があり、甘く、美味かった。 「もう、一本どうぞ」旅人は笑顔で口にして、さらに振る舞ってもらった酒を呑んで、顔は紅潮して綻んだ。 アルコールが回り、よろりと立ち上がると、農家の男は口角をあ
木こりの男は、先代である老齢の親父を仕事にいかせて今日も、ぐうたらのんべんだらりと、自室に籠っていた。ネットもテレビもないファンタジー世界だというのに、ただ寝ていた。 太々しい、三段腹をぼりぼり掻いて、怠惰を体現し、ひたすら天井の木目を観察していた。変わり映えしない木目を、狂いを帯びた眼で。 そろそろ腹の虫が泣き出し、それに応じ、父親の干し肉を鍋につっこみ汲んであった水を流しいれて火をおこしたところで、老齢の親父が帰ってきた。当然、自身の干し肉を勝手に使用されている事実
ゴールデンウイークも最終日。 せっかくの休みなので、早めに書き出した今週号。それなりに時間を要するので、やってしまえ。ということです。 昨日、5カ月ぶりの古着屋でした。 それでも全然平気。去年のようにほぼ毎月、セカンドストリートなどでディグって(掘り出し物探し)いたのが嘘のようです。今ある服たちは、6年かけて、買っては売り、場合によっては捨て、勝ち残ってきた選りすぐりです(処分する服はあるかも)。 なので、あえて無理してワードローブを増加させる必要がない。 故に、
財布に4万円追加して総武線に乗って秋葉原駅へ。日比谷線に乗り換え、中目黒に一直線。 外国人観光客、ピンク髪タトゥー最高にクールなお姉さん、ボディガードに丁度良さそうな黒人のお兄さん。ほんでまとりあえず、中目黒。 小便大便済ませて、古着屋シミ―へ。軽妙にトーク、最早知り合い、予算は4万円。あーれでも、こーれでもない。 よしこれだ。 アメリカ軍のパンツ(多分80sのベイカー?)、 『GORILLAZ』のTシャツ、 『ST JHON'S BAY』のデニムシャツ、 『QUA
「ご自由にお書きください」 と、言われましても。 ま、土曜日なんで酒盛りな訳ですが、そんなことを書いてみたところで何が面白いのか。一応、アテの内容について紹介してみると、宮崎地鶏の炭焼き、目玉焼き十個分です。 なーんも面白くない。 そんなことは書きたくない。 どうしようもなく、頭すっからかんだからこそ、あてどなく書いている始末。その顛末。糞な週末、気分は終末。なんともおそ松。 「止めてぇ、もう、酒のみてぇ」 まごうこと無き本音。空腹であるし。突き上げる怠惰。上半身
3週間に一度、振り返ることで、今後の糧にするための企画でございます。しかし、効果のほどは一切感じられず、やっている意味を見失いがちな昨今です。最早、惰性でつづけているわけですが、3週間に一度であるからこそ、本気になって改善しようという「気」が起きないのですよ。 つまり由々しき事態でないことが、怠惰を生んでいる原因でしょう。 それが分かったところで、屹度、何も変わらないでしょう。 「意地でも変えねぇ! 梃子でも動かぬ! 引かぬ! 媚びぬ!」 勢いだけは一人前です。 ち