はんぺんだんぺん

 新しいことは、楽しい事でも望んだことでもそれなりに疲れるもんである。他者の評価なんてどうでもいいのだが、どう思う?と聞いてみたくなるのが人間というものだ。

 主治医が適当な所で代わっていて良かったかもしれない。今ふと思った。私は以前の主治医が一番うつの悪い時を診てもらったので信頼していた。正確に言うと、職場の人間と医者が面接した際の対応がとっても良かった。私の前でうんうんと話を聞いてくれるだけじゃなくて(それはまともならどの医者でもやってくれると思う)、外との対応でも私のことを考えてやってくれるんだと思って感動したのだ。それがテンプレ通りなのか、その先生が気の利く人だったのかはわからない。けれど私はそれでとても助かった。だからこそ、適当な所で主治医が代わっていて良かったかもと思う。私は感情の起伏が激しいので、陽性転移して主治医にベッタリになった可能性がある。主治医を信頼するのはいいが、極度の依存は人間の精神を駄目にする。私は物事にのめり込むと重い。なので、適当な所で主治医が代わったのは良かったのかもと思った。その時は少ししょんぼりしたり、新しい先生に不安になったりしたが、回数を重ねれば慣れてきた。私が過剰に依存し過ぎない内に次に繋いでもらってよかったのかも知れないと思った。

 

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