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食と健康

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ビタミンB6とビタミンB12と葉酸の血液合成とホモシステインの関係性

ビタミンB6とビタミンB12と葉酸の血液合成とホモシステインの関係性

こんにちは、ちょらです。

今回はビタミンB群であるビタミンB6、B12、葉酸(B9)の関係性についてお話しします。

これらのビタミンは血液の合成などに欠かせず、似たような働きをしますが、それぞれ役割があるので、どれか一つだけ摂取していれば良いと言う訳ではありません。

性質は似ていますが、それぞれ重要な役割を担っているのでバランスの良い摂取をこころがけましょう。

ビタミンB6、B12、葉酸の

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ナイアシン不足はセロトニン不足

ナイアシン不足はセロトニン不足

こんにちは、ちょらです。

セロトニンは幸福ホルモンとして有名で、日光を浴びることで合成が促されることも知られています。

セロトニンが不足するとうつ病になったり、睡眠ホルモンであるメラトニンが作られなかったりします。

セロトニンは人体にとって必要なホルモンですが、ビタミンB群であるナイアシンが不足するとセロトニンも不足してしまいます。

これはどちらもトリプトファンという必須アミノ酸から作られ

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ほうれん草か小松菜か

ほうれん草か小松菜か

こんにちは、ちょらです。

僕は週に4回は小松菜を晩御飯のメニューとして扱っているのですが、中にはほうれん草をよく食べる人も多いかと思います。

小松菜とほうれん草は見た目的にも栄養的にも似ている野菜なので
、どちらを食べれば良いか気になって調べてみました。

今回は栄養面からどちらを食べれば良いかをポイントを踏まえて紹介していきます。

ほうれん草と小松菜の栄養成分の違い

だいぶ細かいところま

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【簡易的】アブラの種類まとめ

【簡易的】アブラの種類まとめ

こんにちは、ちょらです。

アブラって種類とか括り分けとかが多すぎて良く分かりませんよね。
そこで簡易的にまとめてみました。

飽和脂肪酸動物の脂に多く含まれています。常温で固まっていて、酸化しにくいです。
ラード、バター、パーム油、ヤシ油など。

不飽和脂肪酸植物の油に多く含まれています。常温では液体で、酸化しやすいです。
一価不飽和脂肪酸(モノ不飽和脂肪酸)、多価不飽和脂肪酸(ポリ不飽和脂肪酸

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ブドウ糖果糖液糖と果糖ブドウ糖液糖の違い

ブドウ糖果糖液糖と果糖ブドウ糖液糖の違い

こんにちは、ちょらです。

最近まで「果糖ブドウ糖液糖」と「ブドウ糖果糖液糖」は同じものだと思っていました。笑

でも僕と同じ人はいると思うので、恥ずかしい目に遭う前に正しい知識を簡単にご紹介します。

ですがその前に知っておいてほしい知識が2つあります。
それは、「糖類の中での甘味の順番」と「果糖の身体への悪影響」です。

糖類の甘さの強いものはどれか?糖質の種類は、
単糖類のブドウ糖(グルコー

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抗ストレスビタミンのパントテン酸

抗ストレスビタミンのパントテン酸

こんにちは、ちょらです。

ストレスは私たちの健康や寿命におおきな影響を与えます。
ストレスに対抗する方法はいくつかありますが、抗ストレスビタミンとして有名なパントテン酸を紹介していきます。

パントテン酸の効果パントテン酸はビタミンB群の一種で、エネルギー代謝、抗ストレスホルモンの生成、免疫抗体の生成、神経伝達物質の生成、コラーゲンの生成、善玉コレステロールの合成促進など多くの働きがあります。

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肌や髪のトラブルに効くビオチン!若々しさを維持する話題のビタミンの効果とは

