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看護師からカフェ開業①

2018.09.13
看護師からカフェ店主に転職。
カフェ巡りが趣味で、色々なカフェに訪れては胸が高鳴り、疲れやストレスが消えていく。
いつか自分でやってみたいと漠然と考えていた。
38歳でタイミングが来た。
本当にその時は来るものだ。

2018.02看護師を辞職。

店舗付き住宅を賃貸していたので、場所はある。
そこからコーヒー豆を卸してくれる方を探し、aalto coffeeの庄野雄治さんの存在を知る。
コーヒー豆のお願いと、ハンドドリップを教えてもらえないかと連絡をした。
徳島に来られるなら、との返信に一瞬の迷いなく行きます!と飛んで行った。

脱サラしてコーヒーロースターとして経験を積み、執筆活動もされている。
初めて会う庄野さん。
膨大なコーヒーの知識と経験を纏っているため、口数は少ないが雄弁な佇まいの方だった。

計量し、お湯を注ぎ、味を確認する一連の手順を数えきれない程繰り返して来たであろう方がこう言った。

笑顔で淹れたらそれで良い。

小難しい顔して淹れても美味しくない。
にこにこ楽しく淹れたら、それがあなたのコーヒー。うちの店はこんなコーヒー出してます、で良いのだよ。

全国のカフェで扱われているアアルトさんのコーヒー豆。
最大限焙煎しても1人で可能な上限があり、私が契約してから程なく新規受付が終了した。

庄野さんは2004年にロースターになった当時から値上げをしていない。
販売価格が200gで千円を切っている。
削れるところを何とか工夫し価格は据え置き。
この価格でこれ程香りが高く美味しいコーヒーは無いと思う。

個人でも自家焙煎が流行っているが、私はする気が起きない。
どう考えても庄野さん以上の豆を焙煎出来ない。

貴重なコーヒー豆を扱わせていただき、ご縁にただひたすらに感謝。



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