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[ あらすじ ] 漂着ちゃん 第1話 リュックサックにロープだけ入れて山を目指した。日に数人…
自作の短編小説を集めてみました。 「自選短編集」というタイトルにしましたが、投稿した作…
「ところでエヴァさん。所長の動きはとりあえず止められました。この先だれが指導者になるか、…
4 ◇入浴◇ 一緒に湯船に入った。 意外なことに、浴槽は一般家庭のものと…
3 ◇ご対面~キス◇ 性風俗店はもちろんのこと、ラブホテルなども含めた所謂…
2 「ハァ~っ!? お前、まだ経験なかったのかよ?」 三日前のことだ。 こ…
1 カーテンの向こうで、女が迎えてくれた。 女が纏うのはシルク製のパールピンクのキャミソールドレス一枚。うっすらと透けた生地の向こうには艶かしい女体の曲線。目のやり場に困った。 生まれてこの方母親以外の女の裸を見たことのない笠原修平は興奮のあまり呼吸することすら忘れてしまいそうになった。 「イチカです。よろしくお願いします」 女はそう言った。 プロフィール上では20歳と修平と同い年。童顔で瞳が大きく、どこかあどけなさを残す顔つきからは20歳どころか10
「エヴァさんは『いちばん最初に来ただけ』とおっしゃいますが、その事実こそがこの町の指導者…
「エヴァさん、これはいったい?」 唐突な出来事に私は戸惑った。 「前からチャンスをうか…
所長と出会う日になった。私は何度も1人でシュミレーションを重ねた。所長というAIを止める…
何が正しいのかは分からない。起こってしまったことは元には戻せない。 そもそもこのよう…
父親である所長との面接から1ヶ月が過ぎた。その間に何度もナオミと語り合ったが、とくに結…
「エヴァ、今日はよく来てくれたね。あいつには、私が父親であることを話した。今頃あいつはナ…
高校を卒業して、ある地方の大学に進学した。第一志望の大学ではなかったから、自己肯定感なんてもてなかった。 それでも、サークルに入って友人が増えてきて、この大学でも良かったのかな、と5月半ばの頃には思えるようになった。 講義が終わって、なんとなく体を動かしてみたくなってテニスコートに行くと朋子さんがいた。 「あ、智宏くんだ。ちょっと軽く運動したいなって思ったんだけど誰もいなくて。よかったら私とラリーしてくれないかな?」 僕のことに気があるのかな?今まで名前で呼ばれ