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【読書のすすめ】死神の精度/伊坂幸太郎

ウバと言います。
初めての人もそうでもない人も、よろしくお願いします。

普段は、自分の趣味を他人に勧めるなんて事はしません。ですが、読書くらいは勧めてもいいのではないかと思い書いてる次第です。
読書を勧めると、大抵はそんな時間はないと言われます。ですが、ほんのスキマ時間から始めてみてはどうでしょうか?人生を豊かにします。多分。

今回紹介する本は、伊坂幸太郎さん作「死神の精度」です。前回も伊坂幸太郎さんの小説をおススメしたのですが、この方の作品は本当に面白いのでおススメです。

この本はどんな本かと言いますと”死神が主人公の作品”です。それだけです。
これだけ聞いて楽しそうってなる人はそこまで居ないでしょう。ですが読んだら、最高っ!ってなる自信があります。

簡単に、本当にかんたんにあらすじを書きますと、今作の主人公は死神。対象となる人間について調査し、7日間の間に死ぬか生きるかの選択をする話です。「可」つまりは死ぬと確定すると8日目にその人間は死にます。「見送り」つまりは死なないと確定すると、その人間は死にません。滅多な事では「見送り」が選択されることはありませんが。

本当に単純なはなしです。本当にそれだけです。で、それが面白い。人間の死を扱った物語ではあるのですが、読み終わった後に変な心地よさみたいなのが残る作品です。

この作品は短編集になっているのもおススメの理由です。一話目を読んで楽しくないなら辞めればいいからです。無駄を最小限に抑えれます。まぁ、そうならないとは思いますが。最後まで読んでしまうと思いますので。

伊坂幸太郎さんの作品の魅力の一つに、他の作品から登場人物が出張して来る事があります。A作に出た人がB作で少し出て来たり。
ですから、たまに読む順番が大事だと言ってくる人がいます。これを読んでからコレを読まないと駄目だっ!みたいな。まぁ、確かに知っていた方が楽しめるのは間違いないでしょう。ですが、物語の本筋には影響ないですし、その後に他の物語を読んでから「あぁこの人知ってる」でもいいと思います。それも伊坂幸太郎さんの作品の楽しみ方の一つだと思っています。
個人の意見ですが。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
これからも、少しずつ好きな本を紹介していけたらと思います。
もちろん、拙い文章で。

それでは、佐世保の隅っこからウバでした。


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