肌や髪のトラブルに効くビオチン!若々しさを維持する話題のビタミンの効果とは

こんにちは、ちょらです。

昨今、卵に含まれるビオチンが肌や髪をキレイに保つと、若い女性の間で話題になっています。

ビオチンはニキビやアトピー性皮膚炎にも効くとされており、美肌効果が期待できます。

今回はそんなビオチンの効果をまとめていきます。

ビオチンの効果エネルギー合成をし、疲労を軽減させる

人の体は主にブドウ糖をエネルギーとしていますが、体内のブドウ糖が少なくなると、アミノ酸や乳酸か

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ビタミンCは美肌を保ち、老化を予防する

ビタミンCは美肌を保ち、老化を予防する

こんにちは、ちょらです。

ビタミンCは美肌に効果的で、老化を遅らせるため、若々しさを維持してくれます。
ただ紫外線などで発生する活性酸素を除去するためにも必要ですから、日光にあたる時間が長いとそれだけビタミンCを消費してしまいます。

そのため女性に限らず、男性でも積極的に摂取すべき大切なビタミンの一つです。

ビタミンCの効果ビタミンCというと「コラーゲン」というイメージがありますが、これはビ

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糖質を分解するビタミン取っていますか?

糖質を分解するビタミン取っていますか?

日本人の主食である米は糖質からできていることは多くの人が知っていますよね。
他にも糖質はパンやラーメンなど多くの人の好物であり毎日摂取する人が多いかと思いますが、糖質を代謝してくれるビタミンを意識して一緒に取っている人はあまりいないでしょう。

知っての通り糖質は摂りすぎると脂肪の原因になります。
そのため糖質を代謝してくれるビタミンを一緒に摂取しないと肥満につながります。

糖質代謝を促すビタミ

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完全栄養食である卵!健康効果ぜんぶまとめてみた

完全栄養食である卵!健康効果ぜんぶまとめてみた

こんにちは。ちょらです。

卵はタンパク質が豊富であったり、アミノ酸スコアが100点であることは有名ですが、他にもさまざまな健康効果がありますので、今回はまとめてみました。
※専門的とこまでは掘り下げていません

体内で合成できないアミノ酸がバランスよく含まれている体内で合成することのできないアミノ酸を必須アミノ酸と言いますが、これらは食事から摂取しなければいけません。
必須アミノ酸は全部で9種類

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がんや糖尿病に!スルフォラファンの効果まとめ

がんや糖尿病に!スルフォラファンの効果まとめ

昨今ブロッコリーに多く含まれるスルフォラファンが大きな注目を集めています。

スルフォラファンはブロッコリーの他に芽キャベツ、カリフラワー、ケールなどのアブラナ科の野菜に多く含まれます。
なかでもブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに多く含まれています。

スルフォラファンは強い抗酸化作用があり、抗酸化物質であるグルタチオンを活性化させたり、抗酸化酵素や解毒酵素など100種類以上の酵素の

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死亡減少や脂肪減少に!コーヒーの効果やデメリットまとめ

死亡減少や脂肪減少に!コーヒーの効果やデメリットまとめ

こんにちは。ちょらです。

近年コーヒーの健康効果に注目が集まっています。
コーヒーというとカフェインが有名で

眠れなくなる

利尿作用でトイレが近くなる

歯が黄ばむ

などのデメリットが浮かぶ人が多いかと思いますが、実はそのデメリットを打ち消す以上の健康効果があります。

死亡リスクの減少や糖尿病予防など病気に関わることから、脂肪燃焼効果など普段の生活にも嬉しい効果が満載です。

そのため、

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肝機能を改善させる方法まとめ

肝機能を改善させる方法まとめ

こんにちは。ちょらです。

40代を過ぎると肝臓の数値が気になる人も多いかと思います。
GOP(AST)やGPT(ALT)、γ-GTPが肝臓の状態を知るための項目です。
これらの数値が高いと肝臓に障害がある事が多いため、生活習慣などの対策が必要です。

ここでは肝臓の機能を改善して、健康な肝臓にするための方法をまとめていきます。

肝臓は心臓と同じくらい大切な臓器の一つ
肝臓は人体の臓器の中で心臓

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食物繊維の凄さを再認識した日

食物繊維の凄さを再認識した日

こんにちは、ちょらです。

私たちの健康にとって食物繊維が大事だと知らない人はいないくらい当たり前の事実になりました。

多少健康に興味がある人は食物繊維には水溶性と不溶性がありバランスよく摂ることが大切なんだよと知識がある人もいるでしょう。

自分も普段から意識して野菜だの海藻だのを食べていますが、ふと「食物繊維の健康効果やそのメカニズムってなんだろ?」と思い調べてみました。

糖質の吸収や便秘

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