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【星街すいせい】ビビデバダンス“大変身”選手権

小野「VTuber・星街すいせいさんの『ビビデバ』がマジで大変なことになっているぞ」

芋子「YouTubeの視聴回数が3,100万再生を超えましたね。公式MVの3,000万超えは『Stellar Stellar』以来の快挙です。何なら超えるかもしれない勢いですね」

小野「人気の理由はやはり“ビビデバダンス”だろう。『ビビデバビデブーワ』というキャッチーなフレーズや、“チャールストン”と呼ばれる独特な足の動きが真似したくなる魅力を持っていると思うんだ」

@kanzakianna36

すいちゃんコスさせていただきました☄️☄️ #ビビデバ 星街すいせいコスプレ(@星街すいせい(本物) 様) #ホロライブ #hololive #踊ってみた #神綺杏菜

♬ ビビデバ - Hoshimachi Suisei

芋子「歌もダンスも話題ですし、この勢いなら今年の紅白出場もあり得るかもしれませんね。だとすればVTuberとしては初ですかね」

小野「というわけで今回は『ビビデバダンス“大変身”選手権』を開催しよう。ただ踊るだけでなく、ラスサビでシンデレラの如く“大変身”した人の動画を観ていこうじゃないか」

芋子「“大変身”はラスサビの歌詞から来ており、そのタイミングで衣装をチェンジしています」

(間奏)

おしゃまな馬車 飛び乗ってDRIVIN'
あたしは大変身メイクアップ! 【※このタイミングで衣装チェンジ】
我儘のまにまに きらめきに注意

ラスサビの歌詞より



1.まなこ

小野「一人目はまなこさん。2分07秒に大変身している」

芋子「地味目な黒のスカートから一転、水色のドレスに衣装チェンジ。まさにシンデレラのようですね」

2.ぼたん

小野「二人目はぼたんさん。2分12秒に大変身」

芋子「こちらは“可愛い”から“格好良い”に変身する逆パターンですね。背景まで変える工夫をしています」

3.仮面ライアー217

小野「3人目は仮面ライアー217さん。2分08秒に大変身」

芋子「“可愛い”から“カジュアルチック”への変身は本家MVをリスペクトしていますね。本家もラスサビはカジュアルなストリート系の服で踊っています」

4.かなやん

小野「4人目はかなやんさん。2分07秒で大変身」

芋子「これは完璧じゃないですか! Beforeがちゃんと屋敷の掃除をさせられるシンデレラ感を出せていますし、Afterもドレスのみならずティアラまで着けて、おしゃれになって舞踏会で踊るシンデレラそのものですよ! 背景もそれっぽいし、黒服のバックダンサーとの対比にもなっていますし、これが優勝で良いじゃないですか!」

小野「そうだね。優勝はかなやんさんで」

芋子「あれ? 普通に終わっちゃった……」

5.【おまけ】『耳をすませば』実写版感想

小野「さあ、ここまでお読みいただいた皆様、ここからが本編です」

芋子「何せこのnoteは『耳をすませば』がジブリ最高傑作だと豪語していたわけですから、その実写版が『金曜ロードショー』で放送された今、触れないわけにはいきませんよね」

小野「ここだけの話ね。実写版も皆が言うほど悪くは無かったんじゃないの?」

芋子「そう来ましたか。ジブリ版が好きな人ほど実写版に否定的な風潮がありますけど、小野先輩は逆の意見ですね」

小野「うん。そういう空気だから言いづらくて、こうやって他の記事のおまけとしてこっそり言わせてもらったというわけだ」

芋子「ジブリ版との最大の違いとして以下の3点が挙げられます」

(1)『カントリー・ロード』ではなく『翼をください』
(2)聖司はヴァイオリン職人ではなくチェロ奏者を目指す
(3)10年後のオリジナルストーリー。その随所に中学時代の回想を挟む構成

小野「まず(1)が否定意見の大半で、『カントリー・ロードじゃ無い時点でもう駄目』とまで言う人も多いけど、俺は単に権利問題をクリアできなかっただけだと思うけどね」

芋子「それなんですけど、あえてオリジナリティを出したかった説のほうが正しいみたいです」

原作は画家設定なので音楽は関係なく、アニメでは「カントリー・ロード」が使われています。自分たちも作品に合う曲を見つけたい。カーペンターズなどいろんな案が出たのですが、普通の中学生が「一緒に歌おう」というときに洋楽ではハードルが高すぎる。みんなが特別なことをしなくても触れたことがある、合唱コンクールで歌うような曲がいいのではないかとなりました。

「翼をください」は歌詞とストーリーの親和性で選びました。

映画『耳をすませば』西麻美プロデューサーインタビュー/雫と聖司が選択した先にある未来』より引用

小野「そりゃ表向きなら何だって言えるだろ。単純にジブリの許可が下りなかった可能性だってある。でもそんなことはどうでも良くて、結果的に『翼をください』は『カントリー・ロード』が使えない条件の下では最善の選曲だったと思うよ」

芋子「確かに、終盤の大人の聖司と雫に中学時代の聖司と雫が重なり、4人で『翼をください』を演奏・歌唱するシーンは凄く良かったです。ジブリ版の『カントリー・ロード』セッションに肉薄していたと思います」

小野「音楽面ではジブリ版との違いがあったけど、美術面はマジで褒めるところしか無い。地球屋なんてジブリ版のクオリティーをまんま再現してくれたと思うよ」

芋子「そうですね。雫が地球屋に迷い込むシーンは完璧でした。ファンタジーな世界観を実写で表現できたのは凄いです」

小野「あとは(3)ね。正直に言うと、10年後の話はリアルすぎて観るのが辛かったよ。特に雫が出版社で上司にパワハラレベルで怒られているのを見ると。俺かよって」

芋子「それよりも恋敵のサラですよ! 雫は有休まで取ってイタリアの聖司に会いに行ったのに、サラが乱入して『私も聖司を好き』と宣戦布告するシーンのほうが見ていられませんでした」

小野「そこも含めて、現実なんてこんなもん程度の感想だったけどね。ジブリ版のような甘酸っぱい青春って中学だからこそ成立していたのであって、10年後の大人の世界を描くならそりゃギスギスもあるでしょ」

芋子「まあ、途中の展開に多少の違和感はありましたけど、まとめ方は綺麗だったと思います。終わり良ければ総て良しとまでは言いませんが、あの結末だけでも見て良かったと思いましたからね」

小野「次は『風立ちぬ』の実写化をオナシャス」

